平凡に生きられると信じて、平凡に生きられず落ちていく男。行きつく先には

 平凡であろうとすることは難しい。
 私もつくづくそう思います。
 流れに身を任せているだけでは、平凡にはなれないのです。

 水鳥はぷかぷかと呑気そうに浮いているように見えるけど、水面下では必死に足を動かしいている。
 そんな感じでしょうか。
 平凡はたゆまず努力しないと手にはいらないのかも。

 平凡に生きられると信じて、平凡に生きられず落ちていく男。
 もはや平凡に手が届きそうにない彼は、どうなってしまうのでしょう。
 読んで、その行きつくところを見届けてあげてください。

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