第12話
590:名無しの冒険者
もう戦士いらないじゃん
591:名無しの冒険者
なんで戦士は最終決戦まで行けたんだ?
592:魔法使い
まぁ、戦闘力は高かったし
あぁ防御力もそこそこあって
いざとなれば戦士を盾にすればいいかなって
私は思ってた
姫様は、せめて拾ったなら最後まで面倒見るのが飼い主のつとめ、的なこと言ってたけどね
あ、この最後までってのは魔王を倒すまでって意味ね
593:名無しの冒険者
扱いが保護犬や保護猫のそれ
594:名無しの冒険者
扱いペットじゃん
595:名無しの冒険者
王女様と戦士じゃなくて
女王様と犬、か
596:名無しの冒険者
>>595
意味合い違ってくるからwww
597:名無しの冒険者
その犬がいうこと聞かないワガママ坊主だった、と
598:名無しの冒険者
犬の意味が違って来るんだよなぁ
599:魔法使い
続きね
私が戦士をボコボコにして、ようやく戦士も頭が冷えたみたいでね
こちらの話をちゃんと聞くようになったの
600:名無しの冒険者
魔王討伐前に、J( 'ー`)しに自分が討伐される可能性が出てきたらなぁ
601:名無しの冒険者
そりゃ逆らえんわ
だってJ( 'ー`)しやぞ、相手
602:名無しの冒険者
とりあえず大人しくしとこうってなるよなあ
603:魔法使い
それで、ずーっと黙ったままだったんだけど
私のチクチクネチネチ口撃の上
致命傷を負わせて、それでやっと戦士と魔物使いが、ゲロったのよ
604:魔法使い
自分たちがわざと姫様の荷物荒らしました、ってね
605:名無しの冒険者
致命傷って、どんな致命傷だったん??
606:魔法使い
つまんないことよ
ただ、荷物が荒らされた時間帯とかを洗っておいて
ようは荷物のアリバイをしっかり調べておいたのよ
で、ある程度絞り込んでおいたから
その時間、荷物を荒らせることが出来たのは勇者のハーレムメンバーの可能性が一番高かった
けれどハーレムメンバーにはそれが不可能だったこともわかった
同様に、戦士と魔物使いも不可能だと思われた
607:魔法使い
詳しいことをダラダラ書いてもアレだから
サクサク説明するけど
あえてちゃんと調べておいて、内部犯の可能性が物凄く低くなったわけ
なら外部犯かもってなったんだけど
ここからは純粋な女の勘ってやつで、あえて黙っておこうって私から姫様に提案したの
だって、荒らされこと、それ自体を知ってるのはこの時点で私と姫様だけ
ほかのパーティメンバーの荷物は荒らされていないかったからね
だから、もし姫様の荷物が荒らされていることを知っている者がいたら、そいつが怪しいだろうって
見当がつく
でも、もしも知らなかったら外部犯だってわかるから
そしたらその時この事を話そうって提案したの
608:名無しの冒険者
そしたらまんまと戦士が罠にかかった、と
609:魔法使い
もう、ハッキリ言ったよ
荷物のアリバイ、その他パーティメンバー、ハーレムメンバーのアリバイ
全部出して説明して
説明した上で、
私「姫様の荷物が荒らされ事を知ってるのは、犯人だけ。
ねぇ、なんで戦士が知ってるの??」
ってね
610:名無しの冒険者
名探偵現る
611:名無しの冒険者
オーバーキルですわ
612:名無しの冒険者
言い逃れできそうだけどな
613:魔法使い
させなかったよ
( *˙ω˙*)و グッ!
614:名無しの冒険者
そ、そうか
615:名無しの冒険者
オーバーキルが過ぎる
616:魔法使い
で、当然、なんでこんなことをしたんだって話になってねぇ
617:魔法使い
そしたら、戦士、なんて言ったと思う?
618:名無しの冒険者
なんて言ったの?
619:魔法使い
不正の証拠を掴みたかったらしいのよ
馬鹿よねぇ
そんなことするなら、ハーレムメンバーの持ち物か、自分たちの持ち物を姫様の荷物に忍ばせておいて
窃盗したんだー、嫌がらせだーってした方が、まだ説得力あったのに
で、不正してるのを理由に姫様をパーティから追放しようとしてわけ
まったく、誰がお金をだして管理してるのかちゃんと考えれば、これがどんだけ馬鹿げたことかわかるもんなのに
620:名無しの冒険者
罪を捏造しなかっただけ、まだ良かったのか?
