第4話 宿敵

パワーフィスト、そう名乗る男は体全身に謎のチューブのようなものが通っており、そのチューブのようなものにはオレンジ色の液体が流れている。そして1番目を引くのが大きな拳だ指先から両肘までを覆う大きな拳の形をした武器だ。キュイイイン!!ボォン!

エルトが彼の拳に気を取られているとパワーフィストは拳にエネルギーをためた。次の瞬間、拳状の武器から炎が一瞬噴射されパワーフィストがエルトに向かって突っ込んでくる。

がァァ!!

エルトは後方の壁に強く叩きつけられる。

パワーフィストは再度拳にエネルギーをためてエルトに襲いかかってくる。

エルトは左手に軸に左へ回転に拳を避ける。

しかし、パワーフィストは左、右、左と次々に攻撃をしてくる。パワーフィストが右アッパーを繰り出しエルトは天井に打ち付けられる。

パワーフィストは落ちてきたエルトを左手で掴み右の前方へ投げ飛ばす。エルトはパワーフィストの右フックをよけ、彼の体にパンチを叩き込み、パワーフィストを前方に蹴り飛ばす。

パワーフィストが起き上がろうとするのを見たエルトはすかさずスライディングで彼の懐に入り込むと右膝を思い切り蹴る。

ブゥゥゥンン⤵︎ ︎

パワーフィストの装備がダウンする。

パワーフィスト(クソ。覚えておけよ。

そういうとエネルギーをため空高くへ飛び上がる。

エルト(逃がした。つーかあいつなぜ俺の名前を?

エルトがそう呟いていると

ドローン(警察到着まで残り90秒!

エルト(はぁ!もっと早く言え!

ドローン(戦闘してたものですから。

エルト(ったく!

エルトは部屋の窓から飛び降り数回下の部屋にあるベランダの柵に足をつき前転。街灯を伝って降りる。

ウゥゥゥ!!

エルト(来たか。

そういうと道に停車してあった車に乗り込む。



次回予告

パワーフィストとの戦闘を終え安心する間もなく警察が到着。ここから警察からのクレイジーな逃走劇が始まる...

次回 逃走劇




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マーダラー @200928

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