主人公が飛び込んだカフェは、透明人間が経営していた!?

満月パンケーキ、夕焼けナポリタン、月光レモネード、星くず入りコーヒー。
現実と幻想を架け橋するようなメニューが並ぶその店は……なんと、透明人間が対応していた。
百花は慌てて飛び出すが、うっかり店内にスマホを忘れてしまう。
取りに行かなければならなくなった百花。そこのカフェは、実は透明人間が経営しているのではなく、異世界人が経営していた。

「こちらの世界の情緒はとても良い食材になるんです。恋を忘れられずに苦しいようでしたら、こちらでいただきます」

実は今、百花は恋に悩んでいた。しかし大切に消化したいと、一度は断るが……。

辛くも輝かしい情緒を食べるお店、行ってみたいです。