第40話
私たちは結婚した。
雪の降り積もった時に結婚式を挙げた。
白い雪に白いドレスを身にまとった私。
子供たちが雪だるまを作ってる。
この子供たちは持田さんが施設の子供たちに呼びかけてくれたのだった。
施設の子供たちが雪だるまを楽しそうに作ってると公園じいちゃんが来て、おおー作っとるな。子供たちの笑顔が大好きなんじゃよというとさっそく公園で遊んでる時みたいに椅子に座ってうれしそうに眺めていた。じいちゃんの隣に座ると本日は来てくれてありがとう。公園じいちゃん。という私に、あの時本当に生きるのがつらかったと思うが、雪、生きててよかったって思えるだろうという。私はええーよかったと思います。雪が降らなくなると子供たちのこの笑顔をみれなかったからといった。
そして雪だるまを作ってくれた子供たちも一緒に式を挙げる。
子供たちが持さん、あのお姉ちゃんはきれいだっていうと持田さんは、ああーそうだね。という。
式の間、みんなは笑顔。
渚が来客の人達に、今日は来ていただきありがとうございます。
僕の世界一雪の風景が似合う花嫁さんの雪は昔自分は誰からも愛されていないといっていました。でも今は自分が愛されてるって分かって、今日、このような式を迎えられたことは僕にとっても嬉しいです。雪これからも君を愛してるよずっと。というと私は涙が出てしまう。それをやさしくぬぐう彼。
私からも手紙を読むことにした。
私を愛してくれる渚へ
私はあなたと出会い、たくさんの事を知りました。
私は人に傷つけられてしまった過去があります。
でもその傷をいやしてくれたのも人です。
そして愛されたかった私を受け入れてくれたのは渚です。
あなたを愛してます。どんなにこれから困難が待ち受けていても二人で乗り越えて行こうね。というとみんなが拍手をしてくれた。
そして私は大友渚の妻雪になった。
愛してるといって mokohana @mokohana
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