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  • 爆撃機、攻撃機、戦闘機、偵察機。
    偵察機以外の前三つ、それぞれ呼び名が違うのですね( ゚Д゚)
    爆撃機は、爆弾をたくさん積んだB29みたいなやつかな?
    攻撃機と戦闘機の違いは……??(;'∀')

    作者からの返信

    B29は陸上爆撃機ですね。私もあまり詳しく知らないのだけど、陸上の(航空母艦からの発信を想定しない)爆撃機と、海軍がもっていた「陸上攻撃機」とは、海軍の陸上攻撃機が魚雷攻撃を想定しているほか、あまり違いはなかったと思います。陸上機については、帝国陸軍の重爆撃機のほうが帝国海軍の攻撃機より大きいのが普通だったと思います。

    第二次大戦時の、帝国海軍の航空母艦搭載の機体に限って言えば、これと逆で、「攻撃機」(艦上攻撃機)のほうが大型で、大型爆弾を搭載できたり、魚雷を搭載することができたりしました。そのかわり、敏捷性は低く、攻撃も、航空で水平飛行しながら爆弾を投下するか、海面ぎりぎりまで下りて魚雷を投下するかでした。また、敏捷性が低く、防禦火力も弱いので、敵戦闘機に追いかけられると脆かったりしました。
    「爆撃機」(艦上爆撃機)は、攻撃機よりも小型で、搭載できる爆弾の量も少なく、魚雷も積めませんが、敏捷性は高く、敵の上空に進出して急降下して爆弾を投下する急降下爆撃ができました(だから、帝国海軍の「爆撃機」に関してだけ言うと、「爆撃機」のほうが爆弾の搭載量は小さかったです)。
    で、「戦闘機」は、敵の攻撃機や爆撃機を追い払い撃破する役割の機体です。逆に、攻撃機や爆撃機で敵を攻撃しに行くと、敵は戦闘機を出してきてこちらの攻撃機や爆撃機を落とそう手しますから、その敵戦闘機を撃破するのも戦闘機の重要な任務でした。有名な「ゼロ戦」(零式艦上戦闘機)がこの戦闘機ですね。
    「航空戦艦」となった伊勢が積むはずだったのは「彗星」という爆撃機でした。けっきょく、スケジュールがかみ合わなかったのですが。

    ちなみに、帝国海軍は何度か艦上偵察機の開発を図り、完成した機体もありましたが、偵察は攻撃機で兼用するか、戦艦や巡洋艦が積んでいる水上機に頼っていました。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。

    編集済
  • 第1話 謎のトカラ人への応援コメント

    世界史のことはサッパリわからないのですが、このあたりは仏教系の講義で教わった記憶がうっすらとあります。西域訳経僧と入竺求法僧がどうのこうの……。月氏のシルカセン……。ガンダーラ……シルクロード……モンキーマジック。受験生の皆さん、たいへんですね! でも今回こちらを読ませていただき、この辺の歴史についてもっと勉強してみるのも面白そうだなと思いました。

    作者からの返信

    お。ゴオルドさんは仏教について学ばれたのですね。支婁迦讖さんって初めて知りましたけど、月氏の人で訳経僧だったんですね。
    そういえば琵琶はシルクロードから伝わった楽器ですね。琵琶わよー。イヌ琵琶わよー。アライグママジックわよー。
    私はモンキーマジックで世界史はあまりわかりませんでしたが、モンキーマジックの歌詞を覚えて英語は少し進歩したかな?
    中央ユーラシア史は、「研究」しようとするとたいへんそうだな、と思いますが、いろいろ知るぶんにはいろいろ楽しいと思います。
    ありがとうございます。またよろしくお願いします。

  • あとがきへの応援コメント

    おつかれさまでした。
    史上初の艦砲射撃の話を扱ったこともありますが、まさに隔世の感です。
    思えばそのキオッジャの戦いも、発想の転換の勝利でしたから、扶桑もその辺が……。

    冥王星はやっぱりショック(笑)だったので、まだ覚えていましたが、詳しく知れてよかったです。
    ウラヌスとネプチューンに慰められるプルートのイラストとか、あの頃よく見かけたなぁ。


