科学的兵器解説

ハイド博士

第1話 新型兵器の数々

 最近、無人機や次世代戦闘機、装輪装甲車、新型イージス艦と新しい装備が装備化されているが科学的な見地から考えると「モジュール化」「ブロック化」「アルジャイルな開発」等は今までの自衛隊とは違う「ゲームチェンジャー的」装備品が次々と採用されようとしている。


 まず、はじめに近年目覚ましい無人機について述べようと思う。無人機はローコスト、かつ容易に生産でき「大量生産」し大量配備が可能な装備である。その人的ロスのほとんどない友軍に優しい兵器と云える。人的コストつまり兵員の教育費用、衣食住のコストを損失することなくしかもほぼ無制限に大量投入できる無人機は兵科価値的にはかなりコストパフォーマンスの高いもので大まかな種類に「UAV,UGV,USV,UUV」等があげられる。さらに個別の種類はさらに多く、かなりの数の無人機が投入される可能性がある。


さまさまな先進的技術の塊である無人機は将来性、生産性、戦術性どちらをとっても非常に価値のある有益な装備である。一つの例としてUAVは初め米軍が使い始め、大型無人機であったが「ドローン」がウクライナ戦線で使用され始め代表的な兵器は小型無人機、攻撃型ドローンがメインとなっていった。


このように無人機にはまだ未知数の可能性があり有人機と共に無人機が先陣を切り戦場を塗り替えるだろう。


 次に個別に語ろうと思う。UAV 飛行型無人機 についてだが前述の通り、無人型航空機タイプとドローン型無人機、最近では無人飛行艇タイプもあり種類は何十何百もある。ドローンタイプでも典型的な所謂「小型無人機」タイプ「回遊型無人機(攻撃型含む)」「小型攻撃型無人機(所謂自爆型ドローン)」など種類は非常に多い。

飛行高度も2500ft前後飛べる小型無人機も増えていてかなり実用的である。


航空法を改正する国が多いほどドローンは身近になっており、さらに飛行型はその自由度の広さから民間でも測量や農薬散布などにも使用されている。


軍事的には、その利便性、操縦のしやすさ、汎用性など兵器として柔軟性が非常に高いものであり、爆弾を投下するシーンや自爆するのがしばしばメディアやSNS等に上がるほどかなり多様されていると筆者も見ている。


次に、USV 水上無人機についてですがこれもウクライナ戦争にて無人船が自爆するシーンが非常に印象的なほどUSVに関しても一般的になってきている。戦場でも多用され種類も偵察・哨戒・戦闘・攻撃(自爆等含む)等の多様な任務に使用されている。筆者はこのUSVが日本の防衛上かなり重要なファクターの一つになると考えていて「海上阻止線」を展開することで中国・北朝鮮・ロシアの警戒監視網に有益と考えていて後日書くがUUVも同様に阻止線を展開するのに非常に有効だと思っている。



USVはこれも種類は多数あり無人攻撃艇や偵察・哨戒・攻撃さらには機雷戦用無人機を日本は開発し、アメリカは潜水艦ハントに使用している。


海上自衛隊・陸上自衛隊もUSVの保有を目指している。海自では哨戒型や機雷戦型等が公示されていてその他も保有に向けて提供品を試験に動き出している。技術的なことをいうとUSVとUUVの連携した警戒監視を海上自衛隊は目指していて、「音波通信」「光通信」を使って水中通信を管制しようとしている。


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