編集済
第55話 はじまりⅡへの応援コメント
マカロニサラダさん、こんばんは。
明日の先取りです。
コメントに書き忘れたのですが、神様がいるお話は『ふぁいなるじゃっじ?』でマカロニサラダさんに教えていただきました。鳥海愛奈さんは、まだ、お会いしたことは無いかも気がします。
どこかで、おみかけしたら、これがそうなんだ、あるいはこれも彼女なのかなと思うことにりそうですね。
そして、酒に溺れ傷心のロー氏。
絵に描いたように、彼女の目覚めた町の領主に左遷させられているロー氏。
カナデさんへの恋心を自覚し、推理探偵よろしく解き明かして死に追いやったロー氏。
処刑台で涙し、息を引き取るその瞬間まで、見届けたロー氏。
泣きます。
思い出して泣きます。
責めます。
自己嫌悪です。当然です。
酒に溺れ、壊れる寸前で、そりゃあそうでしょう。
そんなロー氏を訪問してきた和服の彼女。
ロー氏しか知り得ない情報を、口にして
カナデ・プラームと名乗りましたね! 権利、使いましたね?
そしてロー氏。そりゃあ、泣きますって。
うわー!! ハグしてる!(一方的だけど)
カナデさんとロー氏がハグしてますよ。一大事です!!
厳密にはカナデさんでは無い——カナデさんの身体では無いけれど
出来ることなら、カナデさんの身体にハグしてあげてほしかったけれど。
カナデさん、人の温もりを知っていたら、涙の意味とか一寸はわかったりしたのかな?
とか、ちょっと思ってしまいました。
落ち着け(笑)
私は、結構ロー氏好きだったのだと、認識しました。
ビジャさんも結構好みでしたが。ズー氏もなかなかでしたが。
うん、ロー氏が一番人間臭くて気に入っていたようですw
さて、この奇跡を経て、二人がどうなるか。
私、気になります!
作者からの返信
オオオカ先生、何時もコメント、ありがとうございます!
今日も楽しく、拝読させていただきました!
また、再びの「氷〇」ネタ、ありがとうございます!
そうでしたか!
……私が「神様関係の設定」を返信していた。
失念していて、大変申し訳ありません!
逆にオオオカ先生におかれましては、そう言ったマニアックな設定まで覚えていて頂き、誠にありがとうございます!
感謝、感謝!
鳥海愛奈に関してはカクヨムだと「迷惑をかけたら」が一番、出番が多いですね。
序章から終章まで、出ているので。
「何、この人? 意味が分からない」と感じる事、請け合いだと思います。
実は白い人は、ローさんに対しては、かなり悪趣味な真似をしています。
その辺りの事は、最終回のコメントの返信でさせていただきたいと思います。
「いや、そういう読者の裏切り方はやめてくれ」と思われるかもしれませんが、どうぞご容赦を。(今の内に予防線を張っておきます)
ローさんは、割と惚れっぽい性格なので、ズーさんと違いカナデさんが初恋ではなかったりします。
ただカナデさんの様なタイプに惚れたのは、今回が初めてかも。
普段のローさんは、もっと派手目の女性を好むので。
その度にカニカ皇女からは「貴方は何時か、女性で身を滅ぼすかも」と呆れられております。
実はわたくし「あなた」や「おまえ」と言う表現に細工をしていたりします。
「あなた」が他人に対する表現で、「アナタ」が親しい人に対する表現で、「貴女」は心を赦している人間に対する表現だったりします。
その事を頭のすみにでも入れて頂けたら、一目でキャラ同士の人間関係が看破できるかもしれません。
今やローさんのカナデさんに対する表現は「貴女」ですね。
そのカナデさんの最期を看取ったローさんは、オオオカ先生が仰る通り、泣くしかありません。
一人の男性として、恋する少女を見送ったのだから、当然ですね。
しかも、カナデさんを処刑台に送ったのは、自分の推理。
これはもう、自暴自棄になるしかない。
わたくしも「彼女に捧げる鎮魂歌」は最後の方になると、毎日泣きながら書いておりました。
ローさんの気持ちは、よく分かります。
そこで、謎の和服少女が、登場。
「私のターン」とばかりに、色々話してローさんの酔いを一気に醒まさせます。
オオオカ先生が仰る通り、これで彼女の「権利」は使用されました。
正直、私がローさんの立場でも、カナデさんに抱き付くと思います。
後でキモがられても、これは抱き付くしかありませんよね。
そうですね。
読者の皆様からしてみれば、カナデさんの時に抱き合ってほしかったかも。
今は完全に見かけが変わっているので、その辺りは残念かもしれません。
カナデさんは、大嘘をついていますが、改心はしています。
一寸自分に対する物の見方が変わったかも。
オオオカ先生におかれましては、ローさんを気に入っていただき、ありがとうございます!
途中から参戦した彼ですが、重要な役どころだったので、オオオカ先生に受け入れていただき、今はホッとする思いです。
ビジャ、ズーは為政者側の人間なので、結構物事を割り切れるんですよね。
ローさんは官僚ですが、世間体より事実を追求する変わり者なので、その辺は本当に人間臭い。
庶民の立場で物が見れるのが、ローさんだと思います。
明日はいよいよ、最終回。
彼女が言い出す、今後の目的とは?
どうぞ、ご期待ください!
第54話 彼女にしては鋭いへの応援コメント
場所は海が見える田舎町。
和服という符号だけで、ギッチェ・フロンを思い出させるほどに彼女の『悪行』は
こんな田舎町にも伝わっているのですね。
ここは、メルベスト帝国。
ギッチェ・フロン処刑の際に、歌を歌った人物が、この町の領主さまですか。
多分◯ー氏だと思うんですけど!
その和服を作り、着たミレットは領主さまに会いに行く。
いきなり会うことができそうな展開ですね。
果たして◯ー氏にミレットになった人は、ただ一度の権利を使うのか。
◯ー氏はなんだか荒唐無稽なお話を信じてくれるのか。
楽しみです。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
こちらも興味深く、拝見させていただきました!
オオオカ先生が仰る通り、メルベストの端の方にある田舎町が、本編の舞台となっております。
ギッチェ、フロンは今や時の人になっていますね。
世間的には「宰相の愛人で、痴情のもつれで宰相を殺し、結果的に穏健派に政権をとらせた、悪女」という事になっております。
この時代はネットも無いので、顔とかまるで分からず、カナデさんの外見はかなり悪女的な感じで庶民には伝わっております。
釣り目で、髪の色は紫で、言動もキツイ。
ほぼカナデさんとは、真逆のキャラ。
噂が一人歩きして、事実の様に語られる時代なので、かなり実情のカナデさんとは異なった感じになっております。
ただ、カナデさんの処刑に立ち会った人達も居るので「え? そんな人ではなかったよ。寧ろアレは、聖女的な何か?」みたいに話している人も居ますね。
しかし、穏健派も一応自国の宰相を暗殺されているので「ギッチェは悪女」という噂を吹聴しております。
その方がヴァリジアに正体を知られたくないカナデさんにとっても都合がいいので、ここら辺は利害が一致していますね。
実際、ヴァリジア国民がカナデさんの死を知るのは、結構先の話になります。
スティンシア暗殺の報を知ったファイナ達ですが、誰も「カナデさん=ギッチェ」とは思っておりません。
歌を歌っただけで、左遷された官僚。
一体、誰の事なのでしょうね?(棒読み)
というより、敵国の国家を歌っただけで左遷とか、酷くありません?
一体、誰の仕業なんでしょうね?(やっぱり棒読み)
いえ。
ここは素直に「鳥海愛奈も、たまにはいい事をする」と褒めるべきでしょうか?
実は「彼女に捧げる鎮魂歌」も後二話で終わりなので、ここからは纏めに入ります。
〇ーさんはいま普通の精神状態ではないのですが、彼女はそんな彼を救えるのか?
〇ーさんは、彼女の話を信じてくれる?
いえ。
実はこの物語、劇中には出ないのですが、最後の方でそもそもの前提を覆す様な真似をしております。
その事に関しては、最終回の返信で述べさせていただきます。
明日は、彼女と彼が出逢うか否かの瀬戸際ですね。
最終回は、目前。
どうぞ、次回にご期待ください!
第53話 彼女への応援コメント
続けて続けて失礼します
我慢できませんでした
漁師の娘ミレットとして、目覚めた彼女。
ウーマさんがおおらかな人で良かったですね
娘がおかしくなったと、ノイローゼになってしまう展開です。
彼女はカでナでデさんだと信じたいのですけど。
そのあの人だと思われる彼女が、
暇を持て余してよく六時間もじっとしていたと思います。
抜け出した彼女は、誰かと会えるのか。
続きも気になります!
作者からの返信
いえ、いえ、コメント、大歓迎です!
続けてコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
ミレット・ディナこそが、彼女の新しいパーソナル。
実はウーマさん、おおらかなのは確かなのですが、実は彼女がミレットを突き飛ばしてミレットが頭を打ったのが、事の始まりでした。
勿論ウーマさん的には過失なのですが、それで娘が脳死するとは思わなかった。
自分の所為で娘が死にそう、と思っていたウーマさんは、だから娘が目を覚ました時心底神に感謝した様です。
また娘に負い目があるので、ウーマさん的には寛大にならざるを得ない。
本来のミレットは、彼女とは真逆のタイプの少女ですね。
勉強嫌いで、活発で、都会に憧れていて、密かに恋もしていた。
彼女にとっては、そのどれにも共感できない、未知の存在です。
彼女がミレットを演じるのは、無理がありますね。
寧ろ下手に取り繕う方が、ボロが出やすい。
ならばとばかりに、もう開き直るしかないのが、彼女だったりします。
因みに舞台は、ある王国の田舎です。
オオオカ先生が仰る通り、彼女が六時間じっとしていられたのは、ほぼ奇跡ですね。
今後彼女は眠る事なく、常に何かをしたがります。
取り敢えず安静にしていなければならない彼女は、「なら、〇服でも作ろう」と思い立つ事になります。
劇中には詳しい描写はないのですが、今の彼女は西洋の洋服を着ているので。
オオオカ先生が仰る通り、家を抜け出した彼女は、誰かと会います。
その人物の反応や、自分を心配するウーマさんを視て、彼女にも心境の変化が生じる様です。
初めて彼女が、自分に価値を見出す瞬間になりますね。
と、ネタバレが過ぎました。
いよいよこの物語も、佳境。
彼女の物語がどこに帰結するのか、どうぞお楽しみに!
第52話 カナデ・プラームと言う少女への応援コメント
マカロニサラダさん、続けて失礼します。
惑星に一人居るんでしたね。神様的なナニカ。
白い人は、カナデさんににているけど、
カナデさんよりアレな彼女は、責任をとろうとは思わないと告げる彼女は
もしかして⋯⋯。
カナデさんの在り方に魅了されたという白い人は
転生の提案、じゃなくて
確定をしてきた(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)
たった一人、話して良い相手は、誰にするのかな。カナデさん。
私としては、あの人と涙を分かち合ってほしいのですが
どうなることやら。
どんな少女として転生して、ラストアさん達はどう関わって
どう人生を全うするのか。
うきうきで楽しみにしますね!
作者からの返信
続けてコメント、ありがとございます、オオオカ先生!
アレ?
オオオカ先生は「各惑星に神様が一人いる設定」をご存じでしたか。
正直、私としてはどこでお知りになってのか謎なのですが、知っていてくださりありがとうございます!
ただ、この白い人は、神様的な人ではなく、もっと酷い人です。
オオオカ先生は「もしかして……」と白い人の正体に気づいているご様子ですね。
ネタバレしてしまうと、白い人の正体は「鳥海愛奈」という少女です。
「キロ・クレアブル漫遊録」、「迷惑をかけたら」、「悪を殺す彼女」のボスキャラにして、「鳥海愛奈は――ド悪人」に、「ヒロインズ・オブ・ヒロインズ」、「七つで大罪」、「十戒」の主人公を歴任した、キャラです。
ねじ曲がった正義感の持ち主で、排他的。
自分以外の正義は受け付けず、その事さえ認めない、変人。
他の作品にもチョクチョク出てくる、作者にとっては便利なキャラです。
酷い事に、作者が一番共感しているキャラでもあります。
ただ愛奈は私の事を、めっちゃ嫌っているという設定です。
この時点で既に二十億年くらい生きているのですが、本人は十七歳だと言い張っています。
『試練』を受けて『神』や〝神〟以上の力を得てしまった、最強の人類の一人でもあります。
〝超越者クラス〟にカテゴライズされている、最早何を言っているのか私でも分からない謎生物ですね。
カナデさんも本気を出せば、愛奈くらい頭はいいのですが、今は混乱中なので、後手に回っております。
転生キタ――(゚∀゚)――!!と、作者の私もこの辺りは喜んで書いておりました!
もうカナデさんを救うには、これしか案がなかったんですよね。
初期プロット通りで、カナデさんは初めから別人に生まれ変わる予定でした。
オオオカ先生が仰る通り「誰が彼女に選ばれるのか?」が、重要ですよね。
転生したラストア、ギルティナ、スティンシア達はどうなるのか?
もう終わるというのに、最後に大ぶろしきを広げております。
ここから先は、彼女のターンですね。
今は多くを語れない彼女ですが、どうぞうきうきでご期待ください!
第51話 いま彼に出来る事への応援コメント
マカロニサラダさ〜ん(T_T)
そうですよね。絞首か断首ですよね。
ロー氏は泣きながら歌った。故国の国歌。
まさに彼女の為に鎮魂歌。
溢れ出す涙の意味に気づくこと無く泣くカナデさん。
あの彼女のように毅然と終わりたかった彼女の望みでは無かったけれど
泣くという感情を彼女から引き出したロー氏は偉業を成したのだと思いました。
カナデがロー氏に会えたことは、ナニかをもたらしたのだと信じたいです。
ズーとファイナが結ばれたのも、カナデの功績ですね。
二人は知らずとも、これは嬉しい。
ヴァリジアは救われた。
そうですね、救ったのはセイレインだけでなく、ヴァリジアもと捉えることができますね。
ビジャさんは気付いた。きっとメティも。
誰にも知られることなく ではなく、分かる人には分かった カナデさんの偉業。
そこに救いを感じたいと思います。
いえいえ。
このお話はハッピーエンドでしたね。
何をもってハッピーエンドと捉えるかといった哲学ではなく
きっと奇跡が起こるのですね?
タグに奇跡って入ってはすものね?
そう願って。
続きを楽しみにします。
作者からの返信
オオオカ先生、コメント、ありがとうございます!
今日も楽しく、拝読させていただきました!
いえ。
本編は全く楽しくはないのですが。
お疲れ様でした、カナデさん。
私もここら辺は、泣きながら書いています。
因みに穏健派のお偉いさんは「斬首はかわいそうだから、上手く首の頸動脈だけ斬ってよ」と死刑執行人にむちゃ振りしております。
なので、首は落ちない比較的に綺麗な死に方になっているので、どうぞご安心を(どこに安心する要素が?)。
ローさんは、正に魂の熱唱でした。
作詞とか全くした事がない作者が作った歌を、見事に歌い切ってくれました。
感謝!
しかし、それを咎められ、地方に飛ばされるのが、ローさんです。
カナデさんが泣いた理由は、読者の方々に委ねようと思っております。
お好きな様に解釈していただければ、作者としては、幸いです。
ただ、この時点でカナデさんの中で、何かが変わったのは間違いありません。
「主観が無かった怪物」が、人間に変わった瞬間です。
この時点でカナデさんは、やっと人間になる事が出来た。
ローさんの最大の功績は、そこにあるのかもしれません。
オオオカ先生が仰る通り、カナデさんとローさんの出逢いには意味がありました。
ただ、ローさんは鎮魂歌のつもりなのですが、カナデさんとしては魂が粗ぶった状態になっていますね。
自分の知らない自分の一面を実感して、メチャクチャ混乱していたのが、今際の際のカナデさんでした。
ズーとファイナに関しても、オオオカ先生が仰る通りです。
劇中以外でも、カナデさんはファイナの為に、色々力を尽くしていたりするんですよね。
その努力が実って、二人はくっついたという形です。
ヴァリジアの件は、完全にカナデさんのマッチポンプですね。
自分で掘った穴を、自分で埋めるという。
また、ファイナとズーは全てを知っても、カナデさんを赦すと思います。
「カナデも大変だったんだ」とファイナは俯きながら涙し、ズーはノーコメントを貫きますね、多分。
今のところセイレインでは、ビジャとメティだけが、カナデさんの功績に気づいていますね。
侍女がたった一人で、三つの大国を手玉に取り、故国を救う。
文字にしてしまえば一行で事足りる話ですが、考えてみれば「よくやってくれました」と「よくもやってくれたな」という思いに駆られる話だと思います。
前者はセイレイン側の気持ちで、後者は被害国の思いですね。
前者を支持するビジャ兄妹は、今はただただカナデさんを称えるだけですね。
例え、その本人はもう、カナデ・プラームとして故国に帰ってこないとしても。
オオオカ先生が仰る通り、一人でもカナデさんの真実を知っている人間が居る事が、彼女にとっての救いだと思います。
はい。
この物語は間違いなく(?)ハッピーエンドで終わります。
実はタグに「奇跡」と入れた事はすっかり忘れていのですが、今思えば「奇跡」という伏線を入れていてよかったと思っております。
果たして「彼女に捧げる鎮魂歌」が行き着く場所とは?
どうぞ、次回もご期待ください!
第50話 彼女に捧げる鎮魂歌への応援コメント
マカロニサラダさん、続けて失礼します
タイトル回収回ですね
故国の為に尽力した彼女を感謝する彼らの為に生き残ろうという発想は、
過小評価してきたカナデには無かった。
その事実が哀しいです。
そして、憧れの人物が、何万回も呼んでいた愛読書の主人公。
その彼女に捧げる鎮魂歌mかぁ。繋がりました。なるほど。
あの本がこんな使われ方をするとは恐れ入ります。
ロー氏に捕まり、懺悔の機会、愚痴をこぼす機会を得た事を恵まれていたというカナデさん。
いや、ロー氏の気持ち、考えて。
いやいや、わからないのがカナデさんでしたね。
ロー氏が出た思わぬ行動にワクワクしながら、次回を待ちたいと思います。
作者からの返信
こちらこそ、続けてコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
遂に、タイトル回収回ですね!
