04_きずぐちを溶け合わせて(キス)
//04コンセプト
//もう終わりだよ、行き着くとこまで行ったよ感
//ホットミルクがじゃりじゃりになるまで砂糖ぶちこんだ風
//甘々癒やしヒーリング(貴方も少女もどちらに対しても)
//「家族」のメイドさんと共寝
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(本編)
//場所は寝室
//貴方のベッド
//一つの狭いベッドに貴方と少女の二人が布団を被って収まっている
//衣擦れ音を入れやすく、適宜入れてよい
//わざとらしくならぬよう、できれば入れない、どうしようもなければ入れるの精神で
【秋の虫の声をBGSでずっと鳴らす】
//一種一匹だとBGS感すごいのでできれば多種多様で鳴らしておく。どこまでも妥協可
//沈黙を結構つくるので、衣擦れで場を繋ぎたい病発動予防のお守りでもある
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//静かな声。割とシリアス
「どうしても、気になっていることがあるんです。ずっと」
//少し沈黙
//この一文はウェイトなく。今この質問を考えたのではなく、ずっと問おうと思っていた
「なぜあんなサービスを?」
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//沈黙。長めに
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//アイロニックだけれど、皮肉る感じはなく。むしろ傷に触れるように訥々と。一文ウェイト入れずに言い切る。
「ブーメランですねこれ」
//同じ声の調子で
「メイド服の家事代行。終わっていく残高。記帳さえされていなくて」
//最初は少し笑いを含んで、でも痛々しく。徐々に痛切に。ただ激情は見せない。そういう子ではない。淡々と痛みを感じる。
「覚えてます? 初めて二人で記帳したとき。どれだけ時間がかかるんだろう、後ろの人に迷惑かけるんだろうって思ったら、未記帳分を一括で合算って。貴方の時間が、出納たったの一行ずつ。あんなの、二度と見たくないです。二度とさせません」
//アイロニーと辛さと大切さを全部込めて、激情にはせず声は抑えるのでひどく難しい声。激しくするくらいなら妥協方向は淡々とさせてよくわからない風にする方がまし
「請負要項。一般的に気持ちが悪いという話をしたの覚えていますか? あれは取り消しません」
「むしろ今だからこそ本当にひどいと思います。貴方にはまだそういうところがありますし」
「そして、貴方が少し動くだけで竦んでいた私には。偶然でしょうね。メイド服に請負要項が刺さって、お互い倒れずに済んだのは。本当なら、とっくの前にバラバラになっていたはずですよ。私たち。積み木みたいに。むしろ今、木組みみたいになっちゃってますから、なんなんでしょうね。本当に」
//とっくの昔に、ではなくとっくの前に、と言うタイプの子。
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//沈黙。そんなに長くなくてよい。
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//諦め。ただし二人には幸福的な。
「貴方の中にまだそういうところが残っていて、私の中にも残っています。過剰に気にしすぎるところと、過剰に怖がるところ。どうしても消しきれないところ。それはもうどうしようもないです」
//どうしようもないなあという感じで。
「でも貴方はこわいところも持っている人です。はじめて私を呼んだとき。13回呼び出したこと。直接雇ったあの日。お風呂に入ったこともありました。ご主人様と無理矢理呼ばされましたね。屈辱。いつだって怖がっている私に踏み込んでくるのは貴方です。貴方だって怖かったはずなのに」
//ご主人様についてはこの子がお膳立てしてくれたのですが、のぼせていたので記憶にない。
//密約をするように
「信義則。覚えていますか? 私たちの最初の約束。お互いの信頼を裏切らず、誠実に。約束破りになるかもしれない。信頼を裏切ってしまうかもしれない。それでも貴方は近くにきてくれて」
//少しの間
//淡々と。愛おしく
「あったかい」
//少しの間
//淡々と。安心して
「こわくない」
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//沈黙。少し長めにとってよい。
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//淡々甘々。「あったかい」「こわくない」で告白したつもりなので、ここから全力で自分で自分を詰ませにいっている。誘惑的。かっこつけてない。
「女誑し。少女を誑かすというのは罪ですよ」
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【少女が上に覆い被さってきて、耳許に口を寄せる】
//単に衣擦れで表現してよい。次の台詞が耳許にくるのでどう移動したかはわかるはず。
