遠い昔。人々から恐れられていたうぐいす姫と、彼女と共にあった若者。女は人を喰う鬼と恐れられ、男の方は餌となる人間。それでもふたりは心を通わせ合っていた。
だがそれも、鬼を恐れ深い憎しみを抱く村の人々によって引き裂かれる。
転生を経て現代に生まれ変わったふたり。また愛し合う定めのはずが、若者の生まれ変わりである陽一は別の娘に心を動かされたようで……?
二転三転する展開、それぞれの立場に立つ人間によってものの見方や印象が変わります。特にハンターが色んな意味で翻弄してくるもので……。
愛と一言で表すには複雑な感情は、一体どこに行き着くのか。どうなるのでしょう。見るしかありませんね←
昔々、うぐいす姫と呼ばれた女性がいました。あることをきっかけに陽一郎とともに暮らすこととなります。
そんな中で住民が決起してうぐいす姫を殺したのでした。運命の人である陽一郎は彼女の後を追い、長い年月それぞれが転生してうぐいす姫が陽一郎を見守る日々を送っていた。転生した陽一郎はすべて「陽一郎」の名を持っていた。
そして現代。転生したものの「陽一」の名であったためか、うぐいす姫の存在に気づけなかった。うぐいす姫はそれでも「陽一郎」の幸せを考えてそれでよしと思っていた。
しかし、ある出来事をきっかけに、そんなお気楽な日々が変容する。
壮絶な運命に翻弄され、ふたりの仲を裂こうとするハンターたちとの争い。
時間を越えたラブストーリーはどのような結末を迎えるのか。