オオオカ先生におかれましては、ここまでお付き合いいただき、感謝の言葉もありません!
己を過小評価するのが、カナデさんの最大の短所。
オオオカ先生が仰る通り、その為彼女は己の生存より、自分の罪を償う道を選びました。
この場にメティ王女あたりが居れば、或いはと言った感じなのですが、ローさんではカナデさんの説得は無理でした。(残念!)
カナデさんの愛国者とは別の、もう一つの芯は、件の彼女でした。
あの本の主人公である、彼女。
実はこの彼女、暴君を暗殺しようと彼に近づく訳なのですが、何故かその彼の溺愛される事になります。
愛されて愛されて、愛され過ぎる状態になります。
その愛を前にして、彼を暗殺するという決意がブレそうになる、彼女。
ただそれでも、彼女は彼を愛しながらも、結局万人の為に彼を暗殺します。
この時点で彼女も生きる理由がなくなり、彼の後を追う様に、処刑されます。
あの本の内容は、大体そんな感じですね。
他にもカナデさんが、彼女に感化された理由はあるのですが、それは最終回の返信でお伝えしようと思っております。
オオオカ先生が仰る通り、カナデさんは愚痴れるからいいのですが、それを聴くローさんはたまったものではありませんね。
しかもこの人、この時点でカナデさんに対する恋心に気づいています。
ここまで来て、漸く自覚しました。
かなり、遅いですね。
ほぼ、手遅れ。
ですが、主観がなかった怪物(カナデさん)を只の人間に変えるのが、ローさんの役割でもあります。
次回、彼は何をしでかすのか?
その所為で、彼は地方に飛ばされるという事だけは、明言させていただきます。
物語の一つの区切りとなる、次回をどうぞお楽しみに!
第49話 出来レースへの応援コメント
マカロニサラダさん、こんにちは
とうとうこの日が来てしまいましたね。
大功労者を、
民意の為、世間体の為、歴史のため、利益の為に処刑しなければならない
判っていても言わない者——言わないでいられる者 は貴重です。
そして。
言わなくても良いことを——例え正しくても言っちゃ駄目なことを言ってしまう者 は、どうしてもいますね。
彼女の好意に甘えなければならないやりきれなさ 見守るしか内者達は辛いですね
シナリオに余計なキャストは要らない
アドリブも要らない
ただ決まっている『事実』をなぞるだけ。
見届けるロー氏に注目したいと思います
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
こちらも興味深く、拝読させていただきました!
カナデさんファンがいらしてくださるとしたら、その方々にとっては、辛い展開だと重々承知しております。
実はこの物語の主人公は、実在の人物をモデルにしております。
ただその方も非業の死を遂げているので「その人の事を知る事自体怖い」と思う方もいらっしゃるかもしれないので、誰かは伏せさせていただきます。
その方も「圧政を行う権力者」から民衆を救う為、単独でその権力者の一人を暗殺した人でした。
私としては、報われぬ最期を遂げたその方に、せめて何らかの敬意を示したいと思い、筆をとった次第です。
なので、この辺りの展開もその方をモデルにしている以上、避けられない物でした。
これも作者のエゴなのですが、ここまで描かなければ、この物語を書く意味はないと思ったのです。
ただ、その一方で、ラストは救いがある物にしようと決めていました。
現実が過酷なら、せめて物語の中では幸福な終わり方を迎えさせたいという、これも作者のエゴですね。
いえ。失礼しました。
大分話がそれてしまいました。
穏健派にとってカナデさんは、大功労者。
それでも様々な思惑に則り、彼女は裁判にかけられ、罰を受けなければならない。
オオオカ先生が仰る通り、全てが分かっていながら、何も言わないでいてくれる方が幸せな場合もあると思います。
それでも口にしてしまう人の気持ちも、無碍には出来ません。
正直、ここら辺の話は、どう返信するべきか、迷っております。
何しろ明るい話題は、一つもない。
オオオカ先生が仰る通り、既に決まっているシナリオにはアドリブは必要ない。
私もこの空気の中アドリブで何かのギャグを言えるほど、強心臓ではないので、思わず遠い目をしてしまいます。
ただ、やはり残念なのは、劇中の人間が誰もカナデさんを労う事が、出来なかった事ですね。
穏健派は結局誰もカナデさんに「ありがとう」の一言も言えなかったんですよね。
その事実を前にした時、作者としては血反吐を吐く思いでした。
そんなカナデさんを視て、一体、ローさんは何を思う?
どうぞ、今後の彼に注目してやってください!
編集済
第48話 善を成す為に悪を成してへの応援コメント
マカロニサラダさん、こんにちは。
軍と穏健派を結びつけた謎も解かれましたね。
やっぱりカナデさんの根回しだった。
イージーさんがこんなに役に立っていたとはw
自殺を匂わせ、自殺にしか見え方で宰相が死んでしまえば、自殺と断定する。
愛国者。
そうか、一言でいえばカナデさんは愛国者ですね。妙に納得の行く単語でした。
ロー氏の涙。
彼が泣いた意味も分からないカナデさんがある意味不憫とも言えます。
たしかに、カナデ・プラームという名は出せない。それほどまでに、彼女の名と功績は各国に残っている。
バレてしまえば今までの数々が水疱に帰す。
カナデさんは望みロー氏は承諾する。
いない人間を処する…⋯?
そこに抜け道を感じてしまったのですが果たして。
タイトルが、最初から引っかかっていたんです。
彼女に捧げる鎮魂歌 なんですよね。
今日も楽しかったです。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
こちらも、興味深く拝読させていただきました!
三大国に関しては、大体カナデさんが、やらかしていますね。
概ね単独犯なのですが、唯一の共犯がイージーさんと言えるのかも。
彼なくしては、カナデさんも穏健派に情報を送れなかったので、イージーさんはこの件の功労者です。
最後に自由な時間を得たくて、暗殺を自殺に見せかけ、時間を稼いだのが、カナデさんです。
それでも結局、彼女は、やりたい事が、見つからなかった。
結局カナデさんもまた、誰かの願いを叶える願望機として、生きるしかなかった様です。
主観が欠落した、ある種の怪物。
それが、カナデさんの正体なのかも。
オオオカ先生が仰る通り、カナデさんは愛国者なのかもしれません。
ただ、彼女の中にはもう一つ大きな軸がありまして、それがこの物語のタイトルに直結していたりします。
ヒントは、カナデさんが読みまくっていた、例の本。
ローさん的には、もう泣くしかないんですよね。
自分の手で彼女の犯罪を暴き、その動機に圧倒されてしまった彼は、彼女の願いを叶えるしかない。
主観が欠落している為、カナデさんはローさんの涙の意味にも気づきません。
ただローには、もう一つ重要な役割があります。
それがカナデさんに、初めて主観という物を、与える事になるかもしれません。
オオオカ先生が仰る通り、カナデさんはセイレインやヴァリジアで色々やらかしているので、実名で刑に処される訳にはいきません。
何者でもない、名の知れない、一人の少女として刑に服するしかない。
彼女の功績を称える人も、彼女の所業を恨む者の、今は居ません。
でも、初めからカナデさんは、そのつもりで事に臨みました。
逆に歴史にその名を埋もれさせる為に、行動してきたのが彼女なのかも。
オオオカ先生が仰る「抜け道」は、果たして存在するのか?
また「彼女に捧げる鎮魂歌」とは何を意味しているのか?
ただ、繰り返しになりますが、この物語はハッピーエンドで終わりますので、どうぞご安心を!
第47話 かの人の全容への応援コメント
マカロニサラダさん、こんにちは
この回は、ロー氏は、読者視線で、聞き手でしたね。
今までのカナデさんの行動復習回になってとてもわかり易かったです。
酷く残酷で、けれど簡単なお仕事
いやいや。カナデさんにしか実行できないよ
きっと読者のみな様は、一様にロー氏と同じツッコミをしたはず。
これを簡単と言ってのけるカナデさんは確かに『異常』ですね。
とは言え、本当の事を知ったところで
ロー氏はメルベスト帝国の人間。
三国にどうこう言う立場には無い筈。
この国でカナデさんがしたこと——宰相殺し についてのみ向き合わなくてはならない筈。
話を聞いた彼が、この先どう動くのか。
彼が何かをすることは、何処かに伝わり、誰かをどうにかすることになるのか。
(全部抽象的ですが、今はこうとしか言えません)
続きも楽しみです。
作者からの返信
オオオカ先生、何時もコメント、ありがとうございます!
今日も楽しく、拝見させていただいております!
今回でやっと私も、カナデさんが何をしてきたのか、明記する事が出来ました。
ヴァリジアとレディナを陰で操り、戦争を始めさせ、セイレインから目を逸らさせる。
スティンシア宰相を暗殺し、穏健派に権限を譲渡して、セイレインへの侵略を阻む。
それは侍女という立場であるカナデさんに出来る、精一杯の事。
外交官や王族でも、セイレインを無傷で守るのは難しかった。
三国は圧倒的に有利な立場にあったので「最低でもセイレインの領土の一部をよこせ」と要求してきたかもしれませんから。
それに対抗するには、表立って行動するより、暗躍する方が有効的。
それが「酷く残酷で、けれど簡単なお仕事」でした。
カナデさんは何にも興味を示さず、徹頭徹尾この仕事をやりぬく事に終始しました。
オオオカ先生が仰る通り、これはカナデさんにしか出来ない仕事だったと思います。
私も内心では「いや、普通に無理だから」とツッコみながら書いていました。(笑)
しかし、これを「簡単」と言う事は、カナデさんはまだ本気を出していない?
実は作者も、本気を出したカナデさんとか、見た事がなかったりします。
「噂の二人」でリーシャが「この星には、千倍の戦力差を覆せる謎軍師とか、居ないの⁉」と愚痴っていましたが、その謎軍師というのが、或いはカナデさんなのかも。
ただこの人、自分には全く価値を見出さないので、自分の可能性とか試そうとしないんですよね。
目の前の目的にのみ集中して、大局を視ようとしなかった。
仮にカナデさんが、もっと大きな目標を掲げていたらどうなっていたか?
私としては、実に興味がある、テーマです。
因みにローさんは、まだ自分がカナデさんに一目ぼれしている事に、気づいておりません。
一寸鈍感で、三枚目なところがあるのが、ローさん。
思えばここが、カナデさんにとっての分水嶺ですね。
ローさんの対応次第で、カナデさんの行く末も変わってくる。
というより、ローさんは完全に、カナデさんの所業に圧倒されます。
「この人の望みを叶えてあげたい」と、歪な願望を持ってしまうのが、ローさんだったりします。
つまり……?
オオオカ先生におかれましては、今後の展開を抽象的に表現していただき、感謝の言葉もありません。
転ずると、聡明なオオオカ先生はきっと、今後の展開も予想していらっしゃるのだと思います。
恐らく、それは正しいと思います。
なので、私としても、何時もの様に「今後の展開にご期待ください!」としか言えません。
でも、最後に一つだけ。
この物語は――間違いなくハッピーエンドで終わります。
その辺りは、確約させていただきますので、どうぞご安心ください!
編集済
第46話 なぜアナタはここに?への応援コメント
マカロニサラダさん おはようございます?
チタンダエルを拾ってくださりありがとうございますw
氷◯の続きはもう期待できない。京◯ニ事件は本当に残念です。
カナデさん⋯⋯(T_T)
山賊風情を殺したことを気にしていた?
出頭する勇気がなかったから逮捕を待っていた?
ロー氏にその可能性を見た?
だから、宰相殺しも自殺と有耶無耶にできる状況で、逃げずに待っていた?
クエスチョンマークの羅列。
カナデさん。どこまで本音でしょうか。
いちいち疑ってかかってスミマセン。
そうですね。
山賊だけではありませんね。
あれは、眼の前で直接的でしたけど
大勢とは、これまでの二国で仕掛けたこと。その結果間接的に亡くなった方々。
ロー氏がそれにまで関与しているとカナデさんに感じており、二人きりの取り調べでその顛末を聞きたかった。
ロー氏、正直みくびっていました。
前話の洞察力もですが、ここまで、状況を読める人とは。
なんか、スミマセン。
カナデの告白。楽しみです。
作者からの返信
オオオカ先生、今日もコメント、ありがとうございます!
今日も興味深く、拝読させていただきました!
「氷〇」面白かったですよね。
京〇二事件については、二重の意味で残念でした。
被害に遭われた方々におかれましては、哀悼の意を表させていただくしかありません。
また犯人が作家志望だった事も、とにかく残念です。
ローさんは、実は要所要所で、しっかりカナデさんの急所をついてきますね。
カナデさんの犯罪を見破った事や、カナデさんに事実を語らせた事とか。
他にもローは今後、カナデさんに止めを刺す事になります。
これは、カナデさんも全くの予想外の出来事なので、心的ダメージが大きいですね。
カナデさんは、完全犯罪が可能でした。
宰相を殺害した後、メルベストの国外に逃げ、セイレイン城に戻る事も可能でした。
宰相の件は自殺で済ましたい穏健派も、カナデさん(犯人)を放置する気満々でしたね。
寧ろ「犯人などいない方がいい」と思っていた位です。
実はこの物語を書くにあたり、一番初めに思いついたセリフは「私のせいで、大勢の人が死にました。私はその責任を、とらなければなりません」でした。
この物語はカナデさんに、この台詞を劇中で言わせる為に書かれた物だと言っても、過言ではありません。
以前カナデさんは「五人を救う為に、六人を殺すのが自分だ」と言っていましたが、実はそんな自分をカナデさんは大いに嫌っていました。
そんな方法でした人を救えない自分は、最悪だとさえ思っていたのかも。
とにかく自己評価が低いのが、カナデさんの特徴です。
カナデさんは最後に、自分の犯罪が明るみになるまで、自由な時間を持とうとしました。
自分のトリックを誰かが解き明かすまで、自由な時間を欲した訳です。
しかし、結局何をしていいのか、まるで分からなかった。
遊ぶ事を知らなかった彼女は、最後まで何をすれば自分が満足できるか、分からなかった様です。
全てオオオカ先生が仰る通りです。
山賊を殺した事も、気にしていました。
出頭する勇気がなかったのも、本当です。
ローにその可能性を見出したのも、間違いありません。
全ては、己の犯行をやり遂げた自分の罪を、清算する為。
ここから先は、自分も他人も欺き続けてただ前進してきた、カナデさんの本音です。
やっと彼女は、誰の目も気にする事なく、ローにだけ全てを懺悔する事ができる。
それだけの事なのに、ここら辺の話は、書いていて訳もなく泣けてきました。
カナデさんの、告白に、どうぞご期待ください!
因みにローさんは、結構アレな所があり、見くびられても当然なので、どうぞお気になさらずに(笑)。
ローさんは陰謀論が好きなので、現代に例えるなら「本能寺の変」には絶対黒幕が居ると思っている派の人間ですね。
ローは当事者であるヴァリジア、レディナより物事を客観視出来た。
その為、このセイレインばかり利になるこの状況に、疑問を抱いていた様です
更に宰相が殺された事で、その疑問に火がつき、カナデさんに疑惑の目を向けたというのが、彼の思考の変遷ですね。
そのローは、カナデさんとどう向き合うのか?
どうぞ、お楽しみに!
編集済
第45話 犯人対官僚への応援コメント
マカロニサラダさん、おはようございます。
あらあら、カナデさん逮捕されちゃいましたか。
手っ取り早く血の用意は自身の血とはいえ、やっぱりとはいえ、ホントにやるとは。と言う感じです。
DNA鑑定の無い中世だからこそ、ですね。
傷はどうした? って焼き鏝とは。
でも、あらためられてすぐに見つかる腕。
見つかりたかったのかとも思ってしまう位置。
というか、
美しいお嬢さんが身体に傷をつけるだだけでなく、綺麗いな肌に何やっちゃってんの! です。
正気を疑う——ロー氏に同感ですね。
カナデさんなら代筆やってそうと思い込まされていますが、ふつうに侍女。
これはマカロニサラダさんの見事な誘導です。
ワゴンに隠して。荷台に隠して。(工事用一輪車?)
ゴミと一緒に。洗濯物と一緒に。
王道過ぎてうかびませんでした。
ましてや。あのカナデさんが! です。
恋愛小説を宰相が読んでいたの、ちょっと面白い絵面ですが。
宰相的には、城内ではやっているものもちゃんとチェックして把握しておく。
それも上に立つ者、何でもアンテナを張っているイメージですかね。
そして。読んでみたらよく出来た恋愛小説。
女性に飢えてる宰相は刺激された上、なんと著者はあの侍女だと?
え。お招き預かっちゃったよ。
そして証拠隠滅に、改装中の部屋が必要だった。
改装中の部屋だからこそ、宰相も疑われなく逢瀬の場所としてやってきたのかも知れませんね。
まさかそんなところを逢瀬の場所にするとは、人は思わないから。
(ロー氏、なぜ改装中と? 多分って、想像で言って当てているのが、怖いです。直近でそんな小説でも読んでいたのでしょうか)
次はカナデさんがカツ丼食べながら、裸電球の下で取り調べられ
る、と(→色々違う)
何が語られるか、楽しみです。
作者からの返信
オオオカ先生、何時もコメント、ありがとうございます!
今日も楽しく、拝読させていただいております!
というより、昨日はオオオカ先生の「氷〇」ネタをスルーしてスミマセン。
「氷〇」、私も観ておりました!
と、遂にカナデさんの逮捕まで、話は進みました。
オオオカ先生が仰る通り、中世期のトリックは、本当に楽でいいですね。
血液鑑定もされないし、防犯カメラもない。
カナデさんがこのトリックを現代で成立させたいなら、この十倍以上の手間が必要だと思います。
基本、カナデさんは自己評価が低いので、普通に自分を傷つける様なトリックも用います。
しかし焼き鏝とは、(自分で書いておいて)確かに正気を疑うような所業ですね。
オオオカ先生におかれましては、「見事な誘導」と言って頂き、誠に光栄です!
