概要
開かずのコインロッカー、その中には何が眠るのか…
田舎の駅にある錆びたコインロッカー。その一つだけは開かずのまま、鍵も抜かれている。そのロッカーには不気味なお札が貼られ、地元では長年恐ろしい噂が囁かれていた。ある夜、大学生の凌太は終電で帰宅する途中、そのコインロッカーの前を通りかかる。忘れた腕時計を取りに戻る彼に忍び寄る、見えない足音の主とは――。駅にひっそりと残された謎と恐怖が、やがて凌太を逃げられない運命へと引きずり込んでいく。
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