異世界転生してハーレムになったが俺はそんなこと望んでいない
あかごはん
第1話これが俗に言うハーレム状態というやつか?
目を瞑っても外界からの強い光が伝わってくる。朝だと錯覚し、重いまぶたを開けてみるとそこには三人の女の子がいた。
「やっと目覚めました!」
「よ、よかった、、これで安心して寝れる、、、、」
「そうね!うちもこれで一安心。」
女の子たちは安心したようにホッとしていた。
この四人の中で一人だけ状況が理解できなかった人がいた。それが目覚めたばかりの男、港幸みなとこうであった。
ーあれ、、?俺さっき自分の部屋で寝ていたはずなのにどうしてこんなにも可愛い女の子たちがいるんだ?ー
怪しながらにも幸は三人の女の子をじっと見ていた。見れば見るほどその女の子たちがとても綺麗なことがわかる。三人髪の色、瞳の色が違うがとても綺麗な顔立ちをしていた。幸の視線を感じた女の子たちは恥ずかしながらにも、もじもじして幸と目を合わせてはそらしていた。
「あ、あの起きたばかりで申し訳ないのですが、、、」
幸が目覚めたときに一番最初に喋っていた女の子が口を開けて幸に話かけてきた。黒い長い髪が顔をより小さく見せている。また、瞳は深紅で今にも引き込まれそうな色をしていた。見たところ18歳ぐらいのJKのようだ。若いだけあってスタイルもよく、出ているところはしっかり出ている。おそらくGカップはあるだろう。そして透き通った真のある声で幸に話しかけいた。
「実は今この村では男性が忽然と姿を消し行方不明になっています。そして、一ヶ月前最後の男の人が消えました。私たちも男性だけが消えていく原因がわからず、どうしたらいいのかもわからいままで困ったいた時にさらに深刻な問題も迫っていています。
それが今男性がいないと言うことで、子供が生まれてこない以上、人口不足もこれから大きな問題となっていくと思います。
そこで一つお願いがあります。
私たちの村を救うために私たち市民と子作りをしてほしいです。」
「、、、え?」
いきなり知らない部屋に連れてこられエロ同人誌のような設定の話をされてた幸は状況を理解しようにもできなかった。
「彼もいきなり言われて全く状況が理解できないでしょ。だから、うちがわかりやすく説明するね。」
そこで幸の混乱していることを察したもう人の女の子が声を上げた。見た目はギャルのような感じであった。クルクルした金髪の髪の毛で肌は白く、とても綺麗な見た目であり、ギャルという見た目通りで、着ている服の布地は少なく男が見たらすぐにでも欲情するようなものであった。
「要するに、君には私たち女の子とセックスするってこと、これでわかった?」
ーいや、もっとわからない。なぜ俺がこんなことをしないといけないのか。エロ同人誌のハーレムのような設定は好きだけど自分がなるのが嫌だ。俺は一人の女の子をずっと愛したいと思っているから無理だー
「あ、あの、、やはり、実際に村の様子を見せるのはどうかな、、?そうしたら今の言ったことも理解しやすと思うけど、、」
そこで今まで喋っていなかった気の弱そうな女の子が幸が自分たちの話していることを理解しやすくするために幸を外に連れ出すことにした。連れ出す際に気の弱そうな子は幸の手を引っ張ってくれた。黒く長い髪は彼女の幼さを引き立たせるかのようであり、目はまん丸で黒くクリっとしている。彼女の体は小さく少し怯えているかのようであった。まさに小さな女の子のようであった。
「村ってこんなに発展しているんですね。」
幸は、自身の想像していた江戸時代のような村とは様子が違く感嘆していた。
「そうですね。私たちの村は昔から必ず何か一つ抜きん出た才能を持った子が生まれてきます。そして自分の持っている才能を活かして、ここまで技術が発達してきました。そのため、もしかしたら幸様のいた世界と少し似ているところもあると思います。」
ー俺のいた世界、、?どう言うことだ?本当に俺は連れ去られた訳ではなく、異世界転生、もしくは異世界召喚されたってことか!?ー
ここで幸はやっと自分が今いる世界が今までいた世界とは違うことを理解した。
幸は周りをキョロキョロしていた。幸は建物の字や、周りの人が何か現代の科学では説明できないような現象、まさに“魔法”というものに相応しい現象を操っていた。幸が外を歩いていると村の女の人が幸を熱い視線で見つめていた。
「あの人、、男の人、、?」
「そんなわけないじゃない、一ヶ月前に最後の男の人は消えたのよ、」
村の人にとって幸とは見た目が“男”のような女と思っていた。それもそのはず、村にいる女の人たちは、もうこの村には男の人はいないと思っているからである。
「幸様、これで今の私たちの今の現状が理解できましたか?」
村を少し歩かせているときにJKのような黒髪の女の子は、幸の顔をのぞいて言った。
「だいたいわかったよ。でも俺、こんな世界にいきなりきて子作りなんて早々できないよ、、、、」
「そうですか、でしたら2週間期間を与えます。それまでに考えてくだい。今更遅くはなりましたが、私たちの自己紹介をさせていただきます。
私の名前はクレアです。」
「うちの名前はパトラ!」
「あ、私の名前は、ミラ、、です。」
「幸様、どうか私たちの村を救うことを前向きに考えてください。よろしくお願いいたします。それでは、幸様早速村であることをやって欲しいのですが、よろしいでしょうか?」
「やること、?」
幸は戸惑いながらも「いいよ」と言ってクレアについていった。クレアに連れてこられた場所とは、、
「こちら、幸様の住んでいただく家となります。そしてここで幸様はまず、最初に体を清めてもらいます。」
クレアの指差した家はまさに豪邸というには相応しいところであった。家の敷地内に入ってみると中にはゴミ一つなく定期的に整備されてることがわかる。とても広い屋敷にこれから住むのかと少し怖気付く幸であったが、そんな幸の様子を見てクレアは優しく幸の耳元で優しく囁いた。
「もし、この屋敷に住むのが怖いなら私たちも一緒に住みますよ。もちろん体のお清めは“私が”頑張ってヤらせていただきます。」
突然耳元で囁かれびっくりした幸にさらに畳み掛けるようにクレアは幸の手を握った。
「私たちだって幸様と少しでも長く一緒にいたいのですから」
ニヤニヤと笑ってるクレアを見た幸は、この三人の中で一番積極的で俺の初めてを奪う最重要危険人物かもしれないと思った。
異世界転生してハーレムになったが俺はそんなこと望んでいない あかごはん @464946Sae
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