第19話 畑づくり
村人がやってきて3日がたった。その間、男たちは木を伐採に行っていて、私たちと女性陣は畑を耕していた。男たちも伐採は終わり、あとは木を乾燥させないと使えないので、今日からは漁に出るようだ。こっちではどんな漁の仕方をしているかわからないが、とりあえず網を購入して渡してあるので大丈夫だろう。
男たちは朝から漁に出て行って、昼前には戻って来た。網を渡したら大量にさかなが取れて、びっくりしたようだ。
「領主様からお借りした、この網はすごいですね。こんなに大量に魚が取れたのは初めてです」
とても喜んでいるみたいで、ニコニコしながら報告してきた
「前の村に居たときには魚はどうしていたんだ?」
「小さい魚は自分達で食べる分として取って置いて焼いて食べてました。形のいいもの、大きい魚は町に売りに行ってました」
「そっか、ここだと売りに所がないからこんなに魚があってどうしようか?」
「こんなに取ってきてはまずかったですかね」
男たちが少し位表情で聞いてきた
「そんなことないよ、美味しそうなのは今日焼いて食べて、あとで教えるから残りの魚は干物にするといい。これだけ魚が取れるとなると、毎日行ったら魚がどんどん余っていくから、何日かおきに漁にでるようにして、残りは畑作りを手伝ってくれ」
「そうですね、大量に魚が取れるのは嬉しいですが、余ってしまいますから明日からは俺たちも畑作りをやります」
「今日は魚がたくさんあるから昼からはみんな総出で干物づくりをしないとな」
女性陣は嬉しそうに美味しそうな魚を見繕って昼飯用に焼き始めた
追放された聖女と異世界の無人島でスローライフ kurine45 @kurine45
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