応援コメント

第8話 扶桑型はほんとうにダメ戦艦だったのか?(5)」への応援コメント

  • 爆撃機、攻撃機、戦闘機、偵察機。
    偵察機以外の前三つ、それぞれ呼び名が違うのですね( ゚Д゚)
    爆撃機は、爆弾をたくさん積んだB29みたいなやつかな?
    攻撃機と戦闘機の違いは……??(;'∀')

    作者からの返信

    B29は陸上爆撃機ですね。私もあまり詳しく知らないのだけど、陸上の(航空母艦からの発信を想定しない)爆撃機と、海軍がもっていた「陸上攻撃機」とは、海軍の陸上攻撃機が魚雷攻撃を想定しているほか、あまり違いはなかったと思います。陸上機については、帝国陸軍の重爆撃機のほうが帝国海軍の攻撃機より大きいのが普通だったと思います。

    第二次大戦時の、帝国海軍の航空母艦搭載の機体に限って言えば、これと逆で、「攻撃機」(艦上攻撃機)のほうが大型で、大型爆弾を搭載できたり、魚雷を搭載することができたりしました。そのかわり、敏捷性は低く、攻撃も、航空で水平飛行しながら爆弾を投下するか、海面ぎりぎりまで下りて魚雷を投下するかでした。また、敏捷性が低く、防禦火力も弱いので、敵戦闘機に追いかけられると脆かったりしました。
    「爆撃機」(艦上爆撃機)は、攻撃機よりも小型で、搭載できる爆弾の量も少なく、魚雷も積めませんが、敏捷性は高く、敵の上空に進出して急降下して爆弾を投下する急降下爆撃ができました(だから、帝国海軍の「爆撃機」に関してだけ言うと、「爆撃機」のほうが爆弾の搭載量は小さかったです)。
    で、「戦闘機」は、敵の攻撃機や爆撃機を追い払い撃破する役割の機体です。逆に、攻撃機や爆撃機で敵を攻撃しに行くと、敵は戦闘機を出してきてこちらの攻撃機や爆撃機を落とそう手しますから、その敵戦闘機を撃破するのも戦闘機の重要な任務でした。有名な「ゼロ戦」(零式艦上戦闘機)がこの戦闘機ですね。
    「航空戦艦」となった伊勢が積むはずだったのは「彗星」という爆撃機でした。けっきょく、スケジュールがかみ合わなかったのですが。

    ちなみに、帝国海軍は何度か艦上偵察機の開発を図り、完成した機体もありましたが、偵察は攻撃機で兼用するか、戦艦や巡洋艦が積んでいる水上機に頼っていました。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。

    編集済
  • 運用がなぁ……と、何度も言いたくなります^^;
    悲劇といえば悲劇なのですが。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    本来は航空母艦兵力が壊滅した時点で休戦交渉を始めるべきだったのでしょうけど(「絶対国防圏」を破られたわけだし)、「そんなことを言ってもね」というところですね。

    開戦時、それまでの考えかたである「戦艦を中心とした艦隊に航空母艦を随伴させる」ではなく、「航空母艦を集中して運用して護衛に戦艦をつける」という運用を開発したところは、日本海軍の優れたところだったのですが、それを物量に優るアメリカに採用されると、自分では対抗するための手の施しようがなかった、という。

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。