第2章 求め合う2人
第36話
翌日は珍しく朝から学校に行く事が出来た。昼休みに楡の木の下でお弁当を広げていると、矢崎将真がやって来て愛奈の隣に座った。
「美味そうだなー。ウインナー1つ貰い」
将真は明るく笑いながら、愛奈の弁当箱からウインナーを手で摘まむ。
「将ちゃん」
「俺、朝から菓子パンしか食べてないしさ。もう腹ペコ」
「将ちゃん、今日オフ?」
「午後から仕事。撮影10時までだし。俺、もー死にそう」
「そう簡単には死なんて」
愛奈はそう言いながら笑う。
僕が好きなのはあなたです 水島あおい @amutsuki24
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。僕が好きなのはあなたですの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます