ひらすらに求める道をゆく!
- ★★★ Excellent!!!
豊臣秀吉により天下統一が果たされ、つかの間の平和がやって来たころ、この物語の主人公は、平和は良いのだけれど……家業的には少し困ったことになってしまいます。
しかしながら、天の思し召しが彼をとある人とめぐりあわせ、そのきっかけによって、主人公は、がむしゃらにとあることに取り組みます。
のちに現代まで語り継がれる主人公、そしてきっかけとなった人物ですが、このお話を読むと、現代では、『よく分からないけれど凄いんだ……くーるくる……素晴らしいです!』そんな知ったかぶりをしがちなわたしでも、自国の文化を深く再認識させられます。
そしなによりも魅力的な主人公や周囲の人々の生き生きとした世界に入り込んでしまいます! どても素敵な作品です。是非!