第15話

数ヶ月後、舞花と夏音のお互いの関係は理想と希望に満ちていた。ある日、学校の帰り道を二人は歩いていた。


「ねえ、舞花。最近、ちょっと変わった気がしない?」夏音が尋ねる。


舞花は首を傾げながら考え込む。「変わったって、どんなふうに?」


「舞香が綺麗になった笑」夏音が微笑みながら言う。


舞花は少し考え、「ありがとう。夏音。」


夏音は舞花の目を真っ直ぐ見つめた。


舞花は頷き、心からの笑顔を見せる。





二人は並んで歩く。

青空の青さが二人を包み込むよう光を広げる。風がゆっくりと雲を動かしていくのだった。






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青い夏の夢 紙の妖精さん @paperfairy

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