あとがき(十六夜つくしの不安ぶちまけコーナー付)

 この物語はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係がございません。


 先ずは謝辞を。最後まで本作をお読みくださった皆さん。本当にありがとうございます。

 もし皆様に本作を楽しんで頂けたのなら幸いです。

 励みになりますので、感想、いいね等、よろしければお願い致します。


 もしまたこうして作品を通してお会い出来ることがあれば、その時もよろしくお願い致します。皆さまの人生にいい読書ライフを。


 十六夜つくし


※ここからは、作者の駄文が始まります。興味のある方だけお読みください。


附属 十六夜つくしの不安ぶちまけコーナー


 取り敢えず皆さん、本作を最後までお読みいただいたことに関しましては、本当に感謝しかありません、ありがとうございます。

 本作に関しましては私の中では試作3というような位置付けです。過去に挙げた試作達と同じように完全にノリと勢いだけで書きあげました。あるアニメにどはまりしたことと、丁度友人もミステリーを初めて書いているという状況を聞きまして、それに影響されたのです。よし、私もいっちょ日常ミステリーを書いてみようか、と。(チョロい人)

 そして本作が出来ました。しかし私はミステリー小説を殆ど読んだこともないド素人なので、完成間近になってこれはミステリーなのか?とひよりました。その辺のこれはミステリーなのか?と迷ってしまう様子は本編にも多分に出ていると思います。これはミステリーではないというミステリーファンの方達もいらっしゃるかと思います、この場で謝罪させてください。申し訳ございませんでした。


 正直、これを出すのは怖いです。本作は前作「隠岐咲夜とデモ悪魔事件」とは違い、世界観も人物像も謎や尾緒神の解答、物語の構成まで、先に少しだけでも考えてから作ったお話ではなく、全て書きながら考えているので。なので客観的に読んだ時に、かなり陳腐で訳の分からないお話になっているかもしれず、本当に怖いです。私が読むと、妄想癖なところもあって勝手に脳内保管をしてしまう(しかも自分で書いている)ので物語に対しての正当な判断が下せていません。率直に才能がないですね、私。前作、「隠岐咲夜とデモ悪魔事件」も自分では面白いと思っていても評価はあんまりだったですし。証拠は既作で充分出ています。

 ただ原点に立ち返ってみれば、私が物語を書くことはただの趣味であり、自分が楽しめる作品が書ければいいので問題ありません。私、気にしません。そう思っていないとやっていられません。


 本作は何気に書いておきながら、登場人物達のことは割と好きです。話数や制作時間が少ないので、これまでの作品達と同じくらい感情移入が出来ている訳ではないのですが、嫌いではないです。特に赤堂さんは萌キャラ女子をなんとしてでも書きたくなかった一心で頑張りました。自作の他作品の女性達はなんとか可愛いヒロインに見せようと頑張ったあげく、ただ作者が気持ち悪いだけのことが多かったので。今回は作者の気持ち悪さの出ない女性を描けたのではないでしょうか。分かりません。時間を置いてみれば、結局変わっていないかもしれません。その時は本作の反省点を洗い出してまた次の作品にいかせるように精進致します。


 ミステリー?部分は客観的に見たらどうにしろ、書いている分にはとても楽しかったです。これを持って来て、これを組立ててと一話から三話の話を読み返しながらどう解いてやろうかと考えるのは作者的には楽しかったです。ただ、他の答え方もきっとあると思ったので篠崎先生の答えは引き分けにしておきました。私は馬鹿なので。読者の皆様の中には、もっと別の面白い解き方が思い浮かんだ方がいらっしゃるかもしれません。そしたらきっと、その方の推理が正解にもなると思います。どんな解き方をして頂いても構いません。赤堂さんの答えも、尾緒神くんの答えも可能性の一つにしか過ぎないので。

 それに本作は、問題に正解して勝つことが落とし所ではなかったのでそういう終わり方にしました。勝負の勝ち負けではなく、謎解きを楽しむ登場人物達を描きたかったのです。いつも書いている物語がバトルものなので、偶にはこういう勝負の勝敗以外を楽しむお話もいいかなと思いました。


 最後に登場する『放課後の屋上少女』は尾緒神くんと赤堂さんが、このお話の後も仲良く謎解きをやっていたらなんだか和むなと思って入れました。決して続編を匂わせる為に入れた訳ではないので期待はしないでください。

 解く分けではないので、ぶっちゃけ最後に起きる謎はなんでも良かったです。そこで私が敢えて『放課後の屋上少女』を付けたのは、今日の気分的に電波系ヒロイン、もしくは綾〇系ヒロインを登場させたいなと思ったからで深い意味はありません。

 頭の中では既に電波系ヒロインを巻き込んだ新たなストーリーが展開されているのですが、どう頑張っても現代ファンタジー、もしくは伝奇ノベル路線に流れてしまうのでやっぱり根本ではそっちのジャンルが好きなのだなと思いました。


 また日常ミステリー系?のものを書きたくなることがあるかもしれません。もしその時に本作の続編を書くとするのなら、『放課後の屋上少女』のお話は飛ばして全く別の物語を展開してしまうかもしれませんね。ミステリー?要素すら抜いてただの日常モノにしたり別ジャンルにしたりしてしまう可能性もあります。何か案があれば、この次のお話も書いてみてもいいかなと思えるくらいには、尾緒神くんと赤堂さんのことは好きなので。


 それでは今回はこの辺りにしておきます。なんか気まずい感じにしてしまっていたら申し訳ございません。


 改めて謝辞を。ここまで本作と作者の駄文をお読みくださった皆さん。本当にありがとうございます。いいねが貰えずとも、pv数が1つ付くだけで私は大喜びするので、本当に感謝しています。


 それではまた。ご縁があれば、その時もよろしくお願い致します。


 十六夜つくし

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尾緒神くんと存在しない友達関係 十六夜 つくし @menkouhugainotama

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