人生は紙一重

人生が思いどおりに行くかどうかなんて誰にも分かりません。
未来への恐怖は誰もが少なからず持っているのだと思います。
その中で皆生きているとはいっても、生活の中で苦しみが多いと、本作の田中さんのような気持ちになる人はたくさん出てくると思います。

物語とはいえ、他人事には思えない内容で、未来が見えない時にどう生きるのかということを考えさせられました。
はっきり言って、最悪の状況を考えるのは怖くてしょうがないですが、もしもに負けないようになりたいものです。

人生は何が起こるか分からない。
様々なルートがある人生で自分らしく生きることの難しさを感じると同時に、強くありたいと思える作品でした。