陰に隠れながらスキルを使って報復していく(仮)
@qwertyuiooasdffghjjjkkll
第1話 前世
少し芋臭い印象を残す山田とキラキラネームの聖。
この絶妙なコントラストの名を背負う男、山田聖は殺された。
時は2129年、山田は、勤めていた会社の会長の孫の婚約者とSランク冒険者が不倫しているのを見た。Sランク冒険者は、山田の接近よりも行為を優先したため、山田は不運にもその現場を目撃してしまったのである。
そんな山田は、小学一年から育児放棄に遭っていた。
まず、育児放棄などがあった場合、施設などに入るのが一般的だが、ダンジョン法により親がBランク以上の探索者の場合、命の危険が高いので、当人が6歳以上だと探索者試験を受けることができるのである。
探索者とは、ダンジョンに入る人のことで、探索者試験とは、探索者になるために必要な資格を得るために必要な試験である。
また、探索者にはランクというものが存在しており、ランクは、L/S/A/B/C/D/E/F/G/O/ という風になっている。
もちろんLが一番高くてOが一番低い。
山田は、三才からこの勉強をさせられ世界で1002番目に6歳で探索者試験に合格した神童だったのだ。
しかし親は、合格した2週間後に離婚し、新しい家庭に山田聖は邪魔だという事で捨てられた。
そして、探索者は自分で収入を得ることができることから、たとえ子供であっても、自分で契約できるし、修学旅行の手紙にも親のハンコはいらないのである。また、山田聖の親は、養育費として俺の口座に毎年600振り込んでいることから、法的には、なんも問題ないのである。(2130年)
突然社会に放り出された山田は、家の掃除とかも自分でしなくてはいけないので友達ができない学生生活を送った。
友達がいない山田は、中高大学生の時もソロで活動しているせいでどんどん周りに抜かされてしまった。
一流大学に行った山田は、吉田財閥という世界100大企業の本社で働いていたがそこで会長の孫の婚約者とS級探索者との浮気を知ってしまったがためにその探索者に殺された。
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