    面白かったです。
    おつかれさまでした。

    ではではノシ

    作者からの返信

    キオッジャの戦いから650年あまり、大砲で水平線の向こうの敵と撃ち合うという時代まで来てしまいました。
    でも、そのぶん、現場指揮官の優秀性や独創性で戦況をなんとかできる、という余地は減ってしまいましたね。

    冥王星、フィクションとか占いとかではとても重要性を持たされてましたからね。セーラー戦士でプルートを「格落ち」させるなんて信じられないですけど。
    それと「天文学者が見ていた冥王星」とのギャップですよね。

    ここまで読んでくださいましてありがとうございます。

  • 日清、日露がかえって仇になってしまったのかなぁ、とか思います。
    ああいうのができた、ああいうのをやれ、みたいな。
    その辺の視点の切り替えが……言っても詮のないことですが。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    日本海海戦の「パーフェクトゲーム」は、「貧国日本の戦いは、自軍が損失を出さずに相手を壊滅させるパーフェクトゲームでなければならない」という形で、第二次世界大戦時の帝国海軍を束縛します。真珠湾もその発想によります。しかも、大戦中も、「第一次ソロモン海戦」では、敵の制空権下、敵地に巡洋艦群を突入させて一方的勝利を収めて、パーフェクトゲームの成功体験が強化されます。だから、戦況が不利になっても「敵に制空権を取られていても、戦艦・巡洋艦が敵地突入に成功しさえすればなんとかなる」という発想が最後まで抜けず、最後には(違う要素も入りますが)「大和の水上特攻」まで続きます。
    一度ぼろ勝ちしたら、次もぼろ勝ちできる、もしぼろ勝ちできないとしたら努力が足りないから……という発想になってしまったんですよね。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。

  • 運用がなぁ……と、何度も言いたくなります^^;
    悲劇といえば悲劇なのですが。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    本来は航空母艦兵力が壊滅した時点で休戦交渉を始めるべきだったのでしょうけど(「絶対国防圏」を破られたわけだし)、「そんなことを言ってもね」というところですね。

    開戦時、それまでの考えかたである「戦艦を中心とした艦隊に航空母艦を随伴させる」ではなく、「航空母艦を集中して運用して護衛に戦艦をつける」という運用を開発したところは、日本海軍の優れたところだったのですが、それを物量に優るアメリカに採用されると、自分では対抗するための手の施しようがなかった、という。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。

  • 弩級の語源としては知っていたんですが、こういう経緯で造られたんですね。
    そして日本の残念感……^^;

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    ド級艦が生まれたきっかけは、日本が戦った日本海海戦だったんですが、その教訓を取り入れて革新的な艦を造ったのはイギリスでした。そういうところにも「残念感」が。
    ただ、計画年度だけ見れば、ドレッドノートとあまり変わらない時期に、中間砲を強化し、タービンを採用して速力も20ノット以上の安芸・伊吹を計画しているので、それほど遅れていたわけでもないですが。
    工業力のなさで、竣工はだいぶ遅れるのですよね(ただし、ドレッドノートの工程がイギリスでも異例なほど速かった、ということはあります)。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。

  • もったいないの精神が、こんなところで……。
    いい考え方ですが、戦いは数だよ兄貴(?)だからなぁ。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    「戦いは数だよ兄貴」「そこを、個艦優秀と日夜厳しすぎる訓練で鍛えた個人の能力と精神力で乗り切れ」。

    「百発百中の砲一門は、百発一中の砲百門に優る」がモットーの海軍ですからね。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。

  • おお、さらに展開されるテーマだったのですね。前回で終わりと勝手に判断して余計な動画を案内してしまい、申し訳ないです。
    ノイズになることでしたよね。
    大日本帝国海軍の艦艇の名は、どれも美しいですよね。

    作者からの返信

    いえいえ。動画をご紹介いただいて、いろいろと新しい情報を得ることができました。ありがとうございました。
    やっぱり私の知識は古いので。
    あと、よくあれだけCGを作り込んだな、と感動しました。

    先に書いて予約投稿してしまったので、いまからなかなか直せないですけど(ちなみに6話連続です…(汗))。

    艦艇の名は美しいですね。「初春」とか「霞」とか「雪風」とか「夕雲」とか。水雷艇で「千鳥」とか、航空機でも「彩雲」とか。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。

