現代の闇金の実態

地獄への入口

初めましての方は初めまして。何度目かの方はお久しぶりです。

本文に入る前に、前書きにお付き合いくださいませ。

お金が無いからと言って、闇金に手を出すのは本当にやめてください。まあ、私と違いこんなことするようなバカは居ないと思いますけど笑

​──​──​──​──​──​──​──​──​──​──​──

　――闇金。

　一昔前は街中にチラシが貼ってあったり、雑居ビルの中に事務所があり、対面で直接誓約書などを書いてお金を借りたようですが、（この辺りは実際に見た訳じゃないので間違ってたらすみません）最近の闇金は違います。

　私が経験したのは、X（旧Twitter）でした。

　当時の私（18）は、パチンコに狂い始め人生転落し始めた頃でして本当にお金が無く生活もままならない程に困窮していました。

　まあ、自業自得ですけど笑

　友達にお金を借してくれなんて言える訳もなく、家族にはパチンコに狂ってる俺に貸してくれる人はもちろん居ませんでした。

　そこで私は、X（旧Twitter）にてこう検索しました。

【個人間融資】

と。

　検索した先には、色々な闇金業者のポストが大量に流れてきました。以下に１部抜粋して大まかな内容を載せます。

・金融ブラックでも大丈夫！

・18歳以上~OK

・最短５分で10万円まで即振り込みます！

・会社に在籍確認の電話なし！

とまあ、だいたいこんな感じだったと思います。

ここまで検索しただけならまだ引き返せます。絶対に連絡しないでください。

　私は、連絡してしまいました。DMにて連絡をしたところ、LINEのアカウントが送られてきて追加して欲しいとの事。私は直ぐに追加をして、LINEに行きました。

　すると向こうは闇金とは思えないほど優しい感じでメッセージを送ってきて、そこには借り入れ希望額、電話番号、会社の電話番号、家族全員の電話番号、家族の会社の電話番号と書かれていました。

　私は、10万円を希望して、他以下に書かれていることを分かる限りで答えてしまいました。ここからが地獄への始まりです。

　送ったあと、少し電話で話したいとのことで電話がかかってきました。

　電話に出た人も、メッセージ通り優しそうな好青年って感じでした。

​──​──​──​──​──​──​──​──​──​──​──

本当は1話で終わらせようと思いましたが、長くなってしまいそうなので、分けたいと思います。

仕事の合間を縫って書いていくので、暫くお待ちください。