「カク」「ヨム」専ということ ーカクヨムは正常に機能しているか?ー

 以前に投稿して、没にした小説を使って書いています。前に以下のような提言というか、発言をしていたようです。


「今後、このアカウントは書く専用とし、相互評価を求めません。苦しいですが、読みに行きません。


 カクヨムの運営には、評価を匿名にすること、相互評価のコンテストにおける反映を低くすることを提案します。またダブルアカウントとして、読む専用のアカウント、書く専用のアカウントを分ける制度の創設を提案します。


 僕はスコップや読むことが好きです、別アカウントがもう一つ欲しい。複垢はバン対象ですが、少し間隔をおいて、アカウントを作れないか相談してみるつもりです。」


 なんかようわからんですね、上にまた上げましたので、読んでみてください。


「相互評価」いうのはカクヨムの発足の当初から問題視されていたことです。複垢や、読まずに⭐️を投げるいわゆる「⭐️爆」については、運営からアカウント・バンなどの処置が行われており、対策はとられているようです。


 しかし「相互評価」についてはバン対象にはなりにくいようです、ちゃんと読み、⭐️を投げているのでない限りは。


 しかし⭐️やPVをもらって困ることはありませんか?、いや、読みに行くべきだろうか?、と。そのような困惑を想定し、自分は上の文章を書きました。


 しかしですよ、「相互評価」がなかった場合にカクヨムに読者っておるんやろうか?、そう感じるようになりました。また自分と似たような、お、この人やったら、この物語を書く人だったら、わかってくれるんじゃないか、そういう期待を、生かすのか、それとも対応しないのか、それも悲喜交々ではないかと、そう思うのです。


 あとそもそも、⭐️が多い作品=いい作品、という概念を疑ってみませんか?なろうの作品でも、PVが多い=面白い、そういう概念を、信じていいのでしょうか。


 自分はどちらかというと、⭐️評価では、いわゆる「スコッパー」というやつに憧れます。趣味や、音楽などでも、「まだ評価されていない」、「無名」、「マイナー」なものにすごく興味を覚える体質なのです。エロ、グロ、ホラー、BLはちょっと苦手で、その辺はちょっとオブラートに包んでほしいなぁ、とは思いますが、微妙な線で、星も集まっていないけど、これは面白い、そう思える作品に、何度か出会ってきましたし、そういう作品を発掘するのが好きです。


 だからといって、「作品持ってこーい」というわけではなくて、自分はかなり選別して作品を読んでいるのですが、ただ「一人の読者しか読まなくても、その一人の胸を打つ作品は、読む価値があるのではないか」、ということを言いたいのです。


 このカクヨムには50万作品があると発表がありましたが、その中には、星を1000、2000、集めないかもしれない、PVも、100切っているかもしれない、でも、表現としての、作品としての、誰か一人だけの胸を打つ物語が眠っているのではないかと思うのです。


 そして、コンピューターとビックデータに判断を任せて大丈夫か?、とも思うのです。


 異世界転生は流行りで、僕も軽く一度書きましたが、それがゲームやアニメと親和性が高いがゆえに受け入れられ、販売やマーケティングで優位であるとしても、「その他」として切り捨てられる物語を捨てていいのか、と、どうかき混ぜて、拾い上げるか、別の道はないのか、と。そんなことを思います。


 昔は、「下読み」さんがおられ、ある程度の秩序がありました。持ち込み原稿や、読んでくれる編集者がいて評価基準があった。


 今、ほとんど顧みられていない作品で、捨てられている作品で、出版する価値のある作品はないのでしょうか?


 その中で、「相互」、というのは救済になるのではないか、とも思うのです。誰か優秀な読解力をもった書き手(書く読む手さんです)に星を入れ、読んでもらう、そのレビューを判断する。


 個人的には大事な作品、尖った作品ほど、⭐️評価は低くなるんじゃないかな、と思って、低いところを漁ったりしたこともありましたが、うーん、あまり成功しませんでしたね、あともう一回言いますが、作品は持ってこないで、また評価なしで⭐️入れたりしないでください、自分は自分のペースでやっているので。無視しますから、読み返しは簡単にはしていません、特に星の多い作品は、かな。


 自分は近況ノートにも書いたように、嘘が多く、書き専になる、と言ってからひっくり返したり。コンテスト参加しません、と言っておいてからコンテストに参加したり、ね、なかなか言行一致とはいかない人間ですが、これだけ駄文を綴れば、何か、ヒントというか、沸々と抱えているもの、感じてもらえんかなぁ、ということで、残しておきます。


 夜の考えは間違っていることが多い、ということで、この文章も消すかもしれません、予告なしに。


 でも一応、上げるかもしれません。


 読んでくださったのなら、ありがとう。

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書くアカウント(提言と決心) 中西 魯な(rona736) @rona736

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