概要
序章・辺境伯家の追放事情/投稿中
私達は星を見た。輝き流れる星を見た。
もたらされたのは最初の奇跡。全てを繋ぐ新たな法則。
今は古き原初の記憶、人も神も知らぬ始まりの記憶。
けれども決して忘れてはならない。やがて訣別の日が訪れる。
その時のために、私はこれを此処に記そう。
〜北方神話序説・エイダの詩より引用〜
―――――――――
リオ王国最北に位置するグラヴアクト辺境伯領。その領都ルステニアの地下には広がるシュドラ迷宮は、別名深き霊廟とも呼ばれる王国屈指の巨大な地下迷宮だ。
そんな迷宮を王国に併合される以前より長らく管理してきたのがグラヴアクト家。彼らは王国の貴族社会においてこう呼ばれる。墓守辺境伯、と。
もたらされたのは最初の奇跡。全てを繋ぐ新たな法則。
今は古き原初の記憶、人も神も知らぬ始まりの記憶。
けれども決して忘れてはならない。やがて訣別の日が訪れる。
その時のために、私はこれを此処に記そう。
〜北方神話序説・エイダの詩より引用〜
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リオ王国最北に位置するグラヴアクト辺境伯領。その領都ルステニアの地下には広がるシュドラ迷宮は、別名深き霊廟とも呼ばれる王国屈指の巨大な地下迷宮だ。
そんな迷宮を王国に併合される以前より長らく管理してきたのがグラヴアクト家。彼らは王国の貴族社会においてこう呼ばれる。墓守辺境伯、と。
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