第16話 エピローグ
ぽん太とこの葉の終焉の地は北町番所内であったが、後の世に期しくも夫婦として住んで居た長屋のあった須田町の裏手神田川の土手沿いに、狸を祀った神社柳森神社がある。
これは旧は五代将軍の
さて神社の社殿の前の台座には
それらの内キツネの神獣は美形で左手の狐は子狐を護り、右手の狐は
その狐の表情からすると木の葉のように思えないこともない。
だとすると柳森神社の台座に座るたぬきは、ぽん太と言えるようだ。
完
起稿 二〇二四年七月三日
脱稿 二〇二四年九月三日
ぽん太とこの葉の気紛れ歳時記』 夢乃みつる @noboru0805
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