応援コメント

第54話 彼女にしては鋭い」への応援コメント

  • 場所は海が見える田舎町。
    和服という符号だけで、ギッチェ・フロンを思い出させるほどに彼女の『悪行』は
    こんな田舎町にも伝わっているのですね。

    ここは、メルベスト帝国。

    ギッチェ・フロン処刑の際に、歌を歌った人物が、この町の領主さまですか。
    多分◯ー氏だと思うんですけど!

    その和服を作り、着たミレットは領主さまに会いに行く。
    いきなり会うことができそうな展開ですね。

    果たして◯ー氏にミレットになった人は、ただ一度の権利を使うのか。
    ◯ー氏はなんだか荒唐無稽なお話を信じてくれるのか。

    楽しみです。

    作者からの返信

    「彼女に捧げる鎮魂歌」にもコメント、ありがとうございます、オオオカ先生!

    こちらも興味深く、拝見させていただきました!

    オオオカ先生が仰る通り、メルベストの端の方にある田舎町が、本編の舞台となっております。

    ギッチェ、フロンは今や時の人になっていますね。

    世間的には「宰相の愛人で、痴情のもつれで宰相を殺し、結果的に穏健派に政権をとらせた、悪女」という事になっております。

    この時代はネットも無いので、顔とかまるで分からず、カナデさんの外見はかなり悪女的な感じで庶民には伝わっております。

    釣り目で、髪の色は紫で、言動もキツイ。

    ほぼカナデさんとは、真逆のキャラ。

    噂が一人歩きして、事実の様に語られる時代なので、かなり実情のカナデさんとは異なった感じになっております。

    ただ、カナデさんの処刑に立ち会った人達も居るので「え? そんな人ではなかったよ。寧ろアレは、聖女的な何か?」みたいに話している人も居ますね。

    しかし、穏健派も一応自国の宰相を暗殺されているので「ギッチェは悪女」という噂を吹聴しております。

    その方がヴァリジアに正体を知られたくないカナデさんにとっても都合がいいので、ここら辺は利害が一致していますね。

    実際、ヴァリジア国民がカナデさんの死を知るのは、結構先の話になります。

    スティンシア暗殺の報を知ったファイナ達ですが、誰も「カナデさん=ギッチェ」とは思っておりません。

    歌を歌っただけで、左遷された官僚。

    一体、誰の事なのでしょうね?(棒読み)

    というより、敵国の国家を歌っただけで左遷とか、酷くありません?

    一体、誰の仕業なんでしょうね?(やっぱり棒読み)

    いえ。

    ここは素直に「鳥海愛奈も、たまにはいい事をする」と褒めるべきでしょうか?

    実は「彼女に捧げる鎮魂歌」も後二話で終わりなので、ここからは纏めに入ります。

    〇ーさんはいま普通の精神状態ではないのですが、彼女はそんな彼を救えるのか?

    〇ーさんは、彼女の話を信じてくれる?

    いえ。

    実はこの物語、劇中には出ないのですが、最後の方でそもそもの前提を覆す様な真似をしております。

    その事に関しては、最終回の返信で述べさせていただきます。

    明日は、彼女と彼が出逢うか否かの瀬戸際ですね。

    最終回は、目前。

    どうぞ、次回にご期待ください!