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//右耳許で。有声音。左でもよいがこの誘惑中は統一すること
「ねえ」
//右耳許で。徐々に掠れさせて無声音に。
「いいんですか。全部奪ってきたのに、最後の最後で私に主導権とられて。今、いちばん大切なところですけど?」
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【逆転して少女を押し倒す音】
//大げさにやってもよい。衣擦れも、ベッド軋ませても。
//上の誘惑からほぼ時間をかけず、一拍だけ置いて即断する感じで。貴方はそこで覚悟ができる人。
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//少女は押し倒されたので、正面の声。まだ拳3~4つ分は顔の距離がある。もうずっと声は甘くてよい。淡々感もできれば忘れずに。
「今、一番よかったなって思ったの。なんだと思います?」
//少しの間
「貴方には難しいですよね。察しが悪いので。前は好都合だと言いましたが……これは訂正します」
//誘惑する気満々で。全力で誘い受け中なので
「言わせるのってどうかと思うんですよね。でも、主人に道を示すのも私の務めですから」
//主人。雇用主という意味で言ってない。
//誘い継続
「覚えていてください。二度とこういうことを言わせないでください。今度から察して、ぜひとも意識してやってください、どんどん」
「私、目を逸らそうとしたんです。顔を背けたんです。凄い勢いでしたよ。今、私の頬を支えている貴方の手。これなんだと思います? 支えてるんじゃないんですよ。こっち向けって強制されたんですよ。私、怖がりなのに。ひどくないですか? あんまりだと思いませんか? 少し時間をあげようとか、考えませんでしたか?」
//一拍だけ。この子はわざと戦略的に間を置く。
//本音。親しみと怯えが相反しているような。そしてそれは本音であり演技で、誘惑することしか頭にない。
「すごくこわかったんですよ」
//一拍よりけっこう長めの沈黙。この子はわざと戦略的に間を置く。
「これからはもっとしてください。すれ違いざまにいきなり抱き締めるくらいは、主人の義務だと思います。ものすごく怖いですけど、絶対にやってください。あと、痛いくらいにしてください。貴方の力はいつも配慮しすぎなので。苦しめてやろうくらいの気概でお願いします」
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//長い沈黙。大丈夫? 音声止まってない? って不安になるくらいでいい。虫の声があるので虫の声を信じて沈黙。
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//ダメ押し
//誘惑
//もはや煽っている
//乗ってこいよ腰抜け
「まだ言わせるつもりですか? ……旦那様」
//雇用主というつもりで言ってないからな、という脅し
//主人も旦那様も、「そういう意味で」言っている
//ここの旦那様は、ウェイトを置くことでかなり強調的
//ただし、一音ずつ区切るようなはしたなさまではいかない。あくまでクラシックなロングメイド服のメイドさんが流し目で誘惑してくる感。ただしやってるのは少女。
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//先程よりはだいぶ短い沈黙
//それでも貴方は結構臆病だというレベルの長さの沈黙ではある
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【バードキス、できるかぎり小さい音で】
//本当は完全に無音になるくらい気を遣ってくちづけてしまったけれど、それでも僅かに音が出てしまったくらいの音。
//しっっかりキスしたな、とは思わせない
//むしろえっ今のキス? チキン野郎すぎない? くらいのへぼさでよい
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//蕩け声。ここは「淡々」を完全に失ってもいい。わざとらしくてもよい。理性が飛んでいるので。
「臆病者。根性無し。日和った」
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【バードキス、言葉になる台詞はなし。軽い音からしっかりした音まで断続的に10回単位でやってよい】
//キスのたび声を漏らす
//バードキスだけでそうはならない
//この子の性格からしてそんな甘い喘ぎ声はでない
//くらいのわざとらしさでよい。わざとなので。こいつわざとやってんな感出しまくってよい
//わざとだけどノリノリで貴方のこと好き過ぎるな感
//ここだけはどれだけ衣擦れSEを激しくいれてもよい
//ここのためにわざとらしい声や音を我慢してきたと鬱憤晴らしするくらい滅茶苦茶してよい
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//甘い声は途中から消してもよい。理性吹っ飛んでるのでサービスする余裕がなくなる。
//キスとキスの間隔が長くなる。やっとこいつら落ち着いてきたか? 感出す。