621:名無しの冒険者
うーん、でも王女様が不正してるって思い込んでる時点で、冤罪は発生してるわけで
622:魔法使い
とりあえず、2人は拳骨でおわらせたわよ
旅する仲間を疑うってどういうことだ、って説教付きでね
623:名無しの冒険者
うーん、カーチャンだ
624:名無しの冒険者
お母さんやん
625:魔法使い
そんなに、姫様のやることに文句があるなら
あんた達も帳簿付けやりなさいって言ってやったわ
それで、姫様の帳簿といっしょにあんた達がつけた帳簿も専門家に見せれば不正の有無くらいわかるでしょ、ってね
まぁ、文句はあるけど自分ではやりたくないって典型例だから
ブツクサいって終わったよ
あと、こういうのって内々で済ませたい奴らが多いから、第三者の介入嫌うのよねぇ
((´∀`*))ヶラヶラ
626:渡航者
なるほど
627:名無しの冒険者
なんか、すげぇな
628:魔法使い
姫様と初めて会った時も
なんていうか、物凄く苦労してそうなのが一発でわかってねぇ
629:魔法使い
これは私も本に書いてるけど
心労からくる胃痛が酷くてねえ
なんか見てられなくて、無理やりパーティに入っちゃったのよ
630:名無しの冒険者
あ、そうだったんだ
631:名無しの冒険者
王女からの勧誘じゃなかったんだ
632:魔法使い
そりゃ、姫様直々に
「貴女が加入してくれたら心強い」
とは言われたけど
私の加入に勇者、戦士、魔物使い、ハーレムメンバーが難色を示してたから
あ、こりゃ入らないとこの子壊れるわってなったのよ
633:名無しの冒険者
そこまで行ってたのか
634:魔法使い
姫様、相当追い詰められててねぇ
食欲ないのに戻すわ、ずっと顔色悪いわ
なんなら笑顔すら無くてね
まぁ、うちの長男が背中押してくれたってのもあるけど
635:名無しの冒険者
長男?
636:名無しの冒険者
そういや、姫様と長男、同い年か
637:名無しの冒険者
あっ…(察し)
638:魔法使い
長男は最初、姫様が姫様であることに気づいてなかったんだけど
よくよくパーティメンバーのことを観察してて
姫様への扱いがよくないって気づいたみたいでね
家の事は自分たちでやるから、お袋はあの子についてあげてた方がいいって言ってくれたのよ
639:名無しの冒険者
長男も名探偵だったか
640:名無しの冒険者
いや、名探偵とかじゃない気がする
641:魔法使い
あの子の姫様への気遣いは、姫様が姫様だってことを知る前からだったから
我が子ながらよく人を見てるわ、となったわ
642:名無しの冒険者
そういえば、魔法使いも王都からだいぶ離れた場所に住んでるんだよね?
なんで今日は王都にいたの??
643:魔法使い
王都にいたんじゃなくて、転移魔法で移動したの
息子たちも魔法使えるから
644:名無しの冒険者
なるほど
645:スレ主
あー、なるほど
だからか
646:名無しの冒険者
ん?
この書き込みは、協力者か?
647:スレ主
(*´・д`)-д-)))ソゥソゥ
648:スレ主
魔法使いの長男と王女様
だいぶ親しげというか、仲がいいから
まぁ、そういうことなんだろうな
649:魔法使い
うふふふ
青春よねぇ
650:名無しの冒険者
あ、あー、…(察し)
651:名無しの冒険者
なるほど
652:魔法使い
姫様ね、長男とはよく手紙のやりとりをしてるみたいなのよ
653:名無しの冒険者
でも、それって、将来的には可哀想な事にならない??(色々察した上で)
654:魔法使い
んー、姫様曰く
王妃様は姫様が将来民間に嫁ぐ可能性も含めて教育してきたらしいから
私としては将来的には、娘になってくれても全然いいんだけど
655:魔法使い
まぁ、本人たちが決めるでしょ
息子には勿体ないとは思うけどね
アハハ
656:渡航者
あの、その姫様ってここに書き込み出来るか?
657:名無しの冒険者
ん?
658:名無しの冒険者
どした?
659:スレ主
いや、めっちゃ楽しそうに魔法使いの息子と話てるから無理そう
660:渡航者
そっか(´・ω・`)
661:名無しの冒険者
どした?
662:名無しの冒険者
なんかあったの??
663:渡航者
いや、知り合いがさ
このスレ見て、勝手に姫様視点の旅の話を漫画にしたんだよ
それが今届いてな
664:名無しの冒険者
え
665:名無しの冒険者
え?
666:名無しの冒険者
まんが?
667:渡航者
こんな感じの絵物語
つ【このスレの内容を構成し直して鉛筆書きで漫画にしたものの画像】
俺らの元の世界だとメジャーなエンタメ作品というかジャンルの1つでな
668:名無しの冒険者
お、スゲー
669:名無しの冒険者
これどうやって読むの?
670:渡航者
基本、右上の枠、コマから左に読んでいく
下の段も同じ
そうやって上から下へ読んでく
671:渡航者
でな、正式に許可を得て描きたいから
原作者の姫様に許可もらってほしいって頼まれたんだ
672:名無しの冒険者
書いてどうするの??
673:渡航者
イベントで配るってさ
もちろん、原作使用料と監修諸々してもらうからその分のお金を払うって言われてる
674:名無しの冒険者
ヮ(゜д゜)ォ!
675:名無しの冒険者
それ、利益になるの??
676:渡航者
んー、利益になる稼ぐ前に
描きたいから描く、っていう変態だからなぁ
677:スレ主
わかった
とりあえず、戻ってきたら話を通しておく
678:渡航者
(*`・ω・)ゞ
679:魔法使い
面白いわねぇ、これ( ´∀`)σ
完成したら私もちゃんと読んでみたいわ!
【質問】元勇者パーティのメンバーだけど【ある?】 ぺぱーみんと @dydlove
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。