最終話  本来の目的

 カクヨムに登録して三年半……。

 私は、一体何がしたいのでしょうか?


 ひまわり乱舞でも書きましたが、子供のいない私の生きた証が何処かに残ればいい。ネットの中にでも‥‥‥という思いからです。


 それにしては、くだらないことで悩んでますねぇ。

 年を取るにつれって、書くのは遅くなるし、アイデアは出てくなるし。

 初心のことを忘れて久しいです。


 純粋に好きで書いていた時の方が幸せでした。

 星の数を期にしたり、一日のPV気にしたり、自分の悪い癖ですが、人と比べてしまうのです。


 こうなって来ると、苦痛になってきます。

 何を書いて良いのか、分からなくなります。


 もう、そう長くは書くことはしないと思います。

 来年のカクヨムコン11には参加しないつもりです。(予定)

 書くことに情熱が向けられなくなってきました。

 幾つかの作品に手を入れて、完成させたいと思っています。


 後、学生時代に書いていたSFもどきを完成させたら、カクヨムからは去ろうかな‥‥‥なんて考えも‥‥‥


 とは思っているのですが、チマチマ書いてるかもしれません。

 上がらないPVに嘆きつつ、背中痛いと喚いて。


 他のサイトに移ることも考えたのですが、使い勝手が悪すぎる……!!


 私の今後の目的は、今の代表作を抜く作品を書くことです。

 結構、難しい事なんですよね。

 なんで、受けたのか自分でも分からない作品以上の物を書くなんて。


 でも、難しい話より、簡単な設定の方がPV上がるのも確かです。

 込み入った設定だと、誰も私の頭の中身に興味はないみたいです。


 交流した人も、私の物語の世界に興味があった訳では無く、ある一人の登場人物のみに興味を示してくれたのです。


 本当に、プロットというものに全部書き出して、内容につじつまが無いように確認してから書き始める。

 みなさん、していますか?

 私は、書きながらアイデアが湧いてくるので滅多にしません。


 終わりに__


 私の早くに亡くなった父、年老いた母も二人とも歌集を自費出版で出しています。

 特に父は、「私が大人になるまでに絶対に本を出す」が口癖の人でしたが、思いがけず早逝しました。そうしたら、父の友人たちが歌集を出してくれました。

 私の主人の転職の折、今まで住んでいたところを引っ越すことになりました。その時に、父の短歌集を処分されてしまい青くなりました。

 私には、父の形見だと思っておりましたので‥‥‥


 母に相談したところ、「一冊でいいの?」

 母は、段ボール箱にいっぱい持っていたのです。沢山刷ってくれたのですね。


 母は、安倍総理の頃、自分の若い時からの短歌をパソコンで、縦書きに纏めていました。10万円くれた時に自分の歌集を仕上げてました。


 そんな両親の影響もあるのか、自分がこの世を去る時でも、何か爪痕を残したいと思う今日この頃です。

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ひまわり狂騒曲 ~カクヨムに登録して3年目……何故読まれない~ 月杜円香 @erisax

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