何でも言うことを聞いてくれる叔父さん。


 曰く有りげな祠をうっかり壊してしまった。
 そんな祠破壊にありがちな異常現象も案の定続々と発生する始末。

 困り果てた彼は叔父さんのもとへ向かう。

 叔父さんはオトナだからか、他の人ならとても聞いてくれない話も、きちんと聞いてくれる……



 この独特な雰囲気を、きちんと説明するのは難しい。

 怖いのだが、口が綻んでくるというか……事態が深刻になるほど、何故だか脱力してしまう感覚がある。

 まあ、誰が悪いって話でもなかったよ、うん……