代筆係ではありますが、普通にお茶くみとかもやってはいる、侍女でもあるんですよね、カナデさんは。
しかも、宰相専属の。(人事部を買収して、この職も手にしました。実はカナデさんが貯めこんでいたお金は、地味に役にたっております)
最初に、カナデさんにお茶をこぼされた時から、宰相はカナデさんを気にしていました。
印象が残る様に、わざとカナデさんは宰相に、お茶をこぼした訳です。
しかしその想いを第三者に打ち明けると、妻にバレる可能性が濃厚。
妻にバレれば、何をされるかは、分からない。
その為、宰相のその想いは、ずっと胸に秘められていた訳です。
更にそこへ、私のターンとばかりに、カナデさん自作の恋愛小説が登場。
政略結婚だった宰相には、恋愛に対する憧れがあった。
その辺りも入念に調べていたカナデさんは、恋愛小説を使って、宰相の心を動かしました。
宰相に「この恋愛小説の作者となら、理想の恋愛が出来るかも」と思わせる事に、成功した訳です。(酷い)
オオオカ先生が仰る通り、城内で流行っている物を、宰相はまめにチェックしていました。
この場合、それが仇になりましたね。
種をまいたカナデさんは、後は実がなるを待つだけです。
誘ったのは宰相の方で、カナデさんは散々じらした後、自室に宰相を招きます。
その後の事は、劇中で語られた通りですね。(やっぱり酷い)
オオオカ先生のカナデさんに対する理想像を壊すようですが、今回はカナデさん自ら手を汚しております。
荷台は、普通の平たい四輪車ですね。
「塵は私が片付けておきます」
「え⁉ でも、依頼主にそんな事をさせる訳には……」
「塵は私が片付けておきます」
「………」
ごり押しで、毎夜ごみの片づけを行う事になった、カナデさん。
オオオカ先生が仰る通り、改装中の部屋なら、いいカモフラージュになると宰相も考えていました。
しかし転じると、夜のそこは人気がない、密室という事になります。
人目を忍ぶという点においては、宰相もカナデさんも利害が一致していた訳ですね。
宰相はその点を、逆手に取られた形ですね。
ローさんは、普通に察しが良すぎますね。
ただ「あらゆる可能性を潰していくと、そう考えるしかない」と思った様です。
この時点では部屋の改装も、ローさんの想像の域を出ませんが、証拠は確かにありました。
腕の切り傷と焼き鏝の跡を示され、遂にカナデさんは御用となりました。
実は、プロット段階だと次の話のあるセリフが、一番初めに思いついたカナデさんの台詞になります。
遂に語られる、カナデさんの全容。
彼女の真実の、姿。
どうぞ、次回をお楽しみに!
第44話 彼の推理Ⅱへの応援コメント
マカロニサラダさん、続けて失礼します。
読んじゃったのでこちらにも書きますね。
密室トリック。
なんてあっけない。
抜け穴なんて要らなかった。
古今東西使われていますね。ミスディレクション。
注意を反らしてそっと戻しておく。
子供でもわかる。(わらなかった〜(笑))
カナデさんの体躯で、訓練を受けていた成人男性一人、運べるのかだけが引っかかっています。
数年間、城からでたこともなかった彼女にその筋力はあるのか。
寝ずに仕事をし続けられるので体力はあるのでしょうが(羨ましい)
私、気になります!
作者からの返信
続けてコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
そうなんですよ。
種がバレてしまえば「そんな事なのか」と感じるのが、密室トリックの謎なんですよね。
この謎は「使用人」が何者かなのかさえ分かってしまえば、簡単に解明できると思います。
ゴヴァックが第一発見者達を集めた時も、普通にその中に紛れていましたしね、カナデさん。
嘘は言っているかもしれませんが、行動自体に嘘はなかったというオチですね。
取り調べのとき「執事が怪訝に思った理由」は「何でこの人(カナデさん)、俺と同じ第一発見者なのに聴取する側に居るんだ?」という事で間違いないです。
オオオカ先生が仰る通り、ですね。
カナデさんの体躯で、訓練を受けた成人男性を運べるか?
また、宰相の部屋に遺体を運ぶ間に、誰かに目撃される可能性が大なのでは?
実は私もカナデさんがどうやったのか、忘れていまして(おい!)、さっき次回の話を読み返してみたら、ちゃんとその原理も説明されていました。
実は「部屋の改装」は、この犯行における重要な要素になっております。
なぜカナデさんは、自室を改装する必要があったのか?
その謎が解き明かされる、次回をお楽しみに!
事件の謎は次回の「犯人対探偵」で、全て解き明かされますね。
ただ、それでもゴヴァックは納得いたしません。
彼は更なる謎にも、踏み込みます。
それは「そもそも、何故この人はここに居るのか?」という事。
どういう意味かは、本編で確認していただければ、幸いです!
編集済
第43話 彼の推理への応援コメント
マカロニサラダさん、こんばんは。
明日の分の先読みということで。
といってもスクロール失敗して開いちゃったので次の回も読んじゃったんですけど。
ずっと。
引っかかっていたんですよね。
執事だけじゃなくて、一人使用人も居たのかって。
引っかかってはいたんですよ。
使用人って、色々いますね。
料理人とか馬屋番とか、それこそ、侍女も含まれますよね⋯⋯。
代筆をして、色んな人の文字を見ている文字のエキスパート。
紹介状を偽造するくらいの手腕の人が、疲れたの一言くらい真似するの
は容易いですね。
どこかで、彼女が直接手を下すのは信じたくなかったのですが
そう言えばナイフの達人だったりしましたよね。
頂いた返信によれば、ロー氏が言っていることは正しい。
ならば。
確かに初見で、人が何リットル血を失えば死に至るのか。
その何リットル分って、目算でわかるものなのか。
血って、ほんの一寸でも多く見えますものね。
上手い手だと思います。
では、何の血を代用したのか。
家畜の血が用意できないのであれば、手っ取り早いのは…⋯。
次話のコメントにつづく
作者からの返信
オオオカ先生、今日もコメント、ありがとうございます!
何時も、興味深く拝読させていただいております!
そうですね。
明らかに「一人だけ使用人が居る」、というのは怪しいですよね。
露骨に「侍女」にすると、誰だか簡単に分かってしまい、密室のトリックも簡単に溶けてしまう。
そういう訳で、一応「宰相のお茶入れ係」だったカナデさんも「使用人」の枠組みに入れてしまいました。
オオオカ先生の仰る通り、使用人とはカナデさんの事です。
また、これもオオオカ先生の考察通り、例の遺書はカナデさんが宰相の筆跡を真似て偽造した物です。
劇中では遺書の出どころには全く触れていないのですが、全てオオオカ先生が仰る通りで、オオオカ先生の手によって、この拙作はいま補完されました。
本当に、ありがとうございます!
カナデさんが直接手をくだすのは、信じたくないというお気持ちは、私もよく分かります。
カナデさんなら、もっとスマートな手を使いそうですしね。
それに、彼女らしくない感じもします。
どこか腑に落ちない。
ですが、この人、実は徹底して共犯者を作りたがらないんですよね。
事は宰相殺しなので、例え穏健派が〝自殺〟で処理しようとも、共犯者にどんな咎がかかるかは分からない。
共犯者が罰を受ける事態は避けたいカナデさんは、だから全ての犯行を一人で行っております。
因みにカナデさんは、徒手空拳で宰相を暗殺しております(元騎士の動脈を割いた業ですね)。
どう殺害したかは「犯人対探偵」の回でご確認いただければ、幸いです。
素人では、どれだけの血を流せば人は死ぬか、実は分かっていない。
何故なら素人(一般人)は、普通出血死した遺体や、その血液量を視た事がないから。
その為、血だまりの傍で倒れている死体があれば、それは出血死だと誤認してしまう。
その血の出所には、何の疑いも持たない。
オオオカ先生に「上手い手」と言って頂き、誠に光栄です!
ただこのトリックは、舞台が中世期だから使えるネタですね。
現代だと血液検査が出来るので、直ぐに本人の血ではないとバレてしまいます。
その場合、カナデさんは血液検査と偽って、宰相から少しづつ血液を採取する必要に迫られますね。
そういう手間を省けるのが、中世期の殺人事件。
本当に助かりました。
因みに例の代用された血はシルフィーズ(馬車の馬)ではないので、ご安心を。
馬は今もカナデさんに食べられる事なく、健在です。(笑)
第42話 陰謀論への応援コメント
マカロニサラダさん、失礼致しました(^^ゞ
う、わあ、穴があったら入りたいとはこのこと。
読解力がなくて申し訳ありません。
蜂蜜罠のほうでしたか。
メルフィスの詳細な状況説明。
もう疲れた。
意味深なメッセージ。
何に疲れたのか?
この話を聴いたロー氏の見解は『犯人の存在と自殺の否定』
執事の眉間の皺の瞬間。
何に気づいた?
そしてただ見ているだけのムン氏。
カナデさん、安心って何?
ムン氏と一緒に突っ込んでしまいました。
ローから何が語られるのか。
続きも楽しみです!
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
こちらの方も、毎日興味深く、拝読させていただいております!
私の方こそ、誤解させる様な表現を使ってしまって、すみません!
なるべくネタバレを避ける為に、曖昧な表現をしてしまったのは私の方なので、オオオカ先生が誤解されてもしかたがありません!
改めて、申し訳ありませんでした!
この回になって、漸く「犯人が居る殺人事件」という表現を使える様になりました。
メルフィスが気づいた事は、割と重要な事ですね。
「アレ? 何であの人……」的な話なのですが、スミマセン、余計混乱させてしまいましたね。
ムン氏の主な役割は、ゴヴァックの推理を聴いて、驚く事ですね。
「何だって⁉」や「まさか、そんな事が⁉」みたいな事を、彼はこれから言い始めます。
オオオカ先生が仰る通り「いざとなったらゴヴァックを穏健派に売る」、「なら安心ですね」はどう考えてもおかしいやり取りですね。(笑)
実は酷薄なカナデさんの本性を、現しているかの様な会話です。
オオオカ先生におかれましては、カナデさんに対するツッコミ、ありがとうございます!
因みに、これからゴヴァックが語る事は、全て事実です。
間違っている所は一つもないので、どうぞ安心して解決編をお楽しみください。
ただ「ゴヴァック頭良すぎない?」とツッコミは入れたくなるかも。
カナデさんも、ここでは聞き役に徹します。
今後の展開を全て見通しているのは、今のところカナデさんだけなのですが。
そろそろ佳境に入り始めた「彼女に捧げる鎮魂歌」に、どうぞご期待ください!
第41話 証言する執事への応援コメント
マカロニサラダさん、おはようございます。
色々情報を開示して頂き、ありがとうございます!
やっぱり◯なでしたか。どこにあ◯があるか、考えてしまいます。
◯◯があるとは思わなければ、密室見えますね。
ここに揃っている人間と居ない人間。
そこに誰が居るのか、その意味することは?
やはり、スティンシアは自殺するようには思えない人間。
軍が穏健派についた意味。その情報は鍵になる?
メルフィスの眉間の皺が険しくなる前に、解決を願います。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
今日も興味深く、拝見させていただいております!
えー、誤解させてしまった様で、すみません。
大正解の仮説というのは「宰相がウキウキしている理由」の方でした。
ハ〇ートラッ〇が大正解です。
ただ、部屋の改築を行い、宰相の部屋まで抜け穴を掘るというのは、実に面白いアイディアで、私も使いたい位です!
しかも時は中世期なので、そういう隠し通路があっても、おかしくないんですよね。
現に私も、他の作品では隠し通路とか、普通に活用させて頂いております。
そうなると、余計分からなくなるのが、密室のトリック。
これは種さえ分かれば、本当に単純な物です。
オオオカ先生は、普通に呆れるかもしれません。
ここで重要視するべきは「宰相の遺体を発見した面子」ですね。
その意味さえお分かりになれば、密室のトリックは解けると思います。
スティンシアは、リーシャ達と真逆の人間ですね。
支配欲が強く、己に絶対の自信がある為、自分に意見する人間は嫌っている。
お陰でステインシアの周りはイエスマンで固められ、とても有能といえる人物は残っていない。
仮にその体制を、軍が危惧したとしたら?
現体制の危険度を、軍のトップに相談した人間が居たら、どうなるでしょう?
実は次回の時点で、ゴヴァックは全ての謎を看破します。
明日から遂に、解決編がスタートします。
果たして、メルフィスの眉間の皺が険しくなる前に、事件は解決するのか?
どうぞ今後の展開に、ご期待ください!
編集済
第40話 困惑する執事への応援コメント
マカロニサラダさん、丁寧なご返答ありがとうございます!
恋愛小説に部屋の改装。時は中世。
まさか抜け◯◯。
まさに抜け◯◯?
何時も以上に意気揚々していた宰相閣下。
ハニートラップにたぶらかされて導かれた!?(多分勘違い)
まさかカナデさんに限って!
いえいえ、我らがカナデさんは自ら手は出さない。
ただ、一寸舌先三寸でそうしむけることはありうるかも?
妄想が広がりますが。
五人の容疑、じゃなかった発見者でしたね。
一同に会して一人ひとり面接ですか。
メルフィスは何を語るのか。
続きも楽しみにしてます!
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメントありがとうございます、オオオカ先生!
こちらの方も、何時も楽しく拝見させていただいております!
流石は、オオオカ先生!
ある仮説は、大正解です!
〇〇〇〇はその為に用意された、小道具です。
因みにカナデさんは、今もバリバリ生娘ですね。
後、カナデさんの必殺技の正体も、今後明かされる事になります。
他のご質問については、ネタバレになるので、返事を控えさせて頂きます(と言いながらも、今にもネタバレしそうなのが、わたくしです)。
ただ五人の遺体発見に関しては、容疑者でもありますね。
この五人に関しては、大いに疑って頂いて結構です。
大ヒントになりますが『何故メルフィスはあの時「眉を顰めた」のか?』が今後の鍵になりそうです。
後、実はわたくし、この時点である叙述トリックを潜ませて頂きました。
発見者は五人居ると明記していながら、今ゴヴァックの目の前に居る容疑者の数は明記していないんです。
「執事達が集められ、その後ろに〇〇〇が控えている」としか書いていない。
ただゴヴァックはある先入観から、その事にまだ気づいていません。
彼はカナデさんが言っていた通り「既に犯人はこの城から、逃げ出している可能性もある」と考えています。
いえ。
スミマセン。
無駄に話を、ややこしくしてしまいました。
仮に犯人が居るなら、この問題は「密室の謎と、犯人はどうやって血痕を残さずに部屋から出たのか?」という事に集約されます。
その辺りの展開も、どうぞお楽しみに!
第39話 自殺? 事件?への応援コメント
マカロニサラダさん、こんにちは。
始まりましたね、ロー氏とカナデさんとの捜査。
七日前。
どれだけの物が残っているのか。
目撃者の記憶も薄れてくる頃でしょうか?
執事は一人では対応せずに、ちゃんと人を巻き込んで扉を壊した。
概要だけを聞けば自殺に見える。
血は乾いていたのか。
証言も口裏合わせならボロは引き出せるか。
ご遺体はどういう状態なのかも気になるところですね。
飲み物や前日の食事の睡眠薬などの痕跡は本当になかったのか。
自殺を殺人事件に捏造する様な真似をした人(達)はいたのかいないのか?
◯ナンじゃんかった、カナデさんとロー氏の推理は冴え渡るのか。
楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
今日も楽しく、拝読させて頂きました!
という訳で(どういう訳?)、今日は、突然始まったこのミステリー(?)のヒントを開示させて頂こうと思っております。
遺体の第一発見者は、事が事なので、日記に記するほど克明に記録を残しております。
なので、第一発見者の証言は、信憑性が高いと明言させて頂きます。
第一発見者の人数は、五名。
執事が四人と、使用人が一人です。
次の回で、この執事達が一堂に会する事になります。
血は、概ね乾いていましたね。
死因は、間違いなく首の切り傷が致命傷です。
また食事に睡眠薬の類は、盛られていませんでいた。
寧ろこの日(死亡日)の宰相は、何時も以上に意気揚々としていました。
また、オオオカ先生にご指摘いただいた「自殺を殺人事件に捏造した人物」は、いなかったりします。
部屋に鍵がかかっていたのも、本当ですね。
また部屋の鍵に合鍵はなく、たった一つの鍵は宰相の自殺現場に保存してありました。
つまり、一見すると、これは完全な密室という事。
実はわたくし、攻城戦は苦手なんですが、不可能犯罪を考えるのは大好物でして。
割と多くの事件ものを書いてきた私ですが、密室殺人が大半ですね。
ただ、今回の件が密室殺人とは、限りません。
自殺の可能性も、残されているかも。
大ヒントは「恋愛小説」に「部屋の改装」に「劇中が中世期」という事でしょうか?
最大の問題は「仮に殺人なら、犯人はどうやって密室から抜け出たのか?」という事ですね。
事件の関係者(穏健派)は、この問題が解決できなかったので、本件を自殺として処理したようです(その方が都合もいいので)。
一見難解に見えるかもしれませんが、種を明かされたら「フザケルナ」と思われるかもしれません。
その時は、どうぞご容赦ください。(笑)
と、他に疑問点があれば、可能な限りお答えしたいと考えております。
オオオカ先生におかれましては、この珍妙なミステリー(?)をどうぞお楽しみください!
第38話 凄惨なコンビへの応援コメント
マカロニサラダさん、こんにちは。
唸りましたよ。
たしかに! です。
協力を仰いだ相手が穏健派かタカ派かで、欲しい情報は捏造される可能性がある。
当然ですね。
どちらでもない人間から公平な意見を聞けるという意味では カナデさんはベスト。
あ、この場合はカナデさんが公平とは限らないのがミソなのかな?
少なくても、カナデさんの言によれが、まだ決めかねている立場ではある。
その判断はロー氏に委ねられました。
この辺りがカナデさんがカナデさんである感じがしますね!
『捏造された事実より、
隠された真実こそが、本当に価値がある物だと思っている』ロー氏。
ブレません!
ま、おじいちゃん執事より美少女と謎解きが楽しそうなのは同感です。
下手につつくとヤバそうな、自殺の『犯人』探しをする二人。
タイトルが物語っていました。
まさに、凄惨なコンビ誕生ですね。
続きも楽しみです!
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
こちらも、何時も興味深く、拝読させていただいております!