  • 扶桑……スペックでは微妙な立ち位置だったんですね。
    そして不利なポジショニングで戦いに。
    「坂の上の雲」で、そういう砲撃の「向き」の話があったのを思い出しました。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    日本海海戦では、敵(ロシア)艦隊の前を遮るように進出して、横向き(前部砲塔も後部砲塔も使える位置)で敵の先頭に全砲火を集中できるようにしたんですね。だから、敵側から言えば、先頭に出てしまうと自動的に集中砲火でやられてしまう、と。当時は、先頭艦に指揮官が乗っていましたから、これをやられるとたまらないわけです。
    また、いわゆる「東郷ターン」というのは、ターンのときにターンしている艦に敵から横向きに砲火を集中される可能性があり、それでもあえてやった、ということで評価されています(ということだったと思います)。
    どっちにしても、このときロシア艦隊(「バルチック艦隊」)が疲弊していてろくに速力も出ない状態だったのに対して、日本海軍が速力と機動性を活かせたからできた戦術ですね。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。

  • こんにちは。
    たまたまわたし、こちらを気に入って観てまして。
    ご存じなければ。
    【3DCG】戦艦『扶桑』の生涯【スリガオ海峡海戦・渾作戦】
    https://www.youtube.com/watch?v=agRjCKMLDiI

    同じシリーズの、伊勢の生涯も涙ものなんですよ~。

    作者からの返信

    まだ拾い見の段階ですが、見てみました。
    ここで言及されていることにはあとで触れて行くことも含まれていますが、私の知らなかった新しい情報もいろいろとありました。
    お教えくださりありがとうございました。
    このエッセイでは伊勢型にはちょっと冷たいところがあるかも知れませんが。
    またよろしくお願いします。

  • 近現代戦はまるでど素人で門外漢なのですが……。
    兵器の現代化という節目もありつつ、やっぱり人がどう使うかが、運用面が駄目だったんでしょうね。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    このあと、追い追い運用面の話もして行きますが。
    扶桑と山城が撃沈されたのは全滅覚悟の刺し違え作戦のようなものだったのですが、刺し違えるにしても敵のところまでどう到達するかもじゅうぶんに考えていなかったので、運用が非常のまずかったと思います。
    その話をすると長くなるので書いてないんですが、扶桑・山城の司令部の上に別行動している部隊(艦隊)本体の司令部があり、さらに遠く日本に全体(連合艦隊)の司令部があって、敵地への突入という現場の判断が重要視されるところで、複雑な指揮系統を作ってしまった、という問題もありました。

    こういうのこそ「もし真田信繁が指揮官だったら」みたいな話にしたいところで。

    またよろしくお願いします。

  • ああ、ここでエリスですか^^;
    にしても、たしかに納得いかないというか何というか……。
    科学の話なのに、科学的でないというか人事みたいなことになってるし^^;

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    ここでエリスです。まあ、いろんな天体があるなかで、よくここまで「エリス」の名が使われずに「空いていた」な、とは思うんですが。

    天文学者の第一の関心対象は個々の天体であって、その星が惑星か準惑星かということはじつはどうでもいいのでは、ということがあります。世間に対して発表するときに、タイトルを「惑星」にするか「小惑星」にするか「準惑星」にするかの違い、という程度で。
    だから、なんかどうでもいい扱いをされる、と。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。

  • 冥王星の地位がどんどん脅かされていく……。
    しかしプルートの遠くにQBというと、セーラー戦士の向こうにキュウベエがいるみたいに思えます^^;

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    だからQBを正式名称にしてほしかったです。本文には書かなかったけれど、遠方小惑星のなかにQBの仲間がいくつもいて、それには「QB1」族(キュビワノ族)という名まえがすでについているのに。
    セーラー戦士の向こうにキュゥべえ。うーん。時代のへだたりのわりには違和感がなかったり。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。

  • 第1話 謎のトカラ人への応援コメント

    西域、独特のロマンがありますね。
    それにしても世界史は複雑^^;
    私の弟は「カタカナばっかで無理」と匙を投げてました^^;

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    西域は、文字資料が少ないうえに、私たちの「東洋/西洋」を区分する概念を打ち破ってきてしまいますので、ほんと複雑ですね。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。