応援コメント

第9話 扶桑型はほんとうにダメ戦艦だったのか?(6)」への応援コメント

  • 日清、日露がかえって仇になってしまったのかなぁ、とか思います。
    ああいうのができた、ああいうのをやれ、みたいな。
    その辺の視点の切り替えが……言っても詮のないことですが。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    日本海海戦の「パーフェクトゲーム」は、「貧国日本の戦いは、自軍が損失を出さずに相手を壊滅させるパーフェクトゲームでなければならない」という形で、第二次世界大戦時の帝国海軍を束縛します。真珠湾もその発想によります。しかも、大戦中も、「第一次ソロモン海戦」では、敵の制空権下、敵地に巡洋艦群を突入させて一方的勝利を収めて、パーフェクトゲームの成功体験が強化されます。だから、戦況が不利になっても「敵に制空権を取られていても、戦艦・巡洋艦が敵地突入に成功しさえすればなんとかなる」という発想が最後まで抜けず、最後には(違う要素も入りますが)「大和の水上特攻」まで続きます。
    一度ぼろ勝ちしたら、次もぼろ勝ちできる、もしぼろ勝ちできないとしたら努力が足りないから……という発想になってしまったんですよね。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。