オオオカ先生におかれましては、カナデさんの理屈に唸っていただいた様で、私としては大変喜んでおります!
また「カナデさんらしさ」という点も評価していただいた様で、大変光栄です!
このままだとゴヴァックは「捏造された事実ルート」に突入するしかない。
件の執事は、その為に用意された存在。
実際、執事はゴヴァック達を、ミスリードする気満々です。
今のところ、カナデさんは完全に中立(の筈)ですね。
タカ派でもなければ、穏健派でもない。
その反面、カナデさんはこの〝自殺〟に興味津々です。
自分では解決しようとしなかった、この件を捜査する人々が現れた。
この時点で、カナデさんは、運命めいた物を感じたのかも。
ゴヴァックさんは、ブレませんね!
彼は自分が何をしようとしているのか、まだ分かっていないので、自分の正義を貫きます。
ゴヴァックさんの考え方は、某杉〇警部を参考にさせていただきました。
某警部も自身の正義の為なら、世間体とか気にしませんからね。
ただゴヴァックは某警部ほど完成されていないので、後悔する事も知っていたりします。
そして、さらば、お爺ちゃん執事!
オオオカ先生が仰る通り、謎解きに付き物は、頼りになる美少女です!
これはカナデ・プラームとゴヴァック・ローの――初めての共同作業。
その「凄惨なコンビ」が何をしでかすのか?
どうぞ、次回もご期待ください!
第37話 その人とは関わらない方がいいへの応援コメント
マカロニサラダさん、再び失礼します。
気になってしまって、来てしまいました。
とうとうカナデさんとロー氏が出会っちゃいましたね。
あの宰相が自害。にわかには信じられなくても状況は語っている?
探偵魂は「ほんとうに?」
でも自殺と断定したほうが『都合がよい状況こそが事実』とカナデさん。
事実はこうして闇に葬られて史実となっていく過程が透けて見えますね。
是としたならば、その方が都合がよいと考えている方が黒幕。
真理です。
そして、そうであることもバレてはならない。
繊細です。下手につつくと、自分が危うい。
カナデさんに何かを感じてしまったロー氏。この二人は、どちらをむくのか気になります。
作者からの返信
更なるコメント、本当にありがとうございます、オオオカ先生!
オオオカ先生のコメントなら、もちろん大歓迎です!
今回も楽しく、拝読させていただいております!
カナデさんとゴヴァックさんが、遂に出逢ってしまいましたね。
実はこの時点でゴヴァックさんはカナデさんに一目ぼれしているのですが、本人は気づいていません。
カナデさんは別の(重要な)ナニカを感じ取っているのですが、これはその内本人の口から語られます。
実はここが、歴史の分水嶺になっております。
この二人の出逢いが、歴史を大きく動かしたと言っても、過言ではありません。
オオオカ先生が仰る通り、ゴヴァックの探偵魂は「ほんとうに?」ご疑問符を投げかけております。
ただ、遺体の発見現場を視た限りだと、自殺にしか視えない。
正直、この件については、考えるのが楽でした。
この時代は、現代に比べて、調べられる事が少ないので。
オオオカ先生のご指摘通り「事実はこうして闇に葬られ、史実になっていく過程が透けて見えます」ね。
だとしたら、カナデさんの行動は一寸妙なんです。
彼女は今、重要な事をせずにいる。
これが本当に自殺なら、犯人などいない。
犯人が居ないなら、穏健派も「逃げ出した犯人」を追う事はない。
居もしない犯人を追う事など、あり得ませんからね。
仮にこの件に犯人が居るなら、疾うに逃げ出している筈なんです。
つまり、カナデさんは……?
いえ。
また意味不明な事を、言ってしまいました。
どうぞ、お気になさらずに。
オオオカ先生が仰る通り「下手につつくと、自分が危うい」。
だとすれば、次回を読んで頂くと、オオオカ先生が一寸混乱する様な事を、カナデさんは言い始めるかも。
どうぞ、後半に入った「彼女に捧げる鎮魂歌」にご期待ください!
第36話 小さな駆け引きへの応援コメント
昨日も興味深い返信に感謝です!
ゴヴァック・ローさん、第二の主人公でしたか。刑事にあこがれ、権力に興味のない
、だが前皇帝の姪に仕えている。
自分の器を自分で見定められたカニカ嬢は聡明なのだと思います。
なりたくなくてやっている為政者って、案外生真面目に名君に成り得たりするのかなとか思っています。(うちのキャラはそんなんばっかかも知れませんw)
スティンシアさん、敏腕だったのに一方では悪評高い宰相。そりゃそうですね。
殺されたのか自殺だったのか。
まかかミステリーをこの作品で読めるとは思いませんでした。
カナデさんの居るメルベスト城にゴヴァック・ロー氏が入っていきましたね。
文官タイプ。お名前負けで女性にがっかりされるとは、なんだか不憫なロー氏。
出会わない筈がありませんね。
物語がどう動くのか、興味津々です。
作者からの返信
オオオカ先生、今日もコメント、ありがとうございます!
何時も楽しく、拝見させていただいております!
はい。ゴヴァックは、重要人物ですね。
彼の主な役割は、探偵です。
オオオカ先生が見抜かれている通り、ここからはミステリーになります。
カニカは卑下しているだけで、実は有能ですね。
ただスティンシアの統治下だと、目立つ真似をするのは危険と判断して、何時も以上に大人しくしていました。
確かにタビ〇の為政者は、皆しかたなく為政者になった方ばかりですね!
父親がアレだかとか、他に世継ぎがいなかったからといった感じで。
けど、変な野心がない分、民に対しては誠実に接する事が出来るのが、タビ〇の為政者ですよね。
スティンシアあたりに、見倣わせたい位です。
ただカニカは陰謀とかは疎いので、政権争いに巻き込まれていたら、間違いなく暗殺されていたかも。
スティンシアはとにかく陰謀めいた事には、頭が回るキャラでした。
そんな彼は本当に、自殺なのか?
今の私の立場だと「証言者はみな自殺だと言っていた」と主張するしかありません。(笑)
次回のタイトルを今見たのですが「その人とは関わらない方がいい」とか、絶対に例の人が出てくる前振りでしかありませんね。(笑)
名前負けしているとされる、ゴヴァックさん。
例の侍女の目には、どう映るのか?
逆にゴヴァックは、例の人をどう見る?
ネタバレしてしまうと、カナデさんはこの時、運命の様な物を感じます。
それが、何を意味しているのか?
どうぞ今後の展開に、ご期待ください!
第35話 ゴヴァック・ローへの応援コメント
短い間に
メルべエスト スティンシア宰相自殺
レディナ公国 ギルティナ公 討たれる
ヴァリジア王国 ラストア王 暗殺
エギン同盟を汲んでいたスリートップ全滅
セイレインを落とす一番の方法だった同盟が崩壊した世界は何を意味する?
カナデさんは何をした?
誰か気づくのか?
続きも気になります。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
こちらの方も、何時も楽しく拝見させていただいております!
何でしょうね?
何で急に、メルベスト、レディナ、ヴァリジアのトップは不遇の死を遂げたのでしょう?
正直、私にはまるで見当がつきません。
或いは、高名な呪詛師が、彼等を呪い殺したのかも。
それ以外に、相次いでセイレインの敵国のトップが亡くなる理由とか、ないと思います。
え?
誰かが暗躍して、こういう構図を作り出した?
まさか。
そんな超人的な人間が、この世に居る訳がありません。
これは、全て偶然ですよ。
今は、敢えてそう主張させて頂きます。
因みにスティンシアの自殺は、密室で行われたそうですよ。
遺体の第一発見者とされる人々は、複数人居るのですが、誰もが「密室で行われた自殺に違いない」と証言している様です。
第二の主人公である、探偵ゴヴァック・ローは、果たしてどんな答えを導き出すのか?
尚、「カナデさんは、既に死んでいる」という事はないので、どうぞご安心を。
暫くゴヴァックのターンが続きますが、どうぞお楽しみに!
第34話 下準備への応援コメント
途中までは通常運行のカナデさん。
あー、やっぱりね。
⋯⋯
⋯⋯
⋯⋯うん?
あの、カナデさんが恋愛小説を読んでる
あの、カナデさんが恋愛小説を書いてる
あの、カナデさんが部屋を持った
あの、カナデさんが部屋の改築した
etc⋯⋯
これは何の天変地異の前触れでしょう
もう、疑わしいとしかありません!
何を企んでいるのか楽しみとしか言えません!
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
今日も興味深く、拝見させていただいております!
第三十四話では、カナデさんは色々不可解な事をやっておりますね。
カナデさんが恋愛小説を読むというのは、アセル〇が恋愛小説を読む様な物です。
カナデさんが恋愛小説を書くというのは、アセル〇が恋愛小説を書く様な物です。
カナデさんが部屋を持つという事は、野生の動物が「おい。俺の部屋を用意してくれよ」と要求する様な物です。
カナデさんが部屋を改築するという事は「あー、これは何かやらかす前準備だな」と素直に考えていただいて、結構です。
実はカナデさんはタイプは全く違うのですが、アセル〇並みに心が空虚な人なんですよね。
そんな人が恋愛小説を読んだり、恋愛小説を書いたら、それは吃驚すると思います。
オオオカ先生が仰る通り、天変地異の前触れだと思われても仕方がないかも。
余談なのですが、現在カナデさんには、友達とかいません。
仲良くしてくれる人はいるのですが、ファイナさん程の距離感で接してくる人はいませんね。
それだけファイナは、稀有な人格の持ち主だったのかも。
そう言えば、どこぞのアセル〇も友達とか絶対いないでしょう?
彼にもファイナさん的な人が居たら、何かが変わっていたのかも。
いえ。
そんな訳がありませんね。
結局カナデさんが変わらなかった様に、どこぞの王も友達ができても、全く変わらないのかも。
オオオカ先生が仰る通り、何かを企んでいるとしか思えない、カナデさん。
その答えとは?
色々煽り文句を謳ってはおりますが、明日から別の人が主人公になります。
カナデさんは、暫く退場です。
一体何が起きるのか?
どうぞ、ご期待ください!
第33話 多分アゼ以外はドン引きだったへの応援コメント
自分の為に笑ったことがないカナデさん。
とう聞くと、不憫にも感じてしまいますが本人はそれを異常だと思っていない異常。
働き口がセイレイン城なのですね。
カナデさんの紹介といえばたしかに喜ばれそうです。あそこは人不足で大変そうですしね。
アゼくんはカナデの理解者にもしかしたらな得た人材だった?
気遣え、踏み込まない選択が出来る人間。
好印象です。
後に、ついて行かなかったことを悔いるアゼ・サイラ。
カナデさんの身になにが起きるのか。
自分が救える道を選ばなさそうなカナデさん。彼女の最後の仕事というフレーズが不穏です。
続きも気になります。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
オオオカ先生が仰る通り、カナデさんは、確かに色々マズイですね。
能力が高い分、精神的に何らかの疾患を抱えているのかも。
そう分かっていながら、作者もその辺りは、スルーしながら書いております。
アゼに好印象を持って頂き、大変光栄です!
アゼは将来、いい男になると思います。
教育次第では、スエセンドとか、軽く上回るかも。
カナデさんに何か起きそうですが、これだけはお約束します。
この物語は、ハッピーエンドで終わる、と。
しかし、この歪んだ作者が言う事なので、どういう形のハッピーエンドなのかは、定かではないかもしれません。
(不穏な空気を残しつつ)どうぞ、次回もお楽しみに!
第32話 マジでこの人 怖いんですけど!への応援コメント
カナデさん、なにしたのー!?
今日の被害者はウルカさんでした。自分が理解できないものは、化物扱い。あるああですが(^_^;)
狭い価値観で生きてた彼にカナデさんを、分かれは少し気の毒かもですねw
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます!
さらば、ウルカ。
いえ。(多分)死んではいないのですが。
カナデさんの必殺技が、炸裂しましたね。
必殺技の詳細は、もう少し後で語られると思います。
カナデさんを理解できる人間は、あの世界観だと少ないかも。
元侍女が山賊を退治できると言うのは、ウルカの価値観ではありえない事なので。
改めて、お忙しい時期に、コメントありがとうございます、オオオカ先生!
第31話 命を懸けた対峙への応援コメント
マカロニサラダさん、こんばんは。
カナデ劇場も淡々と舞台が仕上がってきたようですね!
「元民兵を追う」か「このまま元民兵を逃がす」
そしてきづかないもう一つの手段。
スエセンドはやはり追い、狩りを楽しんでますね。半殺しを楽しむ仄暗い欲求を隠して。
追い詰めた先は崖。
一見追い詰められたように見えるアゼくん。まさか誰が金貨を投げ捨てると思いますかw
やってくれた です。
ざまあ です!
崖を落ちたのはスエセンド。
カナデさん、口八丁でこの状況を作り出した。ちょっと危なかったけど。お見事ですねぇ。しみじみ。
ちょっと数日、通信手段がスマホのみになります。ちょっとしかかけないと思いますがよろしくお願いします。
作者からの返信
オオオカ先生、今日もコメント、ありがとうございます!
返信が遅れてすみません!
十四時間前と言う事は、ドラマを観ていた時間帯ですね。
その後、速攻で寝てしまいました!
アゼ達が頑張っている頃、カナデさんは見張りの元騎士と世間話をしていました。
「山賊とか、もうかります?」とか、「何なら、再就職先をお世話してもいいですよ?」とか、元騎士に最後の情けをかけていた頃ですね。
その後、元騎士がどうなるかは、次回のお楽しみという事で。
もう一つの手段は、カナデさんを人質にする事なのですが、その場合、元騎士達は思わぬ反撃を受ける事になりかねないので、どちらにしろ詰みでしたね。
元騎士達にしてみれば、子猫がヒグマを食い殺す並みの驚きを与えかねない反撃です。
スエセンド達は、カナデさんと関わった時点でデッドエンドが決まっていたので、フォローのしようがないという仕様です。
ただ、実はわたくし、自分が書いた全てのキャラに、平等の愛を注いでいるので嫌いなキャラとかいなかったりします。
逆を言えば、特別好きなキャラもいなかったりします。
しかし、カナデさんはある実在の人物をモデルにしているので、少しだけ他のキャラとは毛色が違うのかも。
カナデさんは金離れがいいので、作戦を完遂する為なら、金貨五十枚位なら平気で散財しますね。
実はアゼ達もスエセンド達一緒に、崖から落ちたりするのですが、果たして彼等の運命は?
次回はアゼ達の生死は明らかにされず、カナデさんの本質が描かれます。
また、オオオカ先生におかれましては、カナデさんの手腕を「お見事」と評価していただき、誠にありがとうございます!
実はわたくし、携帯という物を、今までの人生で一度も持った事がなかったりします。
そんなわたくしですが、こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします!
第30話 そうですよ 罠ですよへの応援コメント
マカロニサラダさん、おはようございます。
さすがカナデさんですね!
元民兵と元騎士で有効な手札も当然ちがいますね。
尤もです。
その人その人で、刺さる言葉を使い分ける。
この人こそある意味特殊な目を持っていそうです。
罠だと判っていて罠に乗ることを選んだスエセンド。
こんな少女が金貨千枚持っているとは普通想いませんw
——モブ全員名前があった吃驚です。
名前があるということはモブで終わらない?
カナデさんの駒として使われる未来があるのかなと想像しています。
乗った罠の先にあるのは天国か地獄か。
楽しみです。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメントありがとうございます、オオオカ先生!
こちらの方も、何時も興味深く、拝読させていただいております!
カナデさんを「さすが」と褒めて頂き、大変恐縮です!
例の代筆業を通して、カナデさんは世の中には色々なタイプの人間がいる事を、教わっております。
世の中の裏事情も知っているので、普通に元騎士達が近くの街の警察に賄賂を贈っている事も見抜きました。
そう察していながら、元民兵達には「近いうちに囮捜査がある」と騙して、自分の味方につけました。
そういう意味では、カナデさんはやっぱり清廉潔白とは言えないんですよね。
問題はあの見かけなので、ドス黒いナニカを企んでいるとは、全く思えない事。
スエセンドもカナデさんを、大いに見くびります。
「え? だってどう見ても、この人一般人じゃん」と思った時点で、カナデさんの勝利は揺るがないのかも。
いえ。
言い過ぎました。
実は元騎士達が挽回する事も、あり得るのかも。
オオオカ先生が仰る通り「こんな少女が金貨千枚持っているとは普通思わない」と私も思います。
なので、これはカナデさんのミスですね。
お陰でスエセンドは、冷静になってしまいました。
ただカナデさんがこの場に現れた事で、元騎士の行動選択の余地は、限りなく殺がれました。
彼等はもう「元民兵を追う」か「このまま元民兵を逃がす」しか選択肢がないので。
いえ。実はもう一つ手段があるのですが、スエセンドは、その事に気づきません。
スエセンド達にとっての、最高の手段は、次回明かされると思います。
どうぞ、ご期待ください!
「カナデさんの駒」については、アゼという少年が同行を申し出ます。
その時、カナデさんがどう対応するかは、山賊編のラストで明らかになります。
カナデさんの罠に乗った、スエセンド達。
それが、何を意味しているか?
どうぞ、次回をお楽しみに!
編集済
第29話 多分逃げた方がいいへの応援コメント
お話、伝わりませんでいたね。
むりもないんですけどね。
カナデさん初対面じゃ、しょうがないですよね。
彼女の事を、爪の先でも知っていれば、それがどんなに愚行であることが解かるんですけどね。
ふふふ。読者は同情します。
うん、仕方がないよね。
存分に、毒牙にかかってくださいな。
ニヤニヤ。
ということで、カナデ劇場、どういう展開を見せるのか。
楽しみです!
追伸
イルカの肉ってつまりは一種のクジラ肉ですよね。そこそこ美味しいはず!
送別会小噺ありがとうございます!
あのカナデさんを!というファーナへの置土産笑わせて頂きました(^^)
そして、レードの爆笑は貴重です♡
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
こちらの方も、毎日、興味深く拝読させていだいております!
