第3話 学校

「きりーつ  きをつけ!  れい   」


「「「「「「「おはよーございまーす!!!!!!!!!!」」」」」」」


え? このクラス45人いるのに挨拶してるの10人ぐらいしかいないんだけど。先生って友達としゃべってたり、マンガ読んでても何にも注意しないんだっけ?

まぁ、正直この学級崩壊している状況は俺からしたらマジで最高だからいいんだけど。

        

          山田は、この学級崩壊というビックウェーブに乗り英語やシエラレオネ語の勉強に勤しむ事を決意した。


「ねぇ、山田君って習い事は何してるの?」


一時間目の途中、先生が国語の授業をしている中、単語の勉強をしている山田に隣に座っている女子が声をかけてきた。山田は、そんな女子の事など覚えてないので急に友達であったかのように話を振ってくる女子に恐怖を覚えながら答えた。


「今何にするか考えてるところ。」


「じゃあさ、ピアノしない? 弾けたらかっこいいし、先生は元プロでめっちゃ上手だしおすすめだよ‼。」


正直、これはありなんだよなぁ。もとからピアノはしたいと思ってたし、友達からの紹介のほうがスムーズに入れそう。  まぁ、本当に元プロかどうかは調べないとだけど。


「その先生がいるピアノ教室の名前は何ていうの?」


その女子は、少し困った顔をしながら言った。


「えっとぉぉ。 名前は、忘れちゃったんだけど場所ならわかるよ。   えっと、すすめが丘38丁目の白い美容室のとなりにあるんだよ。


山田は、「小学生一年生にしては、しっかりしてるじゃん。」と思いながら言った。


「ありがとう、家帰ってからもう一回考えてみる。」


「うん。一緒にピアノ弾こうね‼。」


なんか、親いないのに親いるように言っちゃったけど まぁ、いっか逆に親いないこと説明すんのもめんどくさいし。1月の初めに円の価値が一ドル230円から78円まで爆上がりするので100倍のレバレッジをかける事によって

  持ち金 × 2.948..... ×100 

となるのでこの持ち金を1月までに投資とかで頑張って増やしたいのでまだピアノ教室には入らない。だってこれ競馬だったら万馬券だもん。

 山田は前世の染み付いてしまった貧乏根性のせいで一円の損失も許すことができなかった。

あーあ、ダンジョンに入りたいなぁ。ダンジョンに入るのにも金がかかるとかどうなってんだよ。そんなんだから三年後のスタンピードで300万人も死んだんだよ。

    ダンジョンは5つの危険度で分けられており、一番簡単なランク1以外はただでは入れたり、県から攻略金がもらえたりするが、ランク1は莫大な金がかかるこの金は、県に入るので都道府県ごとによって違うが、大体1日入るのに10万から30万かかる。しかも初めのほうは、安全にレベル上げをしてからボス部屋に行こうとすると700万以上かかるのである。さらにランク1のダンジョンで唯一換金することのできるスキルオーブは、ほとんど出てこないし、そもそも、スキルオーブでスキルを獲得するためにダンジョンに潜っているわけだからもったいなくて金に変えれないのである。このように金が尽きたり、なかなかレベルが上がらなかったり、金の無駄と感じて、国民のダンジョン離れが起き、3年後に世界で初めてダンジョンからモンスターが溢れ、300万人もの人が死んでしまったのである。









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陰に隠れながらスキルを使って報復していく(仮) @qwertyuiooasdffghjjjkkll

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