人生を捨て去られた先の義務

ある日、超常的な力に覚醒してしまった少女と、突如として現れる怪獣の戦いを描いた現代ファンタジー作品です。

奥手で自己を優先しがちな少女は、急に覚醒した力を振るうことに忌避感を覚えます。

しかし、少女の感情なんてまるで気にせず現れる怪獣は、彼女や仲間たちの力がないと多くの人間を虐殺していきます。

今はまだ、仲間たちの力だけで何とかなっている。けれどもいつかは限界が来るかもしれないと、日に日に少女は圧力を加えられていきます。

そして怪獣退治の日々は、日常を捨て去る日々でもある。

夢からかけ離れていく現実を前にして、少女はどんな選択をするのか。

ぜひ読んでみてください。