説得は、失敗に終わりました。
いえ。
逆に成功していたら、カナデさんは自分の在り方に疑問を抱いていたかも。
自分の言い分がラストア王やギルティナ公にも通るなら、説得するだけで事は済む。
「あんな事」なんてする事はなかったと、大いに後悔していた筈です。
ここでカナデさんが確かめたのは、自分の限界ですね。
自分は誰でも悪の道から解き放てる、聖人ではない。
自分は寧ろその反対の、ドス黒いナニカという事を、今、再確認したところです。
完全に開き直ったとも言える精神状態で、だからここから先はカナデさんのやりたい放題ですね。
タヌキと狐の化かし合いが、始まります。
といっても、この訳が分からない和服女子が現れた時点で、元騎士達は意味不明な状況に陥っているのですが。
オオオカ先生が仰る通り、どうぞ大いに同情なさってください。
さらば、元騎士達(まだ早い)。
ただ、元騎士達が言っていた事には、一分の理がある気はします。
為政者の立場に立つと、やはり民衆の在り方は「生かさず殺さず」が丁度いいのかも。
ただ、それも三流の為政者の論理だと思います。
活力を奪られた民衆は、薄氷の上に居る様な物。
抑圧された存在は、何れ爆発するのは、目に見えています。
様々な革命も、それで起きた様な物なので、やはり「生かさず殺さず」は愚策でしかないのでしょう。
カナデさんは全く興味はないでしょうけど、彼女が政治を行ったらどうなるのか?
この先の展開で、カナデさんが望む世界の在り方が、少しだけ明らかになるかもしれません。
どうぞご期待ください!
第28話 ナイフを人に向けてはいけませんへの応援コメント
マカロニサラダさん、続けて失礼します。
あらら、来ちゃったのは元騎士の元締めさんたちの一人でしたか。
実行役をちゃんと見届けていたのですね。
職務に忠実で偉い偉い(褒めていない)
そういえば カナデさん戦闘能力値けっこう高かったですね。
ナイフ投げの腕もよろしかったw
初めて投げちゃったのに当たっちゃった のようですが、彼女の場合どこまでが計算かもう分かりません!
人のものを勝手に奪おうとしたのが悪いので弁護はしません。当然です。
なし崩し的に、宣戦布告。
山賊実行役もまきこまれ、でも話にいくんですね。カナデさんは。
それでこそカナデさん、なのでしょう。
どう切り崩すのか楽しみです。
作者からの返信
続けてコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
くどい様ですが、どうぞご無理はなさらずに!
元騎士達も生活がかかっているので、割と勤勉ですね。
その労力を正しい方向へ向ければいいのに、と思うのですが勤勉なのは確かです。
また腕に覚えがある為、かなり油断しがちです。
反乱を起こすかもしれない民兵なら、彼等も警戒しますが、敵(?)は和服を着た童顔の美少女でした。
全く警戒する事無く、呼吸する様に自然に敵(?)の物を奪い去ろうとするのが、元騎士です。
これはかなり非常識な行動なのですが、果たして、だからと言って、ナイフを投げてもいい物なのかと、正直私などは疑問に思うばかりです。
ただ、カナデさんならそれ位普通にするんだろうなと言う思うに操られ、こう言う展開になっております。
因みにカナデさんが投げナイフを投げたのは、通算四回目です。
前の山賊退治の時も、普通に二回ほど投げナイフを使用しております。
「話せば分かる」の精神に則り、取り敢えず対話を試みる、カナデさん。
ええ。
破綻する事は、目に見えております。
以下は、いきなりですが、一寸した閑話です。
「はぁ。
私の送別会、ですか?」
「うん。
カナデは嫌がりそうだけど、送別会ぐらいさせてよ」
ファイナがそう提案すると、カナデは快く頷く。
「分かりました。
では、お言葉に甘えようと思います」
で、城中の人々が集まって、送別会は始まった。
それは、先の大戦の戦勝記念でもある。
その席で、ファイナはカナデに、夢見る様に語った。
「うん。
私って、イルカが好きなの。
前に一度だけ見た事があるイルカと、一緒に泳ぐのが私のユメね」
ある肉をムシャムシャ食べながら、ファイナはカナデとの雑談に興じる。
そこでカナデは、こう言った。
「え?
でも、ファイナ、その肉はイルカの肉らしいですよ」
「げぇええぇぇ……!」
マジ泣きしながら、今食べた肉を嘔吐する、ファイナ。
「何で今日に限って、イルカの肉を使っているんだよ?」と、彼女は思うしかない。
「いえ。
大丈夫です、ファイナ」
「……え?
このやり取りのどこに、大丈夫な所があった……?」
「ええ。
だって今のは、冗談ですから」
「………」
そこで、ファイナはカナデのほっぺを引っ張る。
「……あんたね、今日の主役だからって、何をしても許されると思うなよ?」
「すひまへん(すみません)」
「あのカナデ・プラーム」に折檻を加える。
お陰でファイナは、この城では一目置かれる様になる。
いや。
それ以上に、効果的な事があった。
「アハハハハ! やはり貴女達は、面白いですね! アハハハハ!」
「……う!」
あの滅多に表情を変えない、レード・ズーが大笑したのだ。
彼のその様を見て、ファイナは照れた様な顔になる。
それが、カナデがファイナに残せる、最後の置き土産だった。
みたいな話も、あった様です。
と、急に話は変わりますが、カナデさんが元騎士をどうぞ切り崩すのか、どうぞお楽しみに!
第27話 だからこの(元)侍女は何者?への応援コメント
マカロニサラダさん、おはようございます。
昨日は力尽き、こちらには伺えませんでした。
自分を襲ってきた山賊の人生相談w。
だから、と、悪循環に陥る彼らに自由と働き口を提供する?
無職の侍女がいう台詞ではありませんが、カナデさんならきっといい案をと思えてしまえますね。
そして、カナデさんあの大金を使う予定というのが気になります。
代筆で潜入とは違う形で、次の国への対処を考えているとしか聞こえません。
さて、森の中からの人物とは?!
続きも楽しみです。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
いえ、いえ、どうぞご無理はなさらずに!
前にも書かせて頂きましたが「大変だな」とお感じになった時は、遠慮なくスルーしてください。
どうぞ、御身の事を、一番にお考え下さい!
現在無職の十七歳の少女が、山賊相手に人生相談。
くどい様ですが、カナデ・プラームは現在無職です。
またカナデさんは、誰のバックアップも受けていないので、常に一人で行動しているんですよね。
単独犯です。
カナデさん的には、実行犯は無害と判断したので、彼等に力を貸す事を約束しました。
その人数は、五人。
本当の加害者側は、八人。
その五人を救う為に、カナデさんは隠されていた(?)本性を剥き出しにします。
カナデさんの本質が描かれる時が、遂にきました。
実は、職の世話に関しては、カナデさん的にはあまり自信がありません。
今は自分が彼等(実行犯)に出来る事を、可能な限りしようと言うスタンスですね。
なので、職の方は空振りに終わる可能性も、少なからずあります。
後の事は、どこぞのビジャとかいう王子の器量次第ですね。
カナデさんの大金は今後、地味に役に立ちます。
非常に地味ですが、カナデさんにとっては、必要な事ですね。
ぶっちゃけると、森から出てきた人は、ただの「被害者になる人」です。
果たして非常識なのは、どちらなのでしょうね?
問答無用で他人の物を奪う山賊か、それともキチガ〇と紙一重の元侍女なのか?
これこそ、正に永遠の命題ではと、愚考しております!
第26話 (加害者の方が)急転直下への応援コメント
こんにちは!
マカロニサラダさんが仰っていたちょっとしたハプニング。
なるほど。
カナデさんを襲おうとする山賊でしたか。
運が悪かったとしか言えませんね。→山賊が。
まあ、女性一人で旅をするのが、困難な時代ということなのでしょう。
かつての相棒 馬車の再活躍の場があって良かったです。
さてさて。
また何やら人生相談を始めてしまいました。
もう、ほぼ籠絡しているように見えますが。
カナデさんは彼らをどうするのか
——カナデさんがどうされるのでは無い前提で、もう考えてしまう。私も毒されました。
続きも楽しみです
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメントありがとうございます、オオオカ先生!
こちらも毎日、興味深く拝読させていただいております!
カナデさんが、山賊の襲撃を受けました。
ここから「カナデ・プラームが、山賊の襲撃を受けた件について」が始まります。
オオオカ先生が感じておられる通り、余りにも危機感が希薄な状況です。
普通の少女が主人公なら、「アレ? これって、不味くない?」と感じる筈なのですが、どうもオオオカ先生のコメントを読む限りだと違う様に感じられます。
……アレ? カナデさんも、普通の女の子ですよ?
まあ、二十六話のタイトルからして、今後の展開を示唆した物なので、無理もありませんが。
しかも劇中でカナデさんが山賊に強襲されたのは、二度目と言ってしまっていますしね。
二度目の山賊退治です。
某ラノベの作風の様に「二度目のやり直し人生」みたいなある意味ループ展開ですね。
問題は十七歳の少女が、実際にどうやって、山賊を退治するのかという事。
そんな事が、可能?
例えフィクションでも、無理があるのではと、私などは考えてしまいます。
ただ、有名な「話せば分かる(そう仰った方は、話し合いに持ち込む前に、問答無用で射殺されましたが)」という言葉も世の中にはありますからね。
ここは先ず、対話。
カナデさんは、山賊達から山賊達の事情を聴くのを、優先した様です。
オオオカ先生の仰る通り、ここから始まるのは、人生相談です。
この山賊達の組織図は、完全に闇バイトの組織図を模倣した物ですね。
よって、実行犯を篭絡しても、まだ上役が残っています。
その彼等を、カナデさんは殆ど武力を用いず、始末……いえ、退治する事になります。
オオオカ先生におかれましては、カナデさんに毒されていただいた様で、誠に光栄です!
「元侍女が、山賊を退治する方法」を堪能していただければ、作者冥利に尽きます。
どうぞ、次回にご期待ください!
第25話 別れへの応援コメント
マカロニサラダさん おはようございます。
レードさんショックですねw
名声は王に集中せねばならないから、一介の侍女が救国の英雄では困るから国を去るとカナデさん。
いちいちもっともなことを言っているように見える。
実際、ある意味、言っているからたちが悪いですね。
迷惑がかかったら困るから連絡もダメと先手まで打って、しっかり切っていく。
謙虚に見えて、代筆で得た情報という宝物をしっかりゲットしている人を簡単に解放しちゃったのが、運の尽きのような。
後悔とレードさん言っているので、後に気づいたのですね。
初恋だったんだぁ(レードさん何歳?!)
とりあえず、ファイナとズールートがありそうで安心しました。
退場した妖精ちゃんの次なる職場。楽しみにしています。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
今日も興味深く、拝読させていただいております!
レードやファイナにとっては、ショックな展開ですね。
カナデさんは彼等を、完全に篭絡していたので。
ただカナデさんは自己評価が低いので「自分が居なくなる位、なんという事もないだろう」と思っています。
オオオカ先生が仰る通り、カナデさんは尤もらしい理由を言って、城を去りました。
レードは理に適った話には滅法弱いので、反論の余地がなかったですね。
「確かにその通りだ」と思い、カナデさんを送り出すしかなかった。
この辺りが生粋のエリートである、レードの限界といえるのかもしれません。
立場を重んじるレードには、何より堪える説明だったのでしょう。
オオオカ先生が仰る通り、カナデさんは代筆業で得た情報を手に、悠々と次の仕事場に向かいます。
本当にレードがカナデさんを落としていたら、歴史は変わっていたので、ここが分水嶺でしたね。
ファイナさんとレードの述懐に関しては、今の所「実にその通り」とお答えするしかありません。
レードは自分より頭がいい女性を無意識に求めていたので、二十七歳になるまで恋さえ知りませんでした。
その為、どこまで踏み込んでいいのか分からず、カナデさんを射止める事が出来ませんでした。
オオオカ先生が仰る通り、ファイナ、レードルートは確定しております。
ただ、その決定的な場面が出てくるのは最後の方なので、割と不穏な空気に包まれていて……?
職を失い、再び無職になった元侍女。
彼女が、次に向かう場所とは?
いえ。
その前にちょっとしたハプニングが、カナデさんに迫ります。
どうぞ、次回もご期待ください!
第24話 スティンシアの思惑への応援コメント
マカロニサラダさん、またまた色々な情報をありがとうございます!
ラストア、ギルティナとトップを喪った二国は互いに禍根を残しましたね。
しばらくこの二国は為政者を亡くした混乱と互いに互いの国のことで手一杯。
漁夫の利を得たスティンシアに見えますが、きっとこの国にもカナデの魔の手はおよび、次のターゲットにロックオンされているのでしょう。
誰にも知られることなく。
ヴァリジアの勝利を、その功労を戦場に居たものの成果とカナデは金貨だけで辞退。
欲にかられない彼女は謙虚と人は評価する。
そんなところも、彼女が無害に映る一端なのでしょうね。
事実、一見功労者のカナデですが、この先の泥沼の二国間争いの種を蒔いただけのようにも受け取れますね。
次に向かうのはスティンシアですか?
さらなるカナデの暗躍を楽しみにしています。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」の方にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
こちらの方も、何時も貪る様に読ませて頂いております!
実は初期プロットだと、この物語は三部構成で、ヴァリジア編、レディナ編、メルベスト編に分かれていました。
それぞれの国でカナデさんが色々やらかし、現体制を崩壊させるという話だったりします。
けれど、それでは話が単調になるなと感じ、ヴァリジア編の時点でレディナ公国も半ば破綻させる事にしました(酷い)。
「内通者」が上手く立ち回った事で、レディナとヴァリジアの同盟関係は決裂し、戦争状態になりました。
ラストア、ギルティナという名君を失った二つの大国は、正に迷走状態となります。
スティンシアは色々考えてはいるのですが、まさかこれが一個人が引き起こした事態とは、全く考えておりません。
現在その事に気づきつつあるのは、もう一人の主人公であるゴヴァック・ロー位ですね。
オオオカ先生が仰る通り「謙虚に振る舞う所も、カナデさんは無害」という事を印象付ける一因になっております。
実際、カナデさんは名誉にもお金にも関心がないので、第三者が見るとその姿勢は実に自然に映るのかもしれません。
それをいいことに、やりたい放題な、カナデさん。
しかし、カナデ・プラームの名は、未だ歴史のうねりにうずもれたまま。
オオオカ先生が仰る通り、その間にカナデさんは次の行動を起こそうとします。
ただ、カナデさんも全知全能ではないので、今後は予想外の事も起こります。
明日でヴァリジア編は(たしか)最終回ですね。
次回からは、〇賊編が始まります。
個人的には、カナデさんの本性というか、本質が描かれる事になるストーリーになると思っております。
どうぞ、ご期待ください!
第23話 散華の日への応援コメント
おみごと としか言えませんね。
休息場所をさり気なく誘導して、天は味方也 と言わんばかりの大雨のお膳立て付きで、あっさり奇襲成功。
ギルティナさんもさよならでした。
早くもツートップを獲ってしまいましたか。
いよいよ、国通しの力関係が分からなくなりましたね。
ただ、カナデさんの目的が国を滅ぼすことでもどこかを勝たせることでの無い。
カナデさんの華麗なる次の手を楽しみにしています。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
何時も、興味深く拝見させて頂いております!
「内通者」は軍事関係の書状の代筆もしているので、実は戦略戦術にも詳しかったりします。
「この戦術なら、敵軍を追い払えるのでは?」とか「この戦略なら、セイレインを攻略可能だろう」みたいな書状のやりとりも読んでいるので、軍事的知識もある。
それを活用したところ、今回の話の様に事が進みました。
現在の様な強行軍が、何時までも続けられる訳がない。
敵は必ずどこかで休息をとり、軍の再編を行う。
軍部が圧倒されているヴァリジアとしては、その隙を狙うしかなかった様です。
オオオカ先生が仰る通り、「内通者」は、ヴァリジアを滅ぼすつもりはありません。
また、レディナを滅ぼす気もなかったりします。
「内通者」は侍女と言う立場にあるので「今の構図」を成立させるのが、ベターだと少なくとも本人は認めた様です。
次にカナデさんが何をするかと言うと、例の馬車がまた活用される事になります。
因みに件の馬車の馬の名は、シルフィーズ。
セイレイン語だと「誠実」という意味です。
全く誠実ではない人が誠実と名付けられた馬を使っている、という酷いオチですね。
ヴァリジア編も、いよいよ終盤。
完全に忘れられている、ファイナさんの出番はあるのか?
どうぞ、次回をお楽しみに!
編集済
第56話 終章への応援コメント
恐ろしくも魅力的なカナデさんにただただ魅せられました。
カナデさんが自ら死を選んだ場面では、せっかくここまでして祖国を救ったのに、
カナデさん死んじゃったらきっとまた同じことが繰り返されてしまうよ😭
死ぬんじゃなくて、生きて侵略が無い世界を作るのが贖罪では!?
と思ったのですが、このラストに安心しました。
一度死んだから分かることもあったのかもしれませんね。
カナデさんの能力をもってすれば世界征服もきっと可能です!今度は世界を救って!
カナデさんの今後も応援しています📣✨
*************************
えええーーーーーー!?
完全に騙されました、そして呪われました!
主語がずっと「彼女」なのに違和感はあったのですが、そう言うことだったのですね……!
続きが気になります……😣
作者からの返信
滝川先生、コメントありがとうございます!
また、「彼女に捧げる鎮魂歌」を最後まで読んで頂き、感謝の言葉もありません!
自画自賛になりますが、カナデさんは恐ろしくもどこか魅力があるキャラになってくれたと思います。
これは私の手柄というより、完全にカナデさん自身の手柄ですね。
彼女が私の思惑を超えて、一人で自由にこの物語を形作ってくれたのだと思っております。
実はプロットを書いている時「私の所為で大勢の人間が死にました。私はその責任をとらなければなりません」という台詞が、真っ先に浮かびました。
その時私は「ああ。この人は例え敵国の人間であろうと、同じ人間だと思っているんだな。だから、この人は己の責任をとって、死を選ぶんだ」と思っていたのです。
ですが、滝川先生の「カナデさんが死んだら、同じ事が繰り返される」というご意見を聴き、それは尤もだと思い、密かに反省しました。
やはり人間は生き抜いて、自分の罪を清算していくのが、正しい在り方。
人はまず生き抜く事が大前提なのだと教えられ、深く感じ入った次第です。
その事に気づかせて頂き、改めてありがとうございます、滝川先生!
