キャラクターを語る 銀騎詮充郎
彼は私の分身です。全キャラ分身なんですけど、彼以外が分身なら詮充郎は私自身と言い換えてもいいです。鵺シリーズのテーマは「何かに不自由な人が定められた人生で頑張って生きる」です。蕾生の場合は持ち過ぎているがための不自由さでありますが、詮充郎は正しくテーマ通りの「不自由な人」そのものであります。詮充郎の生き様や考えなどは私自身の投影であり、私が闇堕ちしたらここまでやるだろうというのを体現したキャラクターです。
彼のやったことは許されることではないですし、同情の余地もありません。佐藤斗羽理じゃないですが、老人がおいおい泣く姿は見ていられません。その姿をわざわざ若者に見せることが、鵺一部のひとつの目的でした。
表紙担当の友人にどんな話なの、と聞かれて高校生がお爺さんと戦う話だと言ったら微妙な顔をされました(笑)エンタメとしては、皓矢黒幕説の方がわかりやすくて良かったのかもしれません。ですが、私は詮充郎を世に出したかった。銀騎詮充郎という「不自由な人」を表現することが、この作品を書いた目的でした。
なお、詮充郎に関しては明確なビジュアルモデルが存在します。俳優のH田H太郎さんです。大ファンです!
自作「転生帰録(鵺)シリーズ」を振り返り解説し反省する 城山リツ @ritsu-shiroyama
作家にギフトを贈る
ギフトを贈って最初のサポーターになりませんか?
ギフトを贈ると限定コンテンツを閲覧できます。作家の創作活動を支援しましょう。
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。自作「転生帰録(鵺)シリーズ」を振り返り解説し反省するの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます