トラック2 家族同士のキャンプ
そら ひなの弟 小学6年生
みく 相手の妹 小学6年生
【SE: 車のエンジン音が止まる、ドアを開ける音、降りる足音】
(正面・中)
「やった!着いたー!ねえねえ、みんな見て!湖がすぐそこだよ!
うわぁ...空気が全然違う。そら、深呼吸してみて!
すう…………ふう…………すう………んん……。
ああ、なんかすっごく空気が美味しい」
(右・近)
「ほらね、気持ちいいでしょ?ねえ、みくちゃんもそう思うよね?
ほんとにほんとにみくちゃんはいい子だねえ。
お兄ちゃんに似なくてよかったよ。
ふふふ。嘘嘘だって、いいとこいっぱいあるから」
【SE: 荷物を降ろす音、テントの袋を開ける音】
(左・遠)
「あっ、はーい。さあ、テント張るって。
そらとみくちゃんは一緒にそっちの端持って言って、
そうそう、お父さんの方に。
これで大丈夫かな?」
【SE: テントの布をバサバサと広げる音】
(左・遠)
「えーと、これはここかな……あれ?違うかも……、
ねえねえ、このポールどうやってつなげるの?
あ……そうやるんだ……ありがと」
(嬉しそうに、正面・中)
「ほらーできた。みんな、私たちのお家ができたね。ふふふ。
え?なに?そらとみくちゃんは湖行きたいのか。
お母さん。子供用の安全なエリアがあるって言ってたよね?
じゃあそこ行ってもいい?
わかった目を離さないようにするから。
二人でね、じゃあ一緒に行こう」
【SE: 着替える音】
(恥ずかしそうに、正面・遠)
「えへへ……私はスク水きてきちゃいました。
学校の体育で使ってるやつ。
みくちゃんも着替えよう?
そらも平気だね。
お、なんかかっこいい短パンじゃん。ふふふ。じゃあみんなで行こう!」
【SE: パシャパシャと水の音】
(楽しそうに、正面・中)
「うわー!冷たい!でも気持ちいい!そら、みくちゃん、こっちおいで!」
(正面・近)
「ほらなにぼーっとしてるの!
みんな水かけちゃえ!……ほらほら-。
ふふっ」
【SE: 水しぶきの音】
(逆にかけられます。。右・中)
「ちょっと待って。きゃー.きゃー。
もうやられた!あははは!冷たい冷たい。
ほらみんな負けちゃダメだよ……ってこっちじゃないって……
きゃーきゃー!一斉攻撃されちゃってる。ははははは!
こら!もうーやったな!反撃だ!えい!」
【SE: 滑る時の水の音】
(慌てて、右・近)
「きゃああっ!」
【SE: ばっと抱きしめられる音】
(恥ずかしそうに、小声で)
「ご、ごめん、滑っちゃって、
あ……ありがと。助かったよ……」
(慌てて、左・中)
「も、もう大丈夫だよ!
ほら、そら、べ、別に照れてなんかないんだからね。
みくちゃん、浮き輪取れちゃうから気をつけて、ふふふ。
みんな楽しそうだね!もっと遊ぼう!」
【SE: 水遊びの音】
(楽しそうに、右・中)
「はー、楽しかった!じゃあみんなそろそろあがろうか。
寒くなっちゃうし、ご飯の準備もしなきゃだからね。
ほらお母さんも呼んでるよ。
そら、みくちゃん、みんな帰ろう!」
(正面・近)
「やー楽しかったね。うちらはご飯をたくかかりになりました!
えっと、この薪の火のつけ方は……」
(右・近)
「ああ、ありがとう、こうやってマッチを擦るんだね。
私マッチで火をつけるの好きなんだ」
【SE: マッチを擦って火がつく音】
(嬉しそうに。右・近)
「わぁ、ついた……うまく行ったね。
あのさ、さっきはありがとうね。湖で助けてくれて……」
(恥ずかしそうに、右・近)
「ちょっと驚いちゃって……でも、受け止めて抱きかかえられた時、
なんかちょっと安心しちゃった。
ふふふ。ありがとう。」
(慌てて、右・中)
「お米の量はこれくらいでいいかな?」
【SE: 米を研ぐ音】
(右・中)
「水はもったいないからね、これくらいで大丈夫かな。
水加減難しいからね……少し多めでいい?
うん……よし、これで火にかけよう!」
【SE: ご飯の蓋を開ける音、ご飯が炊き上がる音】
(右・近)
「さあどうかな……うまく炊けたかな
なに、そらも、みくちゃんも気になるの?
多分大丈夫だよ。ね?大丈夫だよね。
うん、熱いから気をつけて開けて。
うわーすっごい上手に炊けてるよ。
ねー、美味しそうだよね。
じゃあちょっとかき混ぜるよ。
ほらみて、おこげ、そうだよ、これが美味しいんだから。
ちょっと焦げてるところが香ばしいんだよ。
うわーいい匂いがする」
【SE: ハイタッチの音】
(右・近)
「うまく行ったね。やった!」
【SE: 肉を焼く音、ジュージューという音】
(満足そうに、右・近)
「うわーすごいご馳走。
お父さんたちが串に刺してくれたんだ?
やる時はやる男だね!ふふふ。
もう大丈夫?
お母さんたちもありがとう。
うん、みんなで食べよう。
せーの!いただきまーす!」
【SE: 咀嚼音】
「んー!おいしい!お肉柔らかいね。
へえーいつもの秘伝のタレが本当美味しい。
最高だね?
ほらご飯も食べて。
ふふふ。そうだようちらが作ったんだから、
最高のご飯になってるでしょ?
うまく行ってよかったね!ありがとう!
いやー自分たちで作ったご飯とお肉、ほんと最高!」
【SE: 波の音、風の音】
(しみじみと、左・中)
「いやーお腹いっぱいだよ……。
ねえ、見て。夕暮れの湖、きれいだね……。
満腹で本当に幸せだー。
今日は最高の1日だったな。みんなでキャンプ来れて良かった!」
(左・近)
「え?なにまだ終わってない。
これからがメインイベント?
いやなにも聞いてないんだけど。
ちょっとなにニヤニヤしてるの?
え?お父さんもお母さんも知ってるの。
もーちょっと待ってほんとにわからないんだけど。
ちょっと教えてよ……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます