最初から引き込まれるような展開で面白かったです。語りの雰囲気が良く、最後まで目が離せませんでした。この物語の行く末を是非、その目でご覧ください。
しき、四季、式、色、死期,始期、意味は貴方の思うままに。 型月作品は大好きです。 あとクトゥルフ神話が好きです。 基本的は雑食ですがホラーと推理をリアルだ…
娘が、河童になってかえってきました。このシーンを想像すると怖いですが、真の怖さは違ったところにあるように感じました。もちろん、我が子が河童の姿になって家に帰ってきたというのも不気味ではあります…続きを読む
この物語は、女性らしい柔らかな文体の手紙という形で進んで行きます。穏やかと言っていい静けさを伴う手紙からは、彼女の置かれた状況が見えて来ます。 ……いったい、何が『変貌』するのか。 この手…続きを読む
童話のような優しい語り口から、徐々に不穏な話が展開される様が不気味であり、読み進めるうちに、すっかりと話の中に引き込まれてしまいました。ラストの薄気味悪い終わり方も、お話の優しい雰囲気とは真逆で…続きを読む
主人公が誰かに宛てた手紙という形で、まるで独白のように綴られているこのお話。「──娘が河童になってかえってきたのです」最初は我が子が行方不明になってしまった哀れな母親と、人でなくなっても母の…続きを読む
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