想像以上にスケールの大きな物語

一我儘目まで読み終えた感想です。

タイトルにある呪いだけでなく神や時間移動の要素もあり、読み始めに想像していたものを大きく上回るスケールの物語のように感じました。
現状の新撰組要素は主要人物の名前だけのようですが、忠義を貫く物語ですから、これからそちらの描写も増えていくのかあるいは――と想像を巡らせております。
今後の展開が楽しみです。

今のところは禁忌を冒しつつ男を見せてくれた晴太君が一番のお気に入りです。三人で過ごした一年間の思い出を大事に思っているところも、とても愛おしく感じました。

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