第3話 呪術 最強との勝負
クロム「ねぇどうだい? この領域は」
カエリッサは驚いていた一瞬で雪国のような光景がつくらているからだ
カエリッサ「…………!!!」
カエリッサクロムが飛ばしてきた氷結魔法を必死に避ける
クロム「領域具現は自分の魔力を当てた物に限りなく領域内に引き込むことができ、大量の魔力を使うが 様々な効果を領域内に付与できる そして戦闘を優位にできる上、戦争ではこういうふうに相手の将軍を一対一に持ち込んだりするのに使われるね」
クロム「僕の場合魔法に当ててから1時間くらいまでなら領域に引きずりこむことができるよ 覇王ガンザは多分2時間は超えるだろうね」
カエリッサはクロムをただ見つめる クロムほどの人物でも2倍ほど覇王と差をつけらておるという事実に憎き敵の大きさをあらためて実感する
カエリッサ「領域具現…噂では聞いていた しかしこんな目に見えるような変化をもたらすような物とは」
クロム「まあ魔法の最高峰の技術だからね いくらあまりにも有利すぎる条件をつけるのは難しいとはいえ、めちゃくちゃ強力だよ」
カエリッサは驚いた突然急に体重くなったからだ
クロム「どうだい?今この空間の重力を10倍にしてみたけど」
クロムは飄々としているが、カエリッサにとってはたまったものではない
クロム「ねぇ カエリッサ僕にも僕に魔法を打ってきなよ 力試ししてあげる」
カエリッサはこの重力なんとかしてくれよと思ったが、言ってもどうにかならなそうなので諦めて呪力をねった
カエリッサ(あいつ?が放っていたカオスフレア?だっけあれをうってみよう 何となく体は覚えている あいつはおそらくだいぶ手を抜いて撃っていただろうけど、俺の相手なら全力で撃っても余裕で耐えられるだろう)
カエリッサ「えぇ、お望み通り撃って見せましょう!! カオスぅー!!フレぃアーー!!」
クロムは結界を生み出して防御する姿勢だ
そして激突する
ゴウォン…バチバチ
クロム「結構威力あるねぇ その年とは思えない」
クロム「だが、それ以上に気になることがある それは呪術かい? 見たことない魔法だしっかりと炎であったが禍々しさを感じた」
カエリッサ「呪術?それはなんなんですか 普通の魔法とは違うんですか?」
クロム 「あー呪術を知らないで使っていたのか 呪術と魔法の違いはまぁ僕が知ってる範囲でも結構あるんだけど、一番の違いはエネルギーを出す場所だね 魔法は魔力を貯めるための魔臓を元に出しており、脳や脊髄で信号を送って神経で命令を伝えて筋肉などを稼働させて魔法として具現化する」
クロム 「しかし呪術は魂で撃つのさ 魂自体の呪力を主に使いつつ、魔臓の呪力も使い魔法を具現化する そして魂の思考と主として、脳、脊髄で補強する この時神経を介さないね(普通の魔法にもある程度魂の魔力を使うがかなり限定的)」
クロム「魂が主体なことによって魔術の特性が違かったり、感情によっての効果が通常の魔法より多く、代償が強い代わりに強力な傾向らしい」
クロム「魂を主体にするとはいえ、脳のシナプスの発達の仕方や、魂の格など様々な要因に依存して使える人物は限られる」
クロム「君はとてつもない才覚の持ち主だ 呪術は僕すら使えない」
カエリッサ「使えないのに詳しいんですね…」
クロム「まぁね モンテの本を結構熟読したからね ポンペイの作った不老不死の薬を飲んだ呪術使いのスーフィアとの戦いについては特に面白くて何回も読んだからね モンテによって殺された?らしいけど本当なのかね?まあどのみち彼女は君のロールモデルになるような人物だと思うよ)
カエリッサ(モンテのころつまり6王戦争時代を代表する名将 確かに彼女から学べることは多いだろう いつかその本読まないとなあ)
クロム「あ〜ついつい長話しちゃったね 領域は維持するだけでも結構体力使うしもう少しだけ戦ったら解除するよ」
と 言いつつ全く疲れて無さそうなクロム 本来はもっと条件を足したり、領域内で領域を作ったりしながら戦うのでこれくらいはと言わんばかりだ
ジュイン!!
クロムが高速で近づいてくる
カエリッサは感覚で身体強化魔法を使う
クロム「おおいい 動体視力だじゃあこれはどうかな」
クロム「メガサンダー」
魔法鉱山の監督あれもかなりの実力者ではあったが、クロムのは桁違いのスピードをしている クロムにとってはメガサンダーより圧倒的に強い技を持っているし、このメガサンダーも手加減して撃っているだろうけど、カエリッサにとっては洒落にならない一撃だ
カエリッサはカオスフレアをぶつけてちょっとでも時間を稼いでなんとか避けた
クロム「いいね 呪術は魔法を打ち消す性質が強い 貫通はしずらいけど、その分質量を部分的に消すのには向いている 素晴らしい判断だよ」
カエリッサはそこまで考えてないぞと思いながらも体勢をどうにかよくしようとした しかし
カエリッサ「!!!!」
クロムが背後に回っており、カエリッサは簡単に地面に叩きつけられた
クロム「はい 僕の勝ちだね 手加減したから立てるでしょ はい立って立って。」
そうしてカエリッサはなんとか立ち上がった
スゥーー
カエリッサ「はあぁ はあぁ 領域が無くなった」
レント「あ おかえりなさい」
クロム「ただいま〜 あっそういえば領域ないでは術師が時間をそのままにするか早くするか選べるよ 基本は早くするけど、戦争において時間稼ぎしたい時はそのままにすることもあるね」
クロム「レント悪いね 話す予定あったんだけど後でいい?今わねカエリッサと話したい気分なんだ」
レント「ええかまいません 用が済んだら呼びつけてください」
クロム「いやあ、ほんと悪いね んじゃあカエリッサ飯でも食いに行こうぜ なんだかんだ疲れただろうし休みたいだろ」
カエリッサはなんか距離感近くないかと思いつつ、大将軍と食って話す機会なんてなかなかないのでもちろん同行する
無能の烙印押された少年呪術に覚醒して革命起こす もみもの @monimono
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