悪名轟く『第四回十字軍』 首謀者視点からの歴史小説!
- ★★★ Excellent!!!
本作の主人公であるエンリコ=ダンドロは、中世ヴェネツィアの統領。
そして、あの『第4回十字軍』の首謀者でもあります。
聖地奪還を目指したはずの十字軍、それがなぜ同じキリスト教徒の治めるコンスタンティノープルを襲撃したのか?
徐々に明らかになるヴェネツィアの立場と、そして、エンリコ=ダンドロの野望。
欧州情勢複雑怪奇を地で行く謀略と裏切りの連続。
これは読んでみてもよいかも!