超兵器・ナイトゴーント

クラゲことナイアーラトテップ(M型)に搭載されている特殊航空兵器。無人機(UAV)と分類されているが真偽のほどは定かではない(鹵獲できていない)


異形の戦闘機である。フォルム的にはランスや剣というイメージらしく、鋭く尖った形をしている。NGX0(初期型)や、前身であるロイガーが長らく戦場を支配していたが、マリオンの時代になる前くらいにNGX1(新型、と呼称される)へとリプレイスが進んだ。また、NGX1は実戦に登場してきた際には「ケルベロス」と呼称されている。


これらも超兵器オーパーツであるがゆえに例外なく通常兵器が効かず、そのため超エース部隊である四風飛行隊ですら初期の頃はバンバン撃墜されていた。カティ(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093089877558529)の前任のエウロス飛行隊隊長、カレヴィ・シベリウス大佐すら、これらの兵器によって撃墜されてしまっている(死因は別だが)


NGX1になると機動性はさらに高まり、もはや既存の迎撃兵器では至近弾を出すことすら難しくなる。航空戦力としても「空の女帝」カティ・メラルティン大佐の部隊の限られたメンバーだけが互角にができる程度となる。いずれにせよ、歌姫セイレーンの支援がなければ良くて引き分けである。


NGX1ケルベロスのデータについては学生時代のマリオンたちが集中解析しており、その結果が航空部隊にフィードバックされている。そのため、カティたち航空戦力は徐々にキルレシオで押し返していくことになる。


インスマウス(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093090882309801)やナイアーラトテップ(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093090882552897)に比べると、範囲攻撃的な装備を有するわけではないため脅威度は下がるが、戦場に4機もいれば通常艦隊は壊滅させられかねないほどの戦力であることは事実である。しかし、レベッカ級の歌姫セイレーンにかかれば一撃で空域を制圧されることもあり、力ある歌姫セイレーンからみれば撃墜スコアの源でもある。油断はできないが。


ケルベロスより更に強化された大型ナイトゴーント「ゲリュオン」なるものの存在も確認されている。こちらは反応弾を通常兵器として装備しており、脅威となる超範囲攻撃能力を有している。現状最強のナイトゴーントである。

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「反逆のオラトリオ」設定集 一式鍵 @ken1shiki

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