応援コメント

第50話 彼女に捧げる鎮魂歌」への応援コメント

  • マカロニサラダさん、続けて失礼します

    タイトル回収回ですね
    故国の為に尽力した彼女を感謝する彼らの為に生き残ろうという発想は、
    過小評価してきたカナデには無かった。

    その事実が哀しいです。

    そして、憧れの人物が、何万回も呼んでいた愛読書の主人公。
    その彼女に捧げる鎮魂歌mかぁ。繋がりました。なるほど。

    あの本がこんな使われ方をするとは恐れ入ります。

    ロー氏に捕まり、懺悔の機会、愚痴をこぼす機会を得た事を恵まれていたというカナデさん。

    いや、ロー氏の気持ち、考えて。
    いやいや、わからないのがカナデさんでしたね。

    ロー氏が出た思わぬ行動にワクワクしながら、次回を待ちたいと思います。

    作者からの返信

    こちらこそ、続けてコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!

    遂に、タイトル回収回ですね!

    オオオカ先生におかれましては、ここまでお付き合いいただき、感謝の言葉もありません!

    己を過小評価するのが、カナデさんの最大の短所。

    オオオカ先生が仰る通り、その為彼女は己の生存より、自分の罪を償う道を選びました。

    この場にメティ王女あたりが居れば、或いはと言った感じなのですが、ローさんではカナデさんの説得は無理でした。(残念!)

    カナデさんの愛国者とは別の、もう一つの芯は、件の彼女でした。

    あの本の主人公である、彼女。

    実はこの彼女、暴君を暗殺しようと彼に近づく訳なのですが、何故かその彼の溺愛される事になります。

    愛されて愛されて、愛され過ぎる状態になります。

    その愛を前にして、彼を暗殺するという決意がブレそうになる、彼女。

    ただそれでも、彼女は彼を愛しながらも、結局万人の為に彼を暗殺します。

    この時点で彼女も生きる理由がなくなり、彼の後を追う様に、処刑されます。

    あの本の内容は、大体そんな感じですね。

    他にもカナデさんが、彼女に感化された理由はあるのですが、それは最終回の返信でお伝えしようと思っております。

    オオオカ先生が仰る通り、カナデさんは愚痴れるからいいのですが、それを聴くローさんはたまったものではありませんね。

    しかもこの人、この時点でカナデさんに対する恋心に気づいています。

    ここまで来て、漸く自覚しました。

    かなり、遅いですね。

    ほぼ、手遅れ。

    ですが、主観がなかった怪物(カナデさん)を只の人間に変えるのが、ローさんの役割でもあります。

    次回、彼は何をしでかすのか?

    その所為で、彼は地方に飛ばされるという事だけは、明言させていただきます。

    物語の一つの区切りとなる、次回をどうぞお楽しみに!