超兵器・ナイアーラトテップ
通称クラゲ。ナイアーラトテップ、すなわちニャルラトホテプであるが、タコではない。上から見ると「能面」のような基部を持ち、そこから無数の「触手」が生えているというフォルム。大きさは全長300~350m。触手の生えた航空母艦(くらいの大きさの艦)が水中から襲ってくるというイメージをすると近い。
分類的には強襲近接戦闘型潜水艦。E(初期)型以外は超兵器・ナイトゴーント搭載能力を有しており、ただでさえ手強いクラゲが更に手がつけられなくなっている。タイプとしては、E(初期)型、M(量産)型、I(改良)型の3パターンが確認されていて、このうちI型は
ナイアーラトテップはその高い隠蔽性(ステルス性能)を使い艦隊に接近し、その触手状の打撃兵器で艦船を「ぶったたいて沈める」攻撃を行ってくる。その攻撃は
しかし、セイレネスの能力が高ければその接近に気付くことができるため、クラゲに警戒している限りは接近される危険性はあまりない。が、アーシュオンもそうと知って戦術を立ててくる――乱戦に持ち込んだうえでクラゲに叩かせる、など。ただ問題は、このクラゲは完全にはアーシュオンの指揮下に入っておらず、思ったように動いてくれないことが多々あること。それは操縦者の問題なのだが。
また「クラーケン(=I型)」はそれまでのクラゲとは一線を画している。先述の通り、脅威度は段違いである。亜音速魚雷(SST)さえ凌ぐ超高速で索敵範囲外から水中を突進してきて、自爆するのだ。その威力はインスマウスのそれに匹敵する。ちなみにマッハ1というのは(条件にもよるが)空気中ではだいたい340m/sだが、水中では1500m/sになる。クラーケンはなんとこの水中マッハ1に迫る速度で接近してくる水中大型建造物である。質量も凄まじいため、反応兵器としての威力はインスマウスを超えるともいわれている。通常艦隊では手も足も出ず、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます