第3話 私の採った戦略
頭が悪く、小さい頃から友達にバカにされていた私ですが、中学に上がるとなぜか成績が伸びました。
単純に勉強時間を増やしただけかな、と今では思います。
MARCHに合格するためにはこの「勉強時間」の確保は重要です。正直、勉強しないでMARCHに合格できる人は天才だと思います。
「勉強時間」の他には志望大学の合格最低点を調べることです。私は勉強をする前にそれらを調べ、必要な「勉強時間」を逆算しました。
この「合格最低点」が非常に重要です。公開していない大学もありますが、まずはここからです。
さらに受験科目を調べます。私は得意科目がある学部学科に絞りました。苦手科目を指定してくる学部学科は全て切り捨てました。落ちたら受験料は無駄ですからね……。
そして「不人気の学部学科」も受験することです。もちろん志望学部学科が優先ですが、滑り止め用に受験しておきます。
戦略、戦略、と言いましたが私の実行したポイントは二つでした。
一つ目、合格最低点からのMARCH合格ラインまでの学習の逆算です。難問は捨て、基本的な問題は正解できるようにしました。それだけで合格ラインまで一気に近づきました。
二つ目、「不人気学部学科」の受験です。もちろん第一志望の学部は受験しましたが、「不人気学部学科」は合格最低点がさらに下がる可能性があるので、滑り止め用に受験しました。
おそらく、この二つのポイントを上手く使えればMARCH合格に近づくと思います。MARCHだけではなく、日東駒専などにも応用できます。
上記が一番言いたかったことです。がむしゃらに「勉強時間」を増やして勉強しまくるより、必要な勉強時間を逆算した方が有意義な時間の使い方だと思います。合格してしまえば、「勝ち」なのですから。満点より合格最低点を少し超えるあたりがベストかな、と思います。
どうでしょうか。体験記と合わせて役に立ったでしょうか。後は自分の目標に向かって、少し軌道修正しながら学習計画を立てると良いと思います。
受験生の皆様の良い結果をお祈り致します。
//////////
最後まで読んでくださってありがとうございました。
この作品は『大学受験合格体験記~MARCHに行こうぜ!~』からカクヨムコンテスト10用に編集しました。
元の作品も読んでいただけると幸いです。
m(_ _)m
バカがMARCHに受かった話 とろり。 @towanosakura
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます