僕らのぶっとび過ぎな思春期。仲間たちとの輪は、艷やかでいつも眩しくて。
- ★★★ Excellent!!!
ーーああ、今夜も俺達は、親に内緒で。
泊「3体をオーバーレイ!
王πの胎動、ここに列をなす。男子脈動の力を見るがいい!
召喚、No.8102!!」
三人「「「スイートブール・エクツーズ・ドラゴン!!!」」」
ーーこうして闇の決闘に耽るのって、もう何度目だっけ?
青「幻神の長が、そう何度も負けていられるか・・・
うお、6つの圧力が襲いかかってくりゅううぅう゛!!」
ーーただ言えるのは。無邪気なあの頃には、もう戻れないって事。
紅「脳みそも手札も空にしてやるぜ! さあ、これで満足しやがれっ!」
歩夢「ぐうっ、生意気な神の炎。目潰しとはヒキョーなり。」
ーー俺は彼女たちの成長を意識して、距離を取って。
でも彼女らは逃がしてくれなくて。
泊「装備カード着用。これ、スリット入りだからそのまま戦えるんだよね。
さあ、しかと目に焼き付けるんだ、アオくん!」
ーー膨れ上がった好奇心のままに、お互いの事が気になりだして。
禁じられた聖域に入るまで、そう時間はかからなくて。
青「まだだ! P・疲労 倒セナイマンで素材をサーチ!
融合召喚! P・疲労 ゴールドストレージ!!
ラス・オブ・ホワイト、ルウオォクレンドゥア!!」
ーー尊厳なんて、とっくの昔に捨てた。
妄想と現実。アオハルとトコハル。
境界の上で、僕らは答えを探し続けている。
歩夢「ごっちゃ! いい戦いだったザウルス。
アオ、風呂場で反省会するのー。起きやがれー。
ぺちぺちぺち・・・」
ーーそれは若い僕らの、友情と愛情を巡る戦記。
見えない明日の行方は、切り札だけが知っている。