第6話
――プロローグ――
「自分の方から出て行けと言っていたくせに、いざ本当に出ていかれて自分の方が破滅するなんて話、本当にあるんだなぁ…」
「言っておきますけれど、私は狙っていたわけではありませんからね??好きでやっただけですからね??」
「分かっているとも。だからこそ貴族会もまたガランの事を追求することができたんだろうさ。君の方に悪意があったら、きっとそんなことはできなかっただろうからね」
「はぁ…。なんだか疲れましたね…。お兄様、今度はまともなご友人を紹介してくださいよ?もとはと言えばこの話は…」
「おっと、その話はここまでで…。ややこしくなってしまうからね…」
…今回の一件が本当のところは誰から始まっていたのかは、私たちだけの秘密…。
出て行けと言って、本当に私が出ていくなんて思ってもいなかった?? 大舟 @Daisen0926
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