切ないけれどキュンとくる、ピュアな恋物語。

憂鬱な雨の日に、繰り返し読みたくなるお話です。
テンポよく進む二人の淡い恋模様を追いかけるのがとても楽しく、序盤は学生時代の甘酸っぱさをリアルに思い起こします。
中盤以降は切なさに胸がキュッとなるのですが、最後は頬を緩めたくなるような展開が待ち受けており、雨の憂鬱さも吹っ飛んでしまうような、非常に爽やかな読後感を味わえます。
素敵なお話をありがとうございました!