逃げてもいい、そこから前に進めるのなら

状況や環境は違えど、親の想いに縛れた若者同士の逃避行の物語として素晴らしいストーリーだった。

私も厳しい母親から色々な押し付けを受けてきた。幸せになってもらいたい、失敗させたくないというのは分かるがそのせいで本当に生きたいように生きれたのかと、自分に問いかけたくなる時がある。

主人公の丈二はニュースにもなるような犯罪にまで発展させてしまった。
だが、そうならない範囲で我々も人生に行き詰まりを感じたりしたら、自分の心の底から行きたかった場所、やってみたかったことをやってみて心を回復させてみる。そこから自分と向き合うことで見える世界があるのではないだろうか?