王太子に疎まれながら妃として政務を務めるも疲労困憊で気力が失せ引退す

謂れ無き言い掛かりで婚約者であり王太子の浮気相手を貶めたと王太子に思われ、王太子と結婚はすれど王太子から悪役の烙印を押され、夫婦の営みも無いまま、王太子に代わり政務をこなすも疲労困憊で政務中に倒れ、2日の昏睡後目覚めたヒロインは王太子妃を辞し、離宮で隠居する決意をし、国王より了承を得て王宮を離れる。その後ヒロインの元に、学園時代留学された隣国の王子の訪問を受け、彼が学生時代からヒロインに懸想しており、此度ヒロインが離縁された事からヒロインに求婚。隣接するヒロインの実家の領地含め隣国に併合する条件を付け祖国にヒロインとの婚姻を認めさせ、ヒロインは隣国の王子と結ばれ永遠の幸せを掴むという、恋愛譚に感激しました。
まぁ、王太子、その後の国王の愚かさと、ヒロインを貶めていた側妃達の凋落振りは、まさに、ざまぁ、ですね。