//なので上は結構なキスの回数が要る。必要ならどれだけでも増やしてもよい。
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//沈黙。やっちまったな感ある若干気まずいレベルの沈黙。虫の声を信じる。
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//全力で煽る。
//なんだもう終わりか腰抜け、感出してよい
「ふふっ」
//次の台詞へは沈黙というよりウェイトを少し置く感じ
//怖がりなくせに煽ってくる誘い受けの少女メイドに貴方が秒でブチ切れて襲いかかる
「きゃぁっ」
//どれだけわざとらしくしてもよい。わからせられたがっているので。
//ペラペラミニスカロリメイドくらいわざとらしくてよい
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//先程のバードキス連発と同じことをする。もっと激しくしてもよい。バードキスの範囲なら衣擦れでもなんでもいくらでも
//少女と貴方は全力でいかがわしいことをしている気分で盛り上がっているが、全力で盛り上がってこのピュア具合
//こいつら童貞と処女か? くらいでよい。そのとおりなので
//めっちゃえっちなことしてるぜー! と二人とも思って実際無我夢中だがお子様。
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『定義・バードキス』
(台本.PDFですが以下はあった方がわかりやすいかなと思いますので)
[k]が挿入される部分はバードキス音入れる
//[k]は喘がないのでこいつあのときわざと喘ぎやがったな感を確信させる
[u]嘘喘ぎつきバードキス。煽ってる。
[w]ウェイト。ここは沈黙が入る
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//被害者ぶっていけしゃあしゃあと
「慰み者にされてしまいました……[w][k]」
//責めるように、嬉しそうに
「どうして[k][w]んむ。くれるんですか。きずものですよ。きずだらけだったのに」
「[k][k][k]」
//好きなだけ挿入してよい
//【どさくさに紛れて貴方が求婚中】
「えぇ[w][k][w]どうしようかな[k]んむ。こんな乱暴な人嫌[k]嫌「k」んー。こわいし、ぼうりょくてきだし[k]こんな雇用主の家族になるのはメイドの矜持[k]んむ」
「もう[u]嫌ですってば[u]無理強いですよ、犯罪者ぁ[u]」
//好きなだけ上のような形だけの抵抗を追加してよい。
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//しょうがないなあ感満々の甘さ
「[k][w]はい。かしこまりました。主人がしょうがないので折れてあげます[k]」
「責任を持って、面倒をみてあげますよ……、旦那様」
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//少しの間
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//今はされないと確信していながら言う
「それで……いつお手つきにしてくれるんです?」
「冗談ですよ。今はまだ」
「ただ、そうですね。強いて今言うならば……三千世界の」
//貴方が言葉を引き継ぐ。なので、最後の「の」はちょっと驚いた感じで
「主人の自覚がでてきたじゃないですか。メイドに恥をかかせないよい態度です。励むように」
//若干小馬鹿にしてる空気もあり。月が綺麗ですねくらいコテコテだという嘲り含み
「旦那様」
「共寝の後の朝って……すごく恥ずかしいらしいですよ」
「後朝と、それを呼ぶそうです」
//きぬぎぬ
「恥を掻かぬよう、あらかじめたくさん練習しておきましょう」
【彼女が貴方を撫でる音。頬でも、髪でも。どちらでもよいです】
//なぜなら
「私たちには、いくらでも時間があるのですから」
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以上は以下「銀髪ロング青目淡泊少女メイドと自宅で共依存相互回復」を「台本.PDF」のレベルに簡略化したものです。こちらのPDF版(概念)は参考資料であり、このバージョンは補助資料であり、これ単体ではコンテストに参加していませんので、もし音声として聴きたい場合は以下でアクションください。ただし、ここまで台本.PDFを「読んでいただけた」だけで私は十分すぎるほど幸福な果報者ですので、いちばんしあわせな読後感で終わっていただくことが、私としては何よりのしあわせです。これは、ヒーリング音声の台本なので。どうか。お疲れの貴方が少しでも癒やされますように。貴方の隣にひととき少女の体温がありますように。貴方の体温が少女の癒やしになりますように。
銀髪ロング青目淡泊少女メイドと自宅で共依存相互回復.PDF 昼下道途 @yokitimeira
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