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2024年10月4日 08:41
日清、日露がかえって仇になってしまったのかなぁ、とか思います。ああいうのができた、ああいうのをやれ、みたいな。その辺の視点の切り替えが……言っても詮のないことですが。面白かったです。ではではノシ
作者からの返信
日本海海戦の「パーフェクトゲーム」は、「貧国日本の戦いは、自軍が損失を出さずに相手を壊滅させるパーフェクトゲームでなければならない」という形で、第二次世界大戦時の帝国海軍を束縛します。真珠湾もその発想によります。しかも、大戦中も、「第一次ソロモン海戦」では、敵の制空権下、敵地に巡洋艦群を突入させて一方的勝利を収めて、パーフェクトゲームの成功体験が強化されます。だから、戦況が不利になっても「敵に制空権を取られていても、戦艦・巡洋艦が敵地突入に成功しさえすればなんとかなる」という発想が最後まで抜けず、最後には(違う要素も入りますが)「大和の水上特攻」まで続きます。一度ぼろ勝ちしたら、次もぼろ勝ちできる、もしぼろ勝ちできないとしたら努力が足りないから……という発想になってしまったんですよね。ありがとうございます。またよろしくお願いします。
日清、日露がかえって仇になってしまったのかなぁ、とか思います。
ああいうのができた、ああいうのをやれ、みたいな。
その辺の視点の切り替えが……言っても詮のないことですが。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
日本海海戦の「パーフェクトゲーム」は、「貧国日本の戦いは、自軍が損失を出さずに相手を壊滅させるパーフェクトゲームでなければならない」という形で、第二次世界大戦時の帝国海軍を束縛します。真珠湾もその発想によります。しかも、大戦中も、「第一次ソロモン海戦」では、敵の制空権下、敵地に巡洋艦群を突入させて一方的勝利を収めて、パーフェクトゲームの成功体験が強化されます。だから、戦況が不利になっても「敵に制空権を取られていても、戦艦・巡洋艦が敵地突入に成功しさえすればなんとかなる」という発想が最後まで抜けず、最後には(違う要素も入りますが)「大和の水上特攻」まで続きます。
一度ぼろ勝ちしたら、次もぼろ勝ちできる、もしぼろ勝ちできないとしたら努力が足りないから……という発想になってしまったんですよね。
ありがとうございます。
またよろしくお願いします。