あとがき

自宅PCの保存日時によれば、この作品は14年前の今頃に書こうとして中断した作品の改稿版です。

今回、mee様主宰の「【創作小説】みんなでSS持ち寄る会 Advent Calendar 2024」 https://adventar.org/calendars/10024 への参加にあたり、さくっと書けそうな短編のネタを探すうちに、今なら書けるかもしれないと思って引っ張り出してみました。

せっかくの機会なのでクリスマスを絡められたらいいな、との思いもあり。

記憶に間違いがない限り、当初のプロットではクライマックスはバレンタインで、話の筋としても恋愛ものとしての完結を目指していたように思います。


残っていたメモによれば旧タイトルは「タイムカプセル」、今もお付き合いのあるお題付きアンソロジーの主宰様から提示された15個のお題の中から3個を選んで規定のフォーマット8ページぴったりで短編を書く、というものでした。

その時選んでいたお題は「携帯電話」、「記憶」、「真実」。

14年前のスマホの普及状況がどうだったのかいまいち思い出せないんですが、少なくとも今のようにSNSで気軽に誰かとやりとり~っていう雰囲気ではなかった……ような……。


書き進めながらあれこれ悩んだ結果、後味がいいとは言い難い作品かなとは思いますが、いかがだったでしょうか。

勘のいい方ならタイトルを見た時点でだいたい想像できちゃうような気がしないでもありません。


〆切に追い込まれないと書いても1日300字程度だったり、どうかすると長期間ぱったりと何も書かなくなったりしてしまいがちな私ですが、2024年は結構な文字数を書いていたんじゃないかと思います。

それでもタイミング的に参加を諦めた企画は複数あるので、サボり癖が顔を出しさえしなければもっと書けたかも、なんて思ってみたり。


そして1年の締めくくりがこの作品になるのかと思うと、ちょっとえーっと、〆切が1ヶ月ちょっと先に迫った別企画の作品を仕上げるところまで年内に頑張れたらいいかな? なんてことも思いつつ。


Webで無料公開する作品、アンソロジーへの寄稿作品、自身の名義で本にする作品など様々ですが、Webに公開するそこそこのボリュームの作品としては本作が年内最後になるかもしれません。

今後もまたどこかでお目にかかれたら幸いです。それでは、早いですが良いお年を(?)。

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透明な棺 こどー@鏡の森 @kodo

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