雑談

結城 優希@毎日投稿

トークテーマ:劣等種

 私は劣等種ってみんなに言われている。私は私だけのもののはず。劣等も優等もないはずなのに私は劣等種だなんて言われなきゃいけない。私も結構可愛い!はずだ……。

 

 それなのにあいつはただ……その……大きいからってもてはやされる。小さいこともステータスだって古事記にも書いてあったのに……。


「ねぇ、なんで私はそんな周りと比較されなきゃいけないの?なんで劣等なんて呼ばれなきゃいけないの?ねぇ……教えてよ……。」


「お前なんでちょっとヤンデレみたいになってんだよ……。れいか、14歳になってそういうのが気になる時期なのはわかる。だけど君がそんな言葉を気にする必要なんてない!何よりあいつらちょっと太ってる。君の方が可愛らしいじゃないか!これでいいか?」


「ずんさん……成人年齢が18歳に引き下げられたらしいですよ?今の発言危なくないですか?周りからは4つも下の子供を口説いてるように見られちゃいますよ?」


「慰めてただけなのに最近の世間が怖いよ……ちょっと見た目が違う子を描いただけで一部とはいえ差別だなんだと騒ぐ人がいるらしいし……」


「アルビノでちょっと白いだけでレイシズムとか言われちゃうんじゃないですか?」


「怖いよなぁ〜弱肉強食って自然の摂理にも喧嘩売るやつも出てきてるらしいぜ?生き物を殺して食べるのは可哀想〜とか。まぁ俺らは基本竹食ってるし関係ないけどなワハハハハッ。」


「肉なんて全く……いやほとんど食べませんしね。食べてるのバレて殺られたりして……まぁ私たちの餌取られる位で済むらしいですけどね。そもそも主食竹だし。」


「あ、話は戻るが俺らレッサーレッサー呼ばれてるアレ別に劣等って意味じゃないらしいぞ?より小さいってことらしい。まぁ、あとから出てきて俺らのパンダって肩書き奪っていきやがったのは釈然としないけどな。」


「なに我が物顔でパンダ名乗ってんだって話ですよね。それはそうとなんであんな人気なんです?」


「丸っこいのが良いらしいぞ?つまりムチムチ好きってことだな!」


「まぁ好みはみんな違いますからね……。私たちももうちょっと丸くなったら好かれたりしないですかね……」


「それは……どうだろうな。」


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 この小説はフィクションです。実在する同じ名前のレッサーパンダたちとはなんの関係もございません。

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