如月 春音のちょっぴり背筋が凍る?心霊体験談

如月 春音

如月 春音のちょっぴり背筋が凍る?怪談体験談

第1話

これは、私が小学生の頃に体験した実話です。





ある日、私の家族や親戚、祖父母の皆で、熱海へ旅行に行った。


「ホテル、楽しみだね〜!!」


この時、私達は、思いもしなかった…その日の夜、恐怖を体験する事になるなんて…。


私達は、宿の美味しい夕食を食べ、大浴場で温泉を満喫し、ひとしきり遊び、いつもと違う非日常を楽しんだ。


女子部屋と男子部屋に分かれて、就寝して暫く経った時、女子部屋に異変が起きた。



テレビのスイッチが急に入ったのだ…。



タイマーを設定した記憶は無い…。



画面が映ったと思ったら、緑色に光っているだけで、音も聞こえない…。



不気味だ…。


私とイトコの背筋が凍る…。



私の隣で寝ていたイトコは、気味悪く思ったのか、隣の男子部屋に逃げてしまった。


私は、イトコが寝ていた布団を見て、心細い気持ちのまま眠りについた。


翌日、目が覚めて窓に目をやると、沢山のお墓が目の前に立っている事に気付いた。




お墓があったからあの様な事が起こったのだろうか…?




今もその真相は、闇の中…。





一方、隣の男子部屋に逃げていったイトコは、「男子部屋に行ったら、カーレースの番組を観てたよ!」なんて話を聞いた。


何だか、気が抜けて笑いが込み上げてくる。


母は母で、風邪気味で熱もあった事もあり、「怖かったかどうかなんて覚えてない。それどころじゃなかった…。」と一言。


色々、オチは酷いが、一生忘れられない旅行になりました。


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如月 春音のちょっぴり背筋が凍る?心霊体験談 如月 春音 @Kisaragi-Harune

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