第5話「こおろぎなくいえ」その⑤
(三)メタファー?
①
家の中でこおろぎが鳴いてる、からはメタファーっぽい感じでイメージ。
「見えないの」「ほっといて」辺り、「気づくかどうか試してるのどうせ」は入れるか迷ったが気持ち強めに匂わせた。
②
蜘蛛の糸、虫手づかみの話は作者実話。基本、虫は殺さない。かわいそうとか命は大事と思っているわけではなく、殺さなくていいなら殺さなくていいと思っている。死骸は土か草に戻す。
ちなみに室内の虫は現在カマドウマくらいまでは素手でいけるようになった。この行動は職場等でもしており、いつも蜘蛛の糸の話をするのでそのまま入れてみた。周りの反応は先輩と同じ感じだと思う。
先輩はよく分からないけど面白いと思い、ここで作中初めて笑う。
「家から逃げる」や「助けて欲しい」程強い気持ちではなくて、主人公のふわっとした規範みたいなので力が抜け、別に合わない環境にいる必要はない、このまま家の中で死ななくてもいいくらいに思った。(この辺は曖昧かも知れない。作者自身が解決してないから)
③
先輩はひとり暮らしを始める。
男の子の主人公を夜に家に上げても抵抗がないくらい気に入っている。
主人公は作者の他の作品と同じように、基本鈍感なので虫を追い出す為だけに呼ばれていると思っている。
どら焼の話題2回目。前記通り先輩は特別どら焼が好きだった訳では無いが、あの一件以来好きになった。個数が3個なのは先輩に2個あげたい主人公の気持ち。(この辺はどう読んでもらってもいい)
④
主人公目線では問題も分からないまま、結果解決され(そのことも気づいていない)ただただ「ころころとよく笑う」ようになって良かったなぁと感じている。
(四)予想
表面上ははっきりしない距離感の「先輩」と「僕」がなんだか仲良くなったっぽい、という話に見えると思う。その結果、PVに対して♡の数、さらに☆の数は少ないだろうと予想した。
♡の数については忖度を除外した場合「なんとなく雰囲気がいい」「何かしらの意味があるのでは」「こう解釈し、それなら面白い」と感じてくれた方の数であると考える。
☆については、これも忖度を抜いた場合「こう解釈し、それなら面白い」「意図不明瞭だが努力評価する」辺りで公開後24時間で3〜9予想。
レビューコメントがついた場合、「完全に意図が一致」又は「意図不明瞭で寧ろ説明がほしい」辺りと予想。数の予想は確定できず。
「こんな感じです」
「どうぞ皆さん、ぐっさりいっちゃって下さいね✨️」
羊をめくる剖検 ぬりや是々 @nuriyazeze
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