また滝川先生が仰る通り、カナデさん的には一度死ななければ分からない事があったのかも。
カナデさんの自己評価値はマイナス百なので、それ位の事が起きなければ分からない事があったのかもしれません。
では、ここで特大の呪いを残したいと思います。
実は最後に出てきた彼女は、私達が知るカナデ・プラームではなかったりします。
完全に別人です。
でも、カナデさんはカナデさんで上手くやっているので、どうぞご安心を。
私としても、カナデさんが世界を救ってくれる事を、祈っております。
カナデさんに対する応援、誠にありがとうございます!(感涙)
第22話 本当にこの人は誰?への応援コメント
マカロニサラダさんこんにちは
カ・ナ・デ・さーん(^_^;)
どの口が言う ですね!
内通者別にいるというブラフ
で本当の内通者の存在をぼかし
内通者が内通者を利用して
内通者の書状にみせかけた書状で誘導するという
そしてもう、仕込み済みw
さすがとしか言えません。
そして自分の策に命さえかけてみせる。
全て
はカナデさんの掌の上ですね。
そしてそうであることを悟らせない。
恐ろしいです。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメントを頂き、大変光栄です、オオオカ先生!
こちらのコメントの方も、何時も楽しく拝見させていただいております!
「情報を制する者が、現代では勝者になる」と言いますが、それは中世期でも変わらない様です。
今ヴァリジア城で最も情報を蓄えているのは、「内通者」ですね。
その情報を使ってレディナの為政者達の気持ちを忖度し、コントロールしているのが「内通者」です。
ラストアの暗殺の機会を提供するというのは、この上ない誘い文句でした。
ワールデル地方の征服をユメ見る為政者にとっては、正に甘言です。
「内通者」はレディナに与する様に見せかけながら、場を支配しつつある。
その上で「内通者」は、堂々とヴァジリア側に内通者の存在を示唆します。
「殺人事件の犯人が、警察に協力的になる訳がない」という、二時間ドラマにありがちな心理誘導ですね。
正直、作者も「何でカナデさんは、こうも疑われないんだろう?」と疑問に思っているのですが、やはり人徳とアリバイ作りが効いているのかも。
カナデさんは要人のデータは大体握っているので、後は彼等より先手先手を打つだけですね。
自身の命を担保にしてでも、ヴァジリアを勝利させるつもりなのが、彼女です。
実は、カナデさんがヴァジリアでするべき事は、大体終了しています。
後は自分が蒔いた種が、実を咲かすのを待つだけ。
基本、カナデさんは手紙を書いて、代筆をしていただけなんですよね。
それである種の成果をあげる所は、オオオカ先生が仰る通り、確かに恐ろしいです。
正直、私もカナデさんとは何者なのかと、今でも首を傾げる思いです。
と、いよいよヴァジリア編も、佳境となりました。
今後の展開にもご期待くだされば、幸いです!
第21話 電光石火の進撃への応援コメント
マカロニサラダさん おはようございます
暗殺 成功しちゃいましたか。
ラストアさん さようなら〜。
ギルティナさんはセイレインのせいにして進行を始める。
ヴァリジアは王どころか大将軍シルビアまでが死亡。
ヴァリジアには後がないですね。
秀でた王で保っている国は、王が居なくなったとたんに瓦解しますね。
そして三国同盟の一国が崩れてしまえば、もう一国メルベストが背後から取ろうと牙を研いでいる。
こんな状況で動き出すカナデさん。
なるほど、掘った穴を埋めるということですね。
白々しく、的確に。
どんな妙案で穴埋めするのか楽しみです
作者からの返信
オオオカ先生、今日もコメント、ありがとうございます!
何時も興味深く、拝読させて頂いております!
さらば、ラストア王。
という訳で、ヴァリジアの危機です。
シルビアはマリー系の将軍で、作戦実行能力は満点なのですが、自身が戦略を立てるのは一寸苦手だったりします。
そういうのは、全てラストアに丸投げ状態だった事が、今回の危機に直結していますね。
メルベストはまだレディナが動いたという報告しか受けていないので、今後の方針を定める最中にあります。
メルベストは現在、独裁体制にあるので、鶴の一言があれば直ぐに動き始めるでしょう。
ですが、その独裁者は用心深いので、レディナ本隊がヴァジリアの首都に侵攻するまで、様子を見るかも。
レディナ軍がメルベストの予想以上のはやさで首都を落としたなら、レディナの完全勝利もあり得るかもしれません。
ええ。
「内通者」は現在自分で堀った穴を、自分で埋めようとしております。
そういう意味では、仕事は出来るんですよね、「内通者」は。
寧ろ仕事が出来過ぎるからこそ、こういう事態になっている。
「内通者」のアレなところは、結局「内通者」は一度もヴァリジア城を出ていないという事。
常にアリバイを確保しつつ、城の中から国々を操るのが「内通者」の真骨頂です。
その上、「内通者」は何をやらかすつもりなのか?
どうぞ、ご期待ください!
第51話 いま彼に出来る事への応援コメント
そうですよね、ビジャさんは気付きますよね、祖国に伝わって良かったです🥺
じわじわ涙が出ました。。。
作者からの返信
続けてコメント、ありがとうございます、滝川先生!
せめてビジャさんにだけでも気づいてもらえたのは、カナデさんにとっても、救いになったと作者の私も信じております!
カナデさんの為に、泣いていただき、大変光栄です!
何時も、本当にありがとうございます!
第44話 彼の推理Ⅱへの応援コメント
おお……急に本格推理小説的展開に……👀‼️
カナデさんの怪物感がますます増してきました。
作者からの返信
滝川先生、コメント、ありがとうございます!
ネタがなくなったら推理物でお茶を濁してきた、マカロニサラダです!
少しでも納得していただける、推理ものになっていれば、幸いです!
作者の私が言うのもなんですが、カナデさんは普通に怖いですよね。
第20話 ギルティナの論理への応援コメント
マカロニサラダさん、こんにちは。またも貴重な情報、楽しませて頂きました!
ショートケーキとモンブランなら、秋ですしモンブランかな。
ヴァリジア城のマスコット妖精w
物騒なとつけないといけませんね。
メイド服の似合うファイナさんの小噺をありがとうございます。
カナデさん、友達認定されていて良かったです。
あまり、いなさそうなので(^_^;)
ラストアのスケジュールを元にした暗殺計画。物騒な事態が進み始めましたね。
たった一通の書状が招いた、国をも揺さぶる事態。
三国同盟も早くも揺らぎ始めましたね。
カナデさん、恐ろしい娘⋯⋯。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
こちらも毎日、楽しく拝読させていただいております!
例の小話も、少しでも楽しんで頂けた様で、私としては安堵する思いです!
私もどちらかといえば、モンブラン派でしょうか?
「ヴァリジアのマスコット妖精」については、実にご尤もです!
実は私も返信の文を書いた後「物騒な」とつけるべきだったかも、と思っておりました!
正にオオオカ先生と、気持ちがシンクロした思いです!
私の王国ものは大抵なんちゃって中世期なので、普通にミニスカのメイドとか跋扈しております。
ファイナさんも、その一人ですね。
レードは今でも、カナデさんにメイド服を着せたいと企んでいます。
その猛攻を躱し続けているのが、現在のカナデさんの立場ですね(どういう立場?)。
オオオカ先生が仰る通り、カナデさんは友達が少なく、遠巻きにされるタイプですね。
遠くから見物人に見られながら、今日もコツコツと仕事をしております。
普通にカナデさんと友達(もしくは恋人)になりたがっている人も居るのですが、皆そういう度胸は無い様です。
レードとファイナさんは、肝が据わっているので普通に話しかけていますが、常人だとカナデさんは「ヤバい人」認定されているみたいですね。
「カナデさんに無礼を働いたら、首が飛ぶ」みたいな都市伝説じみた物さえ、場内には蔓延している様です。
そして、明らかに「内通者」に狙われている、ラストア。
あれでもギルティナは、結構悩んでいたのですが、一度暗殺に心が決まった時点で突き抜けました。
三国志でいうなら「孔明さえ居なければ、蜀も大した事が無い」的な理論でしょうか?
確かにギルティナは孫策(小覇王)位の才覚はあったので、自分ならやれるという自負があったのかも。
その自信が今後どう転ぶかは、蓋を開けてみる迄分かりません。
ただネタバレすると、この時点でギルティナは「内通者」を殺す気満々だったりします。
私も「内通者」、恐ろしい娘と思いつつ「次回もお楽しみに!」と宣伝させていただきます!
第19話 鈍感=主人公への応援コメント
マカロニサラダさん こんにちは!
寝なくてよいからと廊下の一角でほぼ24時間仕事をするカナデさん。見方によってはちょっとした嫌味ですね。
他の人は否が応でも意識し、自分の仕事をこなさざるをえない。
そして、職務に全うな姿は信頼を得るに至る。
本当に怪物ですw
レードの懸念は、カナデが結婚して早々に寿退社とかされたらたまらない。
それほどまでにもう、居なくてはならない人材として認められたということか。
あるいはもしや妻にとか思っていたりもします?
さて。
罠に落とされ、貶められそうな匂いがぷんぷんしているレディナ公国。
きっと気づいたときには既にという事態なのでしょうが。果たして。
軍服公爵ギルティナ 絵面だけですでに格好いいw
作者からの返信
今日も「彼女に捧げる鎮魂歌」にまでコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
何時も楽しく、拝見させていだいております!
そうですね。
カナデさんは自分の部屋を持たず、ひたすら廊下の隅で仕事をしているんですよね。
或る意味、ヴァリジア城のマスコット的な妖精みたいな感じになっております。
オオオカ先生が仰る通り、確かに第三者から見れば、カナデさんの在り方はかなり嫌味ですね。
「十代の少女が並の人間では熟せない仕事をしているのに、自分はサボっていていいのか?」みたいな気分に(強制的に)なるのかも。
ついでにアリバイ作りにもなるし、周囲からの信頼にも繋がる。
和服の妖精、ここにありと言った感じでしょうか?
ネタバレするとレードは、既に陥落しております。
彼は自分より有能なのは、ラストア王だけだと思っていたので、自分より仕事ができる異性が新鮮で仕方がない。
それが儚げな美人というだけで、レードは本気でカナデさんに恋をしています。
本編はレディナ公国の動向によって、色々な事が左右されると思います。
またオオオカ先生におかれましては、「軍服公爵ギルティナ格好いい」と仰っていただき、大変光栄です!
ギルティナもファーナ型の、為政者ですね。
ギルティナの方が遥かに短気ですが、凛々しいという点においては、ファーナに負けづ劣らずと言った感じだと愚考しております。
で、ここからは、既に出番が無くなりかけているファイナさんの為の救済作です。
「ハロー、カナデ」
「あ。妙にメイド服が似合う人」
「――ファイナよ! 貴女の友達である、ファイナ・ロウ!」
「冗談です」
「……カナデの冗句は、冗句に聞こえない
って、何をしているの?」
「ええ。
私の故郷にいらっしゃる辺境伯に、書状を書いている所です。
因みに、辺境伯から届いた書状を真っ先に読めるのが、今の私の立場です。
そう考えると、代筆係って本当に便利な職種ですよね?」
「あー、うん。
全く、意味が分からない」
この時、ファイナさんが全てを察していたらと、思わずにはいられません(明らかな無茶振り)。
次回は、ギルティナ公が、大いに悩む事になります。
おやつはショートケーキにするか、モンブランにするかで(※嘘です)。
どうぞ、次回もご期待ください!
第18話 詐欺師の手口への応援コメント
マカロニサラダさん、こんにちは!
次の国が出てきましたね。
同盟国の一つ。レディナ公国にヴァリジアの情報をカナデさん(しかいませんねw)が流している意図とは。
盛大にせっせと穴掘り中ですね。
ギルティナ公とオッド・ライはこの情報を鵜呑みにすることはせず、罠と判断しつつも、無視もできない模様。
むりもありません。
でも状況的に、機密情報に関われるだけの人間の仕業と状況から気づいてしまうオッドも頭の切れる人間のようですね。
ギルティナ公はそれでも罠と無視を基本方針に、武器となる情報が手に入ることを期待さえしていなかったと。
その武器をきちんと扱える人間に渡ると
なにが起きるのか?
楽しみです。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
今日も楽しく、拝読させていただいております!
「内通者」が、遂に動き始めましたね。
オオオカ先生が仰る通り、これはヴァリジアを落とす為の落とし穴です。
しかも、只の落とし穴ではありません。
誰かが穴に落ちても「内通者」がその穴を埋めます。
既に「内通者」には、それだけの用意が整っております。
ここで問題なのは「内通者」が既に、ギルティナとオッドの為人を把握している点にあります。
オーシャに居た時も、ヴァリジアに拠点を移した後も、レディナとの書状のやり取りは続いていました。
その書状に全て目を通している「内通者」は、彼女達の思想や趣味、何を望んでいるのかさえ、大体推理出来てしまう訳です。
オッドがあっさり内通の為の書状に興味を惹かれたのも、その為ですね。
「内通者」は何をどう書けば、オッドが興味を持つか既に知っていたのです。
オッドは無意識に「内通者」の思惑にはまってしまった。
ただ、それでもギルティナは、慎重です。
彼女は疑り深く、自分が短気である事も自覚しているので、あらゆる事に気を配っている。
そんな彼女を「内通者」の思惑通り動かすには、どうすればいいのか?
いえ。
以前〝彼女〟は自分の仕事は「簡単で残酷」と言っていましたが、正にその通りです。
いよいよ、拙作は中盤の山となります。
どうぞご期待ください!
第17話 彼女にとっては平凡な日々への応援コメント
マカロニサラダさん、おはようございます。
カナデさん
寝なくていいは、異常です。
半端ない生産性、仕事量の正体でしたか。
そして、激務に耐えうる身体も持っているということですね。
まさに超人。人を超えています。
自分を降した者が無能では困るとレードさんはその矜持を護るためにもカナデさんを認めてしまった。
権限を与えてしまった。
目先の利に周りも納得してしまった。
聡明な筈のラストア王ですら。
その意図することに気づかずに。
これは怖いです。
機密事項も、文面から国の意図、方向性、様々が丸裸にされていることに気づかない。
墓穴掘ってますね。
後に被るであろう、惨事を考えると同情します。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメントをして頂き、誠にありがとうございます、オオオカ先生!
こちらの方にも、詳細な考察をしていただき、痛み入ります!
寝なくていいは、派手さはありませんが、強力な武器ですね。
特に「彼女に捧げる鎮魂歌」は最後しかファンタジー要素がないので、この異能は地味に強力です。
仮にカナデさんがおバカなら、それほど大した武器ではありませんが、実際はヤバイ人なので、周囲の人達は彼女を活用したがっております。
オオオカ先生が仰る通り、レードは自分の矜持を守るので必死でした。
それだけ彼は自分に自信があったし、実際にほぼ負け知らずの人生でした。
レードとしてはそんな自分の感情を、カナデさんに利用されているとは思ってもいないのかも。
聡明である筈のラストア王も、自己評価が高いですからね。
自分に使いこなせない人材はいないという、慢心があったのかも。
または、実際にカナデさんに会ってしまった事が、行政権を与える切っ掛けになったのかもしれません。
カナデさんの最大の武器は、誰かに警戒されない事。
その笑顔を見てしまった時点で、誰もが気を許してしまう点にあります。
カナデさんを倒す方法は、誰かが食事に毒を盛り、その食事を何も知らない第三者を経由して、カナデさんに届けるという物ですね。
直接害しようとすると、必ず油断と緊張の緩和が生じます。
その隙に、カウンターを入れるのがカナデさんの必勝パターンですね。
流石は、オオオカ先生!
オオオカ先生が危惧なされている通り、カナデさんはヴァリジアだけでなく、他国の機密も知る立場になりました。
他国の人間がどういう思想の持ち主で、どんな人間か把握する職を得た訳です。
その情報を使って、カナデさんが何をやらかすか?
いよいよ国々を巻き込んだ、何かが起こりそうな予感がします。
どうぞ、ご期待ください!
第16話 侍女の皮を被った悪魔への応援コメント
マカロニサラダさんおはようございます。
アト⋯⋯ラストアさんに、一人ツッコミをしてテンションあがってしまい、一個前に戻ってコメントを入れるつもりがそのまま記入してしまいました。
一話抜けちゃいましたね。失礼しましたm(_ _)m。
また、挿入短編ジェノサイドカナデには笑わせていただきました。
しれっと無警戒に物騒。
こんな人が、ついさっきまで町中を歩いていたとおもうと⋯⋯。
知らないということは時には幸せといえますね。
さすがカナデさん。
だから長考。その使い方。笑うしかないですね。
するかも知れないけどしないかも知れない。いつ、次の一手が刺されるか判らない。
持ち時間一分が切れたならば必然てきに負け。ならば、ずっと見張っていなければいけない。面白いです。
私はこういう常識を覆す裏をかく人、大好きだったりします。
何かしていて眠れないのと、ただ、相手が動くのを待つだけの時間に割いて眠れないのは段違いに苦痛ですね。
仕事に忙殺していたほうが暇を持て余すより楽。特にレードさんはそのタイプでしょう。
自分の尺度でカナデさんを決めつけたレードさんの完敗です。
代筆になるためだけにエグい削り方。
「だから寝かせて」
この台詞に大笑いしてしまいました。
今はゆっくり寝てください。睡眠は大事♡
そして立会人ファイナはさっさと寝てましたか。これも当然レードさんにはこたえた筈。
気分は助手席でいびきをかく搭乗者を横目で見ながら渋滞にハマった運転手ですものね。
お疲れ様でした。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメントしていただき、誠にありがとうございます、オオオカ先生!
いえ、いえ、どうぞお気になさらず!
私の方こそ「ア」と「ト」と「ラ」と「ス」の言葉のマジックに気づかせて頂き、ありがとうございます!
繰り返しになりますが、これは最早運命なのではと思えるぐらいの偶然ですよね。
更にまたも拙作を褒めて頂き、感謝の言葉もありません!
カナデさんの本質を描いた物だったのですが、確かに物騒すぎますよね。
カナデさん、怖い子。
しかもヴァリジア、メルベスト、レディナに関しては「説得」さえしませんから。
ファイナさん達の運命は、如何に?
またカナデさんの体質や戦略に関して、喜んで頂けた様で、私としても感無量です!
ここら辺はカナデさんを見くびった、レードの完敗という事で。
また、オオオカ先生にここら辺の考察を詳細に語っていただけて、私としても作者冥利に尽きます!
レードの心境は、正にオオオカ先生が仰る通りですね。
眠る時間は、あるかもしれない。でも、やっぱり無いに等しい。
永遠とも言える責め苦。
しかも横を見れば、ファイナさんは普通に寝ている。
ファイナさんは健康優良児なので、十六時間起きたら八時間普通に寝る人なので、この日も当然寝ました。
レードはそれを横目で見ながら「アレ? 私はファイナこそ、北国送りにするべきなのでは?」と思った事でしょう。
仕事に忙殺されていた方が、暇を持て余すより楽というのは、正に仰る通りです!
レードも私も、正にその手のタイプなので、レードの苦痛は容易に想像がつきます。
「だから寝かせて」は近年まれにみる、レードの本音ですね。
オオオカ先生におかれましては、楽しんで頂けた様で、大変光栄です!
セイレインで代筆係をしていた頃からレードと手紙のやり取りをしていたカナデさんは、彼には賄賂が通用しないと分かっていた様です。
その為、代筆係を得る為には、先のチェスを行うしかなかった。
ここまでは、カナデさんの計画通りですね。
くどい様ですが、カナデさん、怖い子。
レードを労っていただき、誠にありがとうございます!
そう感謝をさせていただきつつ、次回もお楽しみと宣伝させていただきます!
第15話 ファイナさんの持ち味は胆力への応援コメント
ラストア王に何か引っかかりを覚えたのですが?
ああ、アナグラムにするとめっちゃ馴染みのある名前になりました(笑)
聡明な王のようですが、彼の方を貶める穴を掘るのもカナデさんなのでしょう。
ファーナさんブチギレちゃってますが
彼女は案じているのですね。
当事者たちはなんだか楽しそうです。
(ファーナさんに胃の薬を今直ぐ届けてください!)
チェスに自信はないと言いつつ、負ける勝負は挑まないというカナデさん。
どんな奇天烈な手を使うのか。
楽しみです。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
今日も楽しいコメントを頂き、大変光栄です!
また「カナデ・プラーム劇場」にもいいねをしていただき、感謝の言葉もありません!
そうですね。
例の人の名前は、並び替えると、「ア」で「ト」で「ラ」で「ス」の人になりますね。
こういう偶然もあるのかと、私も大変驚いております。
ラストアは、聡明な所が「ア」で「ト」で「ラ」で「ス」の人に似ていますが、タイプとしては王である兄君の方が近いかも。
ファーナ同様、嗅覚が鋭く、何をすればよりよい政治が行えるか、本能で察知する感じですね。
カナデさんを除けば、ラストアの能力値はトップクラスです。
自己評価も高く、普通にワールデル地方の統一を目論んでいるので、セイレインを攻略したがっております。
ただ、征服後のセイレインの王族に対する処遇は、他の二大国が考えている物よりかは軽く済まそうと思ってはいます。
それでも兵士は最前線送りで、王族は人質として貴族か王族に嫁ぐ事になるでしょう。
一番穏便に事を進めようとしているのが、ラストアと言っても過言ではありません。
過度な圧政は反発を生むだけだと知っているだけ、ラストアは聡明なのでしょう。
オオオカ先生が仰る通り、そんな彼にも落とし穴が生じる事になります。
で、「穴をあけた張本人が穴を埋める」という、非道な事態も起きます。
そろそろカナデさんに対して「人の心がないのか?」というご意見も寄せられそうです。
そんなカナデさんの逸話が、これですね。
「カナデって、何気に悪人には容赦なさそうよね?」
「え?
ファイナはそんな目で、私を見ていたんですか?
私でも、先ずは説得する所から始めますよ」
「はぁ。
では、それが失敗したら?」
「………」
「え?」
「えーと。
ジェノサイドは、人としては最後の手段ですよね?」
「まて。
ジェノサイドと言う名の最終手段を、フェイズツーで使おうとするな」
因みにカナデさんのチェスの腕は、下の下の中くらいです(将棋も碁も似た様な感じ)。
ズー戦は、例えるなら、幼稚園児が横綱と相撲をとる様な物でしょうか?
後、カナデさんは何故か家事をしたがりません。
本能的に「これは私の仕事じゃない」と思っていて、前時代の亭主関白の様です。
ただ人が作った料理は何でも美味しそうに食べるので、作っている方は嬉しいのかも。
完璧に見えて、そうでもないのがカナデさんだったりします。
ただカナデさんの或る異常性に彼女の母は気づいていて、それがセイレインの為になるとは思われていました。
その異常性が、次回で明らかになります。
どうぞお楽しみに!
第13話 誰にでも事情はあるへの応援コメント
マカロニサラダさん、夜分失礼します。
狐と狸の化かしあいに巻き込まれたファイナさんにひたすら同情しますね。
>全てを曝け出している様で――まだ変化球を隠している。
ファイナさんが思っていた以上に(失礼w)見ている人でした。
レード氏とカナデさんのすっとぼけ腹のさぐりあいが始まる予感。
そばで事情が解っている誰かが聞いていたら、きっと胃が痛くなりそうですね。
作者からの返信
昨夜もコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
何時も鋭い考察をいただき、感謝の念に堪えません!
ファイナは(一応)人を見る目がありますね。
後に某人物の夫人になるファイナは、その辺りを見込まれたので。
後、ファイナは肝も据わっております。
山賊に囲まれても、(内心怯みながら)強気な態度を崩しません。
カナデさんとは好対照で、個人的にはいいコンビだと思っております。
ただ構成上の都合で、この二人は「ズー事変」以降あまり絡まなくなります。
正直、そのあたりは心残りでしたね。
もう少しファイナとカナデさんの掛け合いを、書いていたかったです。
ええ。
ぶっちゃ何も知らないファイナが、カナデさんとズーの話を聴いても、十分胃が痛くなります。
この後カナデさんは、先制パンチを放つ予定なので。
ファイナさん可愛そうと思いながら、私としては書いておりました!
第12話 だからその人はヤバイ人ですへの応援コメント
口が滑るが固い。
ふむふむ。
知らないうちに人を傷つける。
ふむふむ。
どちらもまさにカナデ女史を言い表す言葉に思えました。
カナデさんの過去にいた
ファイナに似た人物を思い出すと自分のすべきことを忘れない。
意味深ですね。
人によっては復讐などを決めた人間の言葉になりかねませんが、カナデさんの場合は何を決めたのか。
なんにしても
彼女が揺るがない一点の為に突き進むのでしょう。
彼女を掴み切るには一生言葉を紡ぎ続けても足りなさそうです。
>この私がファイナを困らせる様な事を、する訳がないじゃないですか
う、わー。白々しくすごく棒読みに聞こえる。
と思ったら
これは大嘘だと発覚と書いてあって笑いました。ファイナさん、お気の毒です。
もう、毒牙にかかってますよw
ズーの得意を聞き出すカナデさん。何に繋がるのか怖いですね。
作者からの返信
何時も「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメントをして頂き、誠にありがとうございます、オオオカ先生!
カナデさんは悪意をもたずに人を傷つける事を言いますが、確かに口は固いです。
機密情報を一手に扱う(元)代筆係なので、秘密厳守は大前提ですね。
オオオカ先生が仰る通り、以上の事はカナデさんを象徴する二律背反だと思います。
「ファイナを困らせる訳がない」という言葉は、実は頭に「可能な限り」という表現が付いてきます。
そうなると、実に微妙な表現になりますね。
いえ。
もう次の次の回で、ファイナは大いに困る事になるので、やはり大嘘なのかも。
実はズーの得意な事は、カナデさんにとって苦手な事だったりします。
その腕前は、下の下の中くらいでしょうか?
サイコガンダムとボールが戦う位の戦力差が、あったりします。
なら、カナデさんがその「得意な事」で勝負を挑む筈がない?
その辺りの答えは、次の次の回あたりで確認していただければ、幸いです。
実はこの時点でカナデさんは、精神的ダメージを受けているのですが、本人はその事にさえ気づいていません。
いえ。
気づいていながら、前に進もうと足掻いているのかも。
〝国の大事〟を前にして、ズーがどう動くか?
どうぞ、お楽しみに!
第11話 こんな十二歳はやだへの応援コメント
マカロニサラダさん、おはようございます。
昨日の返信、カナデさんとファイナさんの漫才?
面白かったです。
ファイナさん一人、疲れるやつですね。
温度差がとても良く出ていて笑いました。
そして今話。
こんな十二歳は嫌ですね。
プライド折られますね。
ただ、執事の青年が良心があり、己の器を認識できる人間で良かったですね。
彼は能力は足りずとも、賢い人物だと思いました。
カナデさんとしては、欲ではなく、ただ出来るから。おかしいと気になったから発言しただけというのがよくわかる一幕だったと思います。
外見と中身のギャップは王道萌えポイントです。
もう、存在だけで凶器ですね。
一家に一人、カナデさん欲しいですね。
作者からの返信
何時も「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメントしていただき、誠にありがとうございます、オオオカ先生!
今日も鋭い考察満載で、恐れ入ります!
また例の小話を楽しんで頂けた様で、私としてはほっとすると共に、大変喜んでいおります!
確かにファイナが一人で、疲れる話ですね(笑)。
ファイナ達は侍女と表してありますが、実は立派なメイドです。
ふわふわのミニスカートを着て、メイドカチューシャもつけております。
カナデさんも本来は、このユニフォームを着る筈でした。
しかしカナデさんは当然の様に、固辞します。
「え?
私にそんな華やかな服、似合う訳がありませんよね?」
「いや。
でも、それがこの城の侍女の決まりだから」
「ズー様は、私に似合いもしない服を着せて、私を苦しめる気ですか?」
「それは、大丈夫。
間違いなく、似合うから。
それは、私が保証しましょう」
「え?
それは、何故?」
「………」
この人は、本当に鈍感なのだなと思うしかない、レード・ズーだった。
オオオカ先生も共感していただいた様に、こんな十二歳は嫌ですね。
オオオカ先生が仰る通り、件の執事は賢い人物だと私も思います。
人間、引き際が大事ですからね。
逆に引き際を知らない私は、人様に迷惑をかけながら前に進むしかない。
本当にそれでいいのかと、私の心に一石が投じられた思いです。
オオオカ先生がご指摘された様に、カナデさんの発言は、大体、自分が有利になる為の物ではありませんね。
今後例外が大いに発生する事になるのですが、それも「自分の仕事」の為。
「自分の仕事」を完遂する事が、今後のカナデさんの指標となります。
流石は、オオオカ先生!
よくぞ、見抜いてくださいました!
カナデさんはなるべくギャップ萌えになる様、キャラクターを設計させていただきました。
「この外見で、この中身?」と思って頂ければ、幸いです!
「一家に一人、カナデさんが欲しい」は、とても嬉しいご感想です!
一家に一人カナデさんが居ると、まず事務作業がはかどりますね。
私の場合、小説の清書をお願いするかも。
ただその時点で、私は文士でさえなくなり、堕落するという罠が発生します。
と、長文、失礼いたしました!
どうぞ次回も、ご期待ください!
第10話 逃げた方がいいですよ、ファイナさんへの応援コメント
マカロニサラダさん、こんにちは。
時間があまりない。
カナデさんはずっとこの城にいるつもりがない。
潜入の目的がますます気になりますね。
そして教育係の侍女ファイナさん、この言葉の通じない感じ。手を焼きそうですね。
一を聞いて百を理解するカナデさんには、七行の挨拶でファイナさんの全てを把握したようですね。趣味趣向。それこそ下着の趣味までw
だから、次のことしか興味がない。
徹底ぶりに笑わせて頂きました。
こういう、キャラのかき分けが素敵です。
さてさて、カナデセンサーが捉えた西にはなにがあるのか。興味津々です。
作者からの返信
オオオカ先生、「彼女に捧げる鎮魂歌」の方まで、コメントありがとうございます!
何時も鋭い考察をしていただき、楽しませていただいております!
カナデさんは、自分の仕事に余り時間をかけたくない様ですね。
ぶっちゃけカナデさんは、首都の方から例の辺境伯に「カナデさんは元気にしていますよ」という手紙を送られるだけで破滅します。
そう言った事態を回避する為にも、早期決着が望ましい様です。
そうですね。
オオオカ先生が仰る通り(大いに笑わせていただきました)カナデさんはファイナさんの下着の色まで、しっかり把握しております。
「今日のファイナの下着の色は、青ですね?」
「何で分かったの!? 前から思っていたのだけど、カナデってエスパー!?」
「いえ。
冗談だったのですが、そうですか、ファイナのパンツの色は青」
「パンツの色とか言うな!」
「皆さん、ファイナの今日のパンツの色は――」
「――皆にばらそうとしないで‼」
みたいな会話が成立しそうです。
カナデさんが執拗に西に反応しているのは、どうも人間は「道に迷った時、左に向かう」という法則性があるかららしいです。
誰かが城から逃走しようとした時、その法則に従って追っては左に向かう。
その為カナデさんはまず西(左)になるがあるか、把握しておくつもりみたいですね。
いえ。
ハッキリ言ってしまうと、カナデさんがファイナ以上に城の構造に興味ある理由は、いざと言う時の為の逃走経路の確認をしたいからですね。
ええ。
火事とか起きたら大変ですからね。
その時の為の、逃走経路です。
他に理由は無いので、どうぞそうご理解ください。
次回から始まるのは、カナデさんとファイナの漫才。
明日もどうぞ、お楽しみに!
第9話 人事部部長と侍女への応援コメント
おはようございます!
前話しでは先走ってしまいましたね。
代筆である理由。
城に入れた理由。
そして、警戒を買わない笑顔で懐に入り込む。その才能は間者などに向いていそうです。
また、紹介状のあり方に納得しました。
なるほど、直接確認の手間を省く為の紹介状。紹介状の真偽を、だから確認しない。そのスキを突くカナデさんの手腕が見事としか言えません。
カナデさんを任された侍女さんは
立場上色々大変な事態に巻き込まれるような気がしてなりません!
作者からの返信
オオオカ先生、今日もコメントありがとうございます!
カナデさんを褒めて頂き、大変光栄です!
代筆業は様々な情報が集まってくるので、カナデさんにとっては好都合でした。
実は、今後出てる登場人物の人物像も、代筆業を通じてカナデさんは把握しております。
軍事に関わる書状にも目を通し、代筆しているので、軍事面も明るい。
その辺りの事を、レード・ズー(人事部の部長)が気づくか否かが、今後の焦点になると思います。
ただレードはカナデさんの件を〝雑務〟だと思っているので、果たしてどうなるか?
流石は、オオオカ先生!
実にお見事なご見解です。
カナデさんを任された侍女は、今後色々な苦労を背負う事になります。
「私、カナデの所為でなんか迷惑している気がする」
「大丈夫。
ファイナなら持ち前の心の広さで、乗り越えられます。
例え、人事部部長に目を付けられようとも」
「……現時点で、迷惑をかける気、満々なんだ?
その辺りに変更はないのね?
……フザケルナ」
みたいな感じでしょうか?
因みにカナデさんはドSで、ファイナ(侍女)はドMです。
次回もどうぞお楽しみに!
第8話 やっぱり最後に物を言うのはお金ですへの応援コメント
結局、我慢できずに続けて読んでしまいました。
本だけしか余暇を楽しむ手段を知らないのは、カナデさんがカナデさんであるが故にという感じですが、娯楽を楽しむということもできないのは一寸不憫です。
本人、自覚が無いのが救いでしょうか。
道中をともにしたお馬さんもお腹の中でなく、ちゃんと再就職先を探してくれてて良かったです。
そんな招待状を一体いつ?
と思いましたが、そうでしたね。
カナデさんのお仕事を考えれば文章を作るのはもちろん、辺境伯がわざわざ侍女の一筆書くなんてことはせず代筆にまかせるでしょうね。
それを。代筆していた本人が書くのであれば。そうそう見破られることもない、のかな?
結局お金がものを言う。
真理ですねw
鮮やかに潜入成功。面白かったです。
作者からの返信
オオオカ先生、続けてコメント、ありがとうございます!
カナデさんは他人が見ると地獄の様な人生らしいのですが、本人は全く気付いていません。
好奇心はあっても、仕事が第一だと身に沁みついているので、スルーしてしまう。
カナデさんの全容を知った時、彼女の近親者達が何を思うのか?
オオオカ先生の様に感じてくれるキャラも、正直居て欲しいと思っております。
例の馬は、馬刺しにならずに済みましたね。
「馬ってどんな味がするんでしょうね?」と道中何度となく言い続けたカナデさんですが、どうやら食欲より友情を選んだ様です。
例の紹介状の主であるオルデオン辺境伯は、ヴァリジア側の人間ですが、セイレインに書状を送っているのは確かです。
「だとしたら?」
オオオカ先生の仰る通り、それをカナデさんが利用した可能性が大です。
カナデさんにとっては、代筆係は必要不可欠な職でした。
それを活用しようとするカナデさんに対し、それを妨害しようとする人物の戦いが今後の焦点になります。
そして、世の中は結局、お金。
ここにきて、カナデさんが貯めこんでいたお金が、役に立ちそうな感じです。
楽しんで頂けた様で、私としても、非常に喜んでおります!
どうぞ、次回もお楽しみに!
第6話 ワールデル地方とは?への応援コメント
マカロニサラダさん、、こんにちは!
どこの国、いつの時代も、賢王の子供が賢王とは限らない。
悩ましくも直面する問題ですよね。
一つの国土を束ねる後継者が子どもたちで争い
子どもたちに分割して継がせても争う。
分割したことによって、おきているワールデル地方の小競り合いは分割結果の方でしたか。
セイレインの為にカナデさんがとった策はヴァリジア城を再就職先とすること?
セイレインに知られたら、裏切り者のそしりを受けそうです。
ん? 内側から、スパイのようなことをするのかとも思いましたが
そういえば、カナデさんがセイレインの為に何かするとは、言っていないですね。
彼女の目的は何かの為ではなく戦争を止めること自体。
その為ならば、どこの国に居ても構わない。
争わないようにする手段とは、もしかして。
かなりだいそれたことを想像して、恐ろしくなってきました。
続きも楽しみです。
カナデさん武力。100でしたね。そういえば。
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメントをしていただき、誠にありがとうございます、オオオカ先生!
ハーネット大王は自分の心の広さを、子供達も受け継いでいると信じて疑わない人物でした。
元々細かい事は気にしない人だったので、子供たちの功名心とかも考慮していなかったのかも。
完全にハーネットの失策なのですが、本人は天国(?)でこの状況を観て、大笑しているかも。
その姿を観て「何がおかしいです?」と怖い笑顔でツッコミを入れそうなのが、カナデさんの今の立場ですね。
「そういえば、カナデさんがセイレインの為に何かするとは、言っていないですよね」と言うのは、正に仰る通りです!
そこまで読み取っていただき、作者冥利に尽きます!
ただ、カナデさんがしようとしている事は、現時点では内緒と言う事で。
セイレインの為に動こうとしているかもしれないし、本気でヴァリジアに寝返った可能性もあります。
いえ。
それ以上に別の理由で、カナデさんは何かをしようとしているのかも。
因みにカナデさんのしようとしている事は「カナデさんの感覚では常識の範疇」です。
どうぞ、ご安心ください(?)。
カナデさんは人の油断を誘うのがうまいので、その間に必殺わざを決めるのが、カナデさんの必勝法ですね。
対人能力なので、戦争で流れ矢が飛んで来たら、対応できるかは正直不明です。
後、敵を味方に変える特殊技能(?)も持っているので、何れその辺りの事が語られるであろうエピソードを読んで頂けると幸いです。
何時も細かい所まで読んで頂き、本当にありがとうございます、オオオカ先生!
ただただ、感謝、感謝!
第5話 取り敢えず十時間歩きましたへの応援コメント
マカロニサラダ三こんにちは!
とりあえず十時間歩いて気づくカナデさんの、有能なのにちょっと抜けてるところに好感をもちました。
自身の過小評価、ビジャ殿下の過大評価。そのギャップも面白いですが。カナデがどうにかしてくれると信じ、追手も出さずにいた彼の意図を、カナデの思惑のゴーサインと読むかカナデを逃がす為と読むか。
侍女ではあっても、やっている仕事の対価は相当なお給金に値しただろうに、七年も城を出たことがなければ使い道もない。なるほど、ぽいっと金貨が懐から出てくるわけです。
空を見ることを忘れ、脳内と紙面と人の顔にばかり向き合ってきたのはちょっと悲しい。
たまたま、出会った農夫のおじいちゃんが欲のない全うな人物で良かったですね。
ここで身ぐるみ剥がされたり殺されていたりしても不思議ではなかった状況下と思います。
馬車を手に入れ、操り方を1日でマスターし、ヴァリジア王国にたどり着いたカナデの作戦に期待です!
作者からの返信
「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメントしていただき、誠にありがとうございます、オオオカ先生!
カナデさんに好感を持って頂き、本当に光栄です!
カナデさんは「長距離マラソンを、全速力で走り切ろうとしている」類の人ですね。
しかも、笑顔で。
はたから見たら痛々しいのに、本人は全くその事に気づかない。
その辺りの事にカナデさん本人が気づくか否かが、今後の鍵だと思います。
カナデさんは完全な引きこもりなので、全くの世間知らずですね。
それを何とか、代筆係で得た知識で補っているという感じです。
オオオカ先生が仰る通り、カナデさんは結構なお金持ちですね。
現時点で、金貨五百枚を所持しています。
因みにカナデさんは今後山〇と出くわす事にもなるので、哀れです。
主に、山〇の方が。
件の農夫は、実はビジャ王子が地方に出向していた頃の師だったりします。
ビジャに為政者としての心構えを説いたのが、彼ですね。
引退後は「自分の事を誰も知らない場所で、農民として生きたい」という願望に従い、件の村に引っ越してきました。
件の馬車の馬は、カナデさんにとっては友とも言える存在らしいです。
この件が切っ掛けになって、カナデさんは動物愛に目覚めた様です。
ただ、カナデさんはグルメなので、大抵の動物は美味しくいただいてしまうのですが(イルカ、ペンギン、カンガルー、馬肉も例外ではありません)。
遂にヴァリジアに着いてしまった、カナデさん。
そこで彼女が齎す物とは?
どうぞご期待ください!
第4話 カナデの決意への応援コメント
廊下の隅で代筆をしていろ。王室にあなたはふさわしくないと言われ、
それを褒め言葉と受け取るカナデさん。
メティさんの嫌味も暖簾に腕押し。
このタイプは目の敵にするだけ無駄ですねw
辞表を出して姿を消したカナデの意図は、メティの人質になってでも戦争を止めるという意思の妨害。
辞表だけで察するビシャはけっこう有能なのでしょう。
いいえ、昨日の話をすれば、カナデならそう動いてくれるのではないか。
一縷の望みを彼女にかけて、解った上で話をしたビジャは有能どころか、カナデをきちんと評価する器がある人物だということですね。
妹に頭を下げてまで、カナデを信じろ。
ビシャは案外本気で求婚したのかとも思ってしまいます。
一介の侍女がどう立ち回って、どう打開するのか楽しみです。
彼女の抜けた穴を埋める人員は一体何人必要なのか。仕事のしわ寄せが来た方々に同情します。
作者からの返信
こんにちは、オオオカ先生!
「彼女に捧げる鎮魂歌」にまでコメントを頂けるとは、正に感激する思いです!
誠にありがとうございます!
感謝、感謝!
実の所メティは、正直に皆が幸せになる方法を口にしているだけなんですよね。
カナデさんは王族より、代筆係をやっている方が誰の為にもなる。
ただメティはツンデレなので、言う事成す事、嫌味に聞こえてしまう。
その辺りを理解しているカナデさんは「この方が言っている事は、常に正しいな」と思い、何時も感心しております。
カナデさんは普通にメティやビジャや、城で働く人達が好きですね。
ただそれ以上に、カナデさんを駆り立てている物があったりします。
ビジャは確かに有能で、その上現実主義者です。
それ故に、現実に即した策しか打てません。
その彼が、一人の侍女に全てを託す?
カナデさんなら何とか出来ると、本気で思っている?
それこそ、狂気の沙汰ですよね。
現在は侍女も辞め、無職になった十七歳の少女に国の命運を担わせるというのは。
因みにカナデさんが抜けた穴は、五十人の官僚がそれぞれ今より二十時間ほど仕事の量を増やせば埋まります。
たったそれだけの事で行政能力は回復するので、きっと大丈夫でしょう(酷い)。
改めてコメント、ありがとうございました、オオオカ先生!
第3話 ただ事実だけを語る、彼への応援コメント
セイレイン王国を取り囲む三国同盟エギン同盟。
ひとつひとつは大したこと無くても、とりあえず倒す目的で手をを組まれてしまったのは嬉しくないですね。
セイレイン王国が三国同盟に征服された場合の惨状予測がまた希望がない。
国民は奴隷同然の扱いを受け、王族は処刑される可能性が高いと。
でもメティ王女、ここで名前が出てくるということは
何かキーパーソンになりうる気がしますね。
そして、カナデの過去が語られましたが自分の過去さえも淡々と分析し、
ここに感情は持ち込んでいないような気がします。
作者からの返信
何時もコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!
今日も鋭い指摘をしていただき、恐縮しております!
セイレインはなまじ資源が豊富で、貿易ができる港がある為、三国の標的になっております。
国力の差はメルベストで五倍、ヴァリジアで四倍、レディナは三倍強程ですね。
どう考えても正面から戦えば、敗北は必至。
外交で解決しようとしても、三国が無理難題を言ってくるのは、明白です(例をあげると領土の一部割譲でしょうか?)。
では、どうするべきなのか?
ここでは「カナデさんは、意外とアクティブ」という事だけ語らせていただきます。
オオオカ先生の仰る通り、メティ王女はある意味キーパーソンとなります。
彼女は祖国の為にある事を目論んでいて、カナデさんはそれを妨害するというスタンスをとるからです。
ビジャ王子が侍女に過ぎないカナデさんに全てを打ち明けた理由も、ビジャなりの思惑があったからですね。
彼は一個人より自国を重んじる人間なので、この様な選択をしました。
ビジャは割と酷い人ですね。
だからこそ、或る意味カナデさんとは気が合うのかも。
カナデさんは心が虚無なので、大抵の事は受け入れて、殆ど動じる事がありません。
人として大事な何かが、欠落している様なのです。
オオオカ先生がご指摘の通り、母の死でさえ、カナデさんは客観視している様ですね。
そんな人物がこれから、何をするのか?
或る意味これは「カナデ・プラーム劇場」なのかも。
「この人、今度は何をやらかす気だ?」という事を楽しんで頂ければ幸いです!
第2話 王子と侍女への応援コメント
マカロニサラダさんのお手を煩わせると思い
コメントは一作にしようと思いましたが
突っ込みたい!
二万回以上読んでる本はきっと丸暗記してますよね。
カナデさん、時間に対して費やせる文字数がおかしすぎる(笑)
物理的に、その瞬間何人にも別れて並列処理している分体がいそうです。
そして、侍女故にプロポーズそ断る断り方が、
そして、冗談に落とし込んだ王子の機転ともに
また洒落ていますね。
作者からの返信
いえ、いえ、オオオカ先生のコメントなら、いくらでも大歓迎です!
彼女に捧げる鎮魂歌に関するツッコミがあるなら、遠慮なくなさってください!
確かにカナデさんは、ツッコミどころ満載ですから。
多分スティより、不味い人だと思いますね、カナデさんは。
二万回読んでる本ですが、確かに記憶はしています。
ですが、彼女はその本を読んでいる最中の心境を、大事にしていたりします。
カナデさんの場合、本を読む度に新しい心境になったりするので、それを娯楽にしている感じですね。
物理的に不可能な仕事量については、ご尤もです。
私も一月半で漸く十二万文字の小説を一作書いているので、カナデさんの不可能性は痛感レベルで分かっております。
ただ私、「ビルからビルを一回転しながら飛び移る動画」を観た事があるのですが「これも私には不可能だな」と思うんですよ。
でもやっている当人達、は普通に熟している。
そう考えると一見不可能な事でも、普通にやってしまう人も居るのではと愚考した次第です。
更に言うと、多分カナデさんは脳内の処理速度その物を加速させ、それに即した運動能力を得ているのかも。
その為、思考速度が速く、仕事がはやいのかもしれません(※今思いついた言い訳です)。
カナデさんの断り方と、王子の対応をお洒落と言って頂き、大変光栄です!
カナデさんは世界情勢にも通じているので、自国を取り巻く状況を察していました。
王子の求婚を受け入れてしまうと、自由に動けなくなる。
そうなると、自国は破綻しかねない。
求婚の時点でそう感じたカナデさんは、王子を振ったというのが、事の真相ですね。
いえ。
こちらまでコメントしていただき、誠にありがとうございます!
くどい様ですが、どうぞお気軽に、コメントなさってください!
編集済
第56話 終章への応援コメント
マカロニサラダさん、こんばんは。
明日は多分ゆっくりかけないので前読みです。
前話の返信で警戒して読みました。
悲しんでくれる人がいた OK
今度は何がなんでも生き続ける 一度しんだならそんな台詞も出てくるかな OK?
お屋敷で雇って OK
馬の行方 OK
正体を明かす相手がロー氏だった理由
私の心を傷つけた唯一の人だから 心をきずつけた? まあ、見ようによっては⋯⋯OK?
復習する?
世界征服?
ちょっとカナデさんの口から出てくる言葉として違和感を持ったのですが。
前の方のコメント返信を読み、頭の中がハテナでいっぱいです。
乙女——男心を揺さぶって、
白い人の悪趣味とはこのこと!?
転生モノって、結局転生者の自白しか証明手段が無いんですよね。
自分しか知らない内容を知っているからって、簡単に信じられるのか?
→私も苦労⋯⋯いえ、何でもありません。
人は嘘を吐く。明かすのが本名とは限らない。
嘘という可能性。
ただ、ここまでカナデさんのしたことを知っている。
話した内容を知っている。
上手にトレースしている。
ずっと、ロー氏は気づかない。
信じ込んで、カナデさんと思い込んで添い遂げる(勝手に妄想)のでしょうか。
彼女は誰ですか?
人を超越したナニかがカナデさんのふりをした?
白い人がカナデさんと思わせる転生をして、カナデさんは白い人になった?
伏線を探るなら、唐突に出てきた彼女——本の彼女さんが正体?
彼女は誰ですか? 答えをください。モヤモヤはイヤー(T_T)
解説をお願いします。
作者からの返信
オオオカ先生、今日もコメント、ありがとうございます!
また、最後まで「彼女に捧げる鎮魂歌」にお付き合いいただき、感謝の言葉もありません!
私としてはただただ、感謝、感激するばかりです!
というより、私、少し踏み込んだ返信をしすぎましたね。
「白い人は、ローさんにとって悪趣味な真似をした」とか「そういう読者の裏切り方は、やめてくれ」みたいな事を書いてしまいました。
本当は「あのカナデさんは、私達が知るカナデさんではない。全くの別人」と爆弾発言を最後の返信で残して、終わる筈だったんです。
ですが、オオオカ先生にここまでツッコまれた以上、全てを打ち明けるしかないでしょう。
流石は、オオオカ先生!
大正解です。
「彼女」の正体は「例の本の彼女」です。
そもそも何故カナデさんは、あの本の主人公に傾倒したのか?
その理由は、本の彼女の名も――「カナデ・プラーム」だったからです。
しかも和服を好み、体質も同じで、口調も一緒。
お陰でカナデさんは、彼女は自分の祖先なのではと疑います。
わざわざ家系図を取り寄せたのですが、結局「カナデ・プラーム」の名はなかった。
ならば、自分は「カナデ」の生まれ変わり?
だとしたら、「カナデ」の様に自分もセイレインの為に尽くさないと。
そう言った使命感を覚えてしまったカナデさんは、一連の犯行に及びます。
しかし、カナデさんと「カナデ」は全くの別人で、生まれ変わりでも何でもない。
事実、「カナデ」は死んだ後、白い人に会って、あの世とこの世の境に留まっていました。
自分が愛した暴君を暗殺した後、燃え尽き症候群になったのですが、このまま大往生するのは、何か違うと思ったからです。
かといって白い人が言う通り転生して、人生をやり直しても、一体何をしていいか分からない。
この時点だと「カナデ」のバイタリティがゼロなので、それも当然でした。
しかし白い人に「君と似た様な事をやっている人が居るよ」と誘われ、「カナデ」も白い人と一緒にカナデさんの人生を観る事になった。
その時「カナデ」が抱いた感情は、カナデさんに対する憧憬です。
カナデさんが「カナデ」に憧れを抱いた様に「カナデ」もまたカナデさんの人生に魅せられた。
この時点で「カナデ」のバイタリティも、復活しました。
「生まれ変わって、もう一花咲かせるか!」と意気込み、転生を決意します。
この時「カナデ」は「カナデさんも私の人生を本と言う形で把握しているのだから、私がカナデさんの人生を盗み見た事も正当化されますよね?」と白い人に確認しました。
白い人は「オーケー、オーケー」と無責任で了解し、「カナデ」はカナデさんの情報をゲットした状態でミレットに転生しました。
白い人はローさんが、ミレットの村の領主になる様に図り「カナデ」はカナデさんだと偽り、ローさんと接触します(白い人は「カナデ」がそうする事を察していたので、悪趣味という事になります)。
改めて、流石はオオオカ先生!
カナデさんの「世界征服宣言」に違和感を覚えるとは、恐れ入ります。
そうなんでよね。
カナデさんは世界征服に近い事はしたがっていましたが、侵略行為は嫌っているんですよね。
それに対し、実は「カナデ」は転生した時点で、世界征服をする気、満々でした。
それを実行する為には、頼りになる仲間が必要な事も分かっていた。
実は、「カナデ」はローさんの事を、かなり気にしています。
何故なら、ローさんが国家を歌ってカナデさんを見送った時、その様子を観ていた「カナデ」もローやカナデさんの様に心を抉られたから。
自分の死に際の様な感覚を覚え、そんな感覚をもたらしたローさんを気にかける様になった訳です。
「自分にこんな感覚を覚えさせた人間には、やはり復讐しなければ」というのが「カナデ」の心境ですね。
取り敢えず今はローさんを味方にし、彼に世界征服を片棒を担がせたいので「カナデ」はカナデさんのフリをしています。
カナデさんのフリをしていた方が、ローさんを味方につけやすいという計算ですね。
「あの暴君も何故か自分を溺愛したし、ローさんが全てを知ってもその頃には自分に惚れている」みたいな企みを「カナデ」は密かに練っています。
実際、今後のローさんは「カナデ」に惹かれ、本物のカナデさんと再会した時、メチャクチャ悩む事になります。
「……自分は、一体どっちの味方をしたらいいのか?」と。
尚、我々が知るカナデさんは現在、某小国の貴族に転生しております。
しかも、見かけはカナデ・プラームその物。
服だけが、黒衣のドレス仕様になっております。
そのカナデさんは色々あって、自分のユメだった「侵略のない世界」を目指す事になります。
カナデさんの目的は「全ての国が不可侵条約を結び、共存共栄を成す」事。
対して「カナデ」の目的は「世界征服」です。
今後は共存共栄派のカナデさんVS世界征服派の「カナデ」&ローさんという構図になりますね。
ここから先が、カナデさんと「カナデ」の本気です。
尤もそこら辺の構想も頓挫してしまったので、文章化されるかは怪しいのですが。
いえ。
長々説明してしまって、すみません。
ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございます!
「彼女に捧げる鎮魂歌」の裏設定は今のところ、こんな感じですね。
オオオカ先生におかれましては、改めて、読破、ありがとうございました!
今はただただ、御礼申し上げます!
追伸。
やっぱり〇〇〇も生まれ変わって、〇〇〇〇と再会するのですね。
〇章と〇章の年代が一気に進んだのは、〇〇〇の生まれ変わりを、成長させたかったから?