第2話
解説
何かの目的を背負い、深夜に山へ入る男。
しかし、その奥で一人の女性が助けを求める声が聞こえる。「そこへ来て。助けて。」
どうやら女性は何らかの形で何かが起こり、困っている様子。
男は、その声を聞き助けようとしているが、何やら様子がおかしい。
だが、2つ説明を足すと、話が見えてくる。
一つ。女性が話していた"そこ"を漢字変換してみる。すると…
「…底へ来て。助けて。」
「ありがとう。底へ来てくれて。」
"底"…つまり、女性はずっとただこちらへ来させるのではなく、底へ来させようとしていた、と言う事になる。
そして、2つ。男が何故棒を持っていたのか。
男は最初、人の事を"女性"と呼んでいたが、最後"彼女"と呼んでいる。
どうやら二人は付き合っていたらしい。
だが、すれ違いが起きたのか、男は女性を……
一度殺したが、不安になったのか、もう一度来た事が仇となり、今度は自分が殺される側になった男。
男は今、泥沼の中で後悔しているだろう。
無念を晴らした彼女と一緒に。
"そこ"で。
"そこ" 抹茶 餡子 @